204匹目 潜入開始
眠い。死ぬほど眠いので予約投稿して寝落ちするぜ。後は・・・頼んだ・・・ガクッ。
・・・まぁ、まだ後書きを書くんですけどね。ガンバレテトメト。
「……なんか侵入だけで予想よりも疲れたんだが、一旦置いておいて……捕らわれのケモミミっ子はここに居そうか?」
鍵はあっさり開いたのになんで疲れてるんだろうね?不思議だね?これは急いでもふもふっ子を見つけて助けてお礼のもふもふで癒されねばなるまい!
はてさて捕らわれてるのは何獣人なのかな~?生贄だしヤギとか?もふもふ的にヒツジかもしれん!GMがメトだし、なんにせよもふもふである事は確定的に明らかだけどな!もふもふ!
「きゅい~」
「ホゥ。ホー」
「ん~。少なくとも付近に人の気配はしないわね……あのおばあちゃんが場所を間違えるとは思えないんだけど……」
だがしかし、もふもふっ子の居場所は未だ知れず……お菓子でも撒いたら出てこないかな?無理か。俺の手から離れた瞬間にクレアに全部食べられそう。むしろ俺の手ごと齧られそう。
にしても、うちの索敵担当に加えイヌミミをピコピコさせながらすんすんと鼻を鳴らしているクレアも察知できないとすると本当にこの風車にはもふもふっ子は居なさそうだな。まぁ、ウツロおばあちゃんもここが誘拐犯のアジトだって言っただけで、今現在ここに居るとは言ってないしな……せめて何か犯人の手がかりでもあればいいんだが……なんかボロボロのお人形と穴だらけの毛布しかない。
あれだな。元気が有り余ってるわんちゃんに新品のオモチャや毛布を与えて一時間放置した後みたいになってる。ようはビリビリのズタズタだな。一体誰がこんな酷い事を……ちらっ。ちらちらっ。
「きゅい?きゅい!」
「ボーパルちゃん何か見つけたの?」
クレアにちらちらと意味深な視線を送っていたんだが、まるっと無視されてボーパルの方へ行かれてしまった……
別になにか言うつもりだったわけでもないんだが、無視は寂しい……寂しいから自分から絡みに行こうっと。ねぇねぇ何見つけたの?クレアの黒歴史ノート?
「そんなものとっくに処分したわよ!」
「あ、作った事は否定しないんだな」
クレアの黒歴史ノートかぁ……なにが書いてあるんだろう?男の子なら厨二的なのって相場が決まってるけど、女の子の黒歴史ノートって内容がさっぱり想像つかないな……厨二病……恋がしたい……恋のポエムとか?うわっ!それは完全に黒歴史だわ!そんな物を他人に読まれたら俺なら耐えられる気がしない!精神崩壊不可避だわ!羞恥心で死ねる!
「そんな物作ってないわよ!仮に作ったとしてもこんなところに隠しておくわけないじゃない!!」
「大丈夫大丈夫。女の子は白馬の王子様やロマンティックな恋に恋するものだって知ってるし。クレアがそういうのを書いてても俺は受け入れぶふぁっ!」
あかん。クレアがポエムノートを書いてる所を想像したらちょっとツボった。待って待って。今再起動するから……ふぅ。OK。
「その説明で何を安心しろって言うのよ……そもそもそういうのって人に見せるものじゃないじゃない」
「いやいや、世の中には自分の趣味だったり性癖だったりを詰め込んだ小説をネットに載せて全世界に公開した上に本にして出版するような人もいるよ?」
しかも書籍化が嬉しくて知り合いみんなに言いふらしたらしいよ。バカだね。
「はぁ?なにそれ。そんな人が本当に居るなら完全に変態ね。絶対お近づきになりたくないわ」
「……そう言いながら俺からちょっとずつ距離を取るのはやめない?俺は変態じゃないからね!!」
「きゅいきゅい!」
俺が距離を詰めた分と同じだけススス……と摺り足で後退するクレアと低速鬼ごっこをしていると、放置される形になったボーパルがタシタシと足で床を叩いて抗議してる。
あぁ、ゴメンよボーパル。忘れてたわけじゃないんだよ~!
……ごめんなさいして頭なでなでしたのにボーパルのタシタシが一向に収まらない。おこなの?激おこぷんぷん丸なの?ほら謝って!クレアも一緒に謝って!!
「ちょっと待って。なにか変だわ……音の響き?この下に空間があるの?」
「きゅい!」
急に床に這いつくばったクレアがボーパルの近くの床に頭をくっ付けてそんなことを言っている。
ここを遊び場にしていたクレアも知らない隠し部屋か……気になるが、それよりも気になるのがクレアのしっぽだな。
こう……膝を立てた状態で土下座をするように床に頭をくっ付けている所為で、お尻がクイッと上がってもふもふイヌしっぽが丁度手を伸ばせば掴める位置に……しかも手がかりを見つけられて嬉しいからか、誘うようにふりふりとしっぽが揺れ動いてるんだよ!?否。これはもはや明確に誘っているな!据え膳喰わぬは男の恥!たとえクレアに噛み殺されるとしても、もふもふをこの手にするためならば我が生涯に一片の悔い無し!!
「あんた……何1人で百面相してるのよ。気持ち悪いわよ?遊んでる暇があるなら下に続く入り口を早く探しなさい」
「アッハイ……」
俺が決意を固めている間にあっさりと立ち上がったクレアに怪訝そうな目で見られてしまった……
くっ!機を逃したか……まぁいい。なにせこのクエストが完了した報酬にはクレアのもふもふ権が含まれているんだからな!ぐぇっへっへっへ。そうと決まれば早く下へ続く道を見つけるぜ!
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「まさかあたし達の隠れ家の下にこんな通路があったなんて……」
「まさしく秘密の抜け道って感じだな」
元々狭い風車小屋だ。隠し扉はあっさりと見つかった。
隠し扉は一見すれば普通の床にしか見えない場所だったんだが、床の一部を押すと僅かに凹み、そこに指を引っ掻けて床を引っぺがす様に開けるというなんとも力技が要求される扉だった。
……なんかベキベキとかバキバキとかメリメリとか聞こえた気もしたがこれが正規の開け方に違い無い。だからクレアは俺にジト目を向けるのをやめようね。ジト目キャラはフィアちゃんだけで十分だからね。ついでに隠れ怪力キャラもフィアちゃんだからね。俺は極普通のどこにでもいるサモナーさんだよ?
「はぁ。まぁあんたの事はどうでもいいわ。それよりも、町の大人達が頑なにあたし達がここで遊ぶのを禁止していた意味がやっと分かったわ。この通路があったからなのね。それならそうと言ってくれればよかったのに……」
「……言えばクレアは絶対に探索に行くだろ?」
今だって薄暗い石造りの通路の中で紅い瞳をキラッキラ輝かせてるもん。
暗闇で目が光るとかやっぱりネコかな?あれ?ワンコも光るんだっけ?
「もっちろんよ!こんな楽しそうなこと見逃せるわけ無いじゃない!ほら!早く行くわよ!!」
「あ、ちょっおい!」
「ホー!」
風車小屋から差す光以外碌な光源の無い地下通路の奥へとクレアが俺の手を引いて走っていく。
クレアも夜目系のスキルを持っているのか、その足取りに躊躇いは無いが、いくら安全エリア内だと言ってもトラップの1つも無いとは言い切れない。落とし穴なんかがあったら最悪だ。
「待て。落ち着けクレア。先頭はボーパルに任せる。ボーパルなら罠の発見率も高いし、何かあっても避けられる。それにもし分断されても俺がここに残ってれば再召喚もできるしな」
「わ、分かったわよ……急に走り出したりしてごめんなさい……」
あ、うん。分かってくれたならいいんだが……なんか急に素直になられると調子狂うな……
「あたしにもなにがなんだか分からないのよ。ただ……あたしの勘がここから先はあんたの言う事に従った方がいいって言ってるのよ」
「勘、ねぇ……」
確かにクレアは見るからに直感タイプと言うか刹那主義というか考え無しっぽい雰囲気だしなぁ……
まぁ、女の勘か野生の勘か知らんが、こっちの指示を聞いてくれるんならいっか。
「焦る必要は無いんだ。隠し通路や罠が無いか探しつつゆっくり行くぞ。ボーパル頼んだ」
「きゅい!」
ぱっと見た感じでは、地下通路は一本道で何処までも真っ直ぐに通路が伸びていってるな。
……なんでわざわざ通路を伸ばしてるんだろうな。無駄じゃね?直接部屋でいいじゃん。
通路を作るとしてもこんなに伸ばす必要性は一切無いし……まさかこのまま町と繋がってるとか?
……と思ってマップを確認したが、通路は町とは反対方向に伸びているみたいだな。
なんだ考えすぎか。町の反対方向には何にも無いしな。何にも……なん、にも……
「……マズイぞ。この通路は西に向かって真っ直ぐ伸びている……」
「……?西に向いてるからなんだって言うのよ?」
コテンと可愛らしく小首を傾げるクレアの相手をする余裕も無く、俺は早鐘を打ち始めた心臓を押さえつける様に胸に手をあて、脳裏に浮かんだ嫌な想像を確かな推論として組み立てていく。
「ここは東エリアの第五層の隅っこ。第四層との境界線付近だ。そこから真っ直ぐ西に通路が伸びていると言う事は、つまり……」
「つ、つまり……?」
クレアと出会ってから最も緊張している俺の声音に事態のヤバさが薄らと伝わったのか、話を聞くクレアも緊張気味に声を震わせている。
だが、本当にそれぐらいヤバイ状況なんだ。正直予想以上にピンチだぞ……!!
「つまり……この通路の向こうは第四層。安全エリアの外って事だっ!」
「……!?」
ウツロおばあちゃんによって保障されていた俺達ともふもふっ子の安全。それはこの瞬間儚くも砕け散った……
もふもふ!
誤字脱字ありましたら感想の方へお願いします。
VRMMOでサモナー始めましたの1巻が9月23日に発売予定!お楽しみに!
「つまり・・・この通路の向こうは第四層。安全エリアの外って事だっ!」
つまりサーチ&デスが出来るって事ですね分かります。
明かりの無い暗い廊下・・・隠形・・・ボーパル・・・暗殺・・・はっ!
そして世の中には自分の自分の趣味だったり性癖だったりをネットに載せて人に読ませる変態が居るらしいよ。怖いね~。そんな人とは関わり合いになりたくないね!
・・・おや、ボーパル。鏡なんか持ってどうしたの?おしゃれさんなのかな?ボーパルも女の子だもんね~。・・・うん。俺に向ける必要は一切ないよね?やめて!テトメトのライフはもう0よ!この小説なんてVRMMOやサモナーって単語の意味すら知らない人には荷が重いから!買わなくていいから!むしろ読まないで!ぎゃー!!
(再起動中です。しばらくおまちください・・・)
ふぅ。復活。
あとなんだっけ?ケモミミ幼女の登場は次回かな?クレアと夫婦漫才しなければ次回には出るはず。
キャラは固まってるしね。うん。今度こそ元ネタは分からないはずだ。たぶん。きっと。
それではこの小説がもしアニメ化されたときの略称でも考えながらテトメトは寝落ちするぜ。
有力候補は「ブイサモ」か「サモはじ」だな~。あえての「ウサギ様」や「もふもふ」でもいいかもしれんが・・・分かりくいしな。「はがない」よりは分かりやすいけど。
まぁ、この小説がアニメ化される事なんてまず無いけどな!むしろされたらマズイ。ロリきゅーぶや天使と3Pの作者様ほどじゃないがマズイ。まぁ、アニメ化される事なんて99.9%無いけどな!はっはっはー。
・・・神様聞いてる?これフリだからね?押すなよ押すなよだからね?空気読んでね?
それとなんでテトメトは眠いと言いながらこんなにグダグダ後書きを書いているのだろう・・・もう寝るよ!本当に寝るからね!おやすみバイバイ!




