200匹目 ノゾミのクラスチェンジ④
200話だぜー!いぇーい!特に何もない普通の話だから前書きでだけ騒ぐぜー!いぇーい!
今日のラフはフィアちゃんだぜー!いぇーい!ではまた後で!
「これを納品すれば……!よし!全クエストクリアー!」
「コーン!」
預けられた荷物を郵便箱に突っ込んでクエスト完了だ。
山の様に受注したうえに川の流れの様に次々増え続けたクエストもコレで全部完了だな。
「にゃー」
イナリの背中で満足感に満ち足りながらうんうんしてると、ノゾミにほっぺたに肉球パンチされてしまった。
うっかりうっかり。クエスト報酬の経験値でレベルアップもしてたの忘れてたぜ。
ユウ クロスサモナー
Lv43 → 44
体力 20
筋力 13
敏捷 35 → 36
器用 20
魔力 66 → 70
精神 50
スキル
杖Lv32 蹴りLv25 空歩Lv12 召喚魔法Lv31 火魔法Lv12 水魔法Lv42 付加魔法Lv22 鑑定Lv36 → 37 ダッシュLv25 回避Lv32 防御Lv7 耐寒Lv8 耐暑Lv5 毒耐性Lv1 幻惑耐性Lv42 夜目Lv22 錬金術Lv1 投擲Lv5
奥義
共鳴召喚Lv3
最大共鳴可能時間 3分
ステータス共鳴値 10%
最大共鳴スキル数 3
再使用待機時間 24時間
《スキルポイントを2点獲得しました。SP7 → 9》
ボーパル 月兎
Lv43 → 44
体力 20
筋力 72 → 75
敏捷 72 → 74
器用 15
魔力 20
精神 20
スキル
月光合成 槌術 ボーパル流格闘術 空間察知 ダッシュ 壁面走行 空中機動 月光走行 未来予測 回復魔法 幻惑耐性 混乱耐性 暗中模索 環境適応
ミズキ 影梟
Lv41 → 42
体力 12
筋力 11
敏捷 47 → 50
器用 12
魔力 84 → 85
精神 43 → 44
スキル
輸送機 索敵 夜目 光速飛行 風魔法 雷魔法 影魔法 麻痺の魔眼 高速詠唱 エコ魔法 回避 幻惑耐性 混乱耐性 教導 隠密 魔力隠蔽
アイギス 雷怒山羊
Lv41 → 42
体力 83 → 87
筋力 15
敏捷 30
器用 27
魔力 37 → 38
精神 22
スキル
危機察知 悪路走破 バーサーク ダッシュ 威圧 受け流し 金剛迅雷 注目奪取 全体防御 火属性耐性 毒耐性 幻惑耐性 混乱耐性 突耐性 爆雷
ノゾミ チャームソングキャット
Lv39 → 40
体力 10
筋力 16
敏捷 31
器用 70 → 72
魔力 33 → 35
精神 25
スキル
隠蔽 気配察知 夜目 登攀 歌唱 魔唱 魅了 回避 耐寒 幻惑耐性 混乱耐性 二枚舌 開錠
《召喚モンスター:ノゾミがクラスチェンジ条件を満たしました。クラスチェンジ先を選択してください》
《クラスチェンジ候補:リトルキャットウィング
聖歌にゃん
怪盗ねこずきん》
イナリ 妖狐
Lv32 → 33
体力 16
筋力 14
敏捷 40 → 44
器用 15
魔力 50
精神 17
スキル
爪術 火魔法 狐火 幻術 並列詠唱 幻惑無効 物理耐性 火属性耐性 混乱耐性 隠形 夜目 防御 回避 暗殺 騎獣
ウサギの本の効果で控えに居たアイギスのレベルも上がったな。そしてノゾミはクラスチェンジだ!
……な~んか心に引っかかる気がしないでもないクラスチェンジ先だがとりあえず詳しい解説をば。
《リトルキャットウィング
音楽をこよなく愛する小さな翼を持つ猫。
リトルキャットウィングが歌うと何処からともなくスリーピースバンドの様な伴奏が流れる。
主に地上で活動し、主な補助手段は歌唱、魔歌、自動伴奏等》
《聖歌にゃん
聖なるチカラを宿す聖歌を歌う事の出来る猫。
聖歌には味方の傷と状態異常を癒し、不死を殺すチカラを持つ。
主に地上で活動し、主な補助手段は歌唱、聖歌等》
《怪盗ねこずきん
盗賊の技能を芸術の域まで極めた猫。
常にピンクのリボンが付いたずきんを被っており、歌と共に現れて歌と共に去っていく。その正体は永遠の謎である。
主に地上で活動し、主な補助手段は歌唱、魔歌、開錠、罠解除等》
うん。ツッコミどころしかないね!ツッコミどころしかないけどツッコんだら危険な香りがするから無視するよ!
で、それぞれの特徴を纏めると、リトルキャットウィングが伴奏が付いて、聖歌にゃんが聖歌を覚えて、怪盗ねこずきんが盗賊技能に特化、と。
ん~どれもいいから悩む。設定や名前はともかく能力は優秀なんだよ。聖歌の不死殺しとかめっちゃ気になるし、伴奏ってたぶん歌に付けられる効果が二枚舌と合わせて3つになるんじゃないかな?盗賊技能も持ってる子がいないから特化キャラも欲しい所だが……よし。決めた。
《召喚モンスター:ノゾミが聖歌にゃんにクラスチェンジしました》
ノゾミ チャームソングキャット → 聖歌にゃん
Lv40
体力 10
筋力 16
敏捷 31
器用 72
魔力 35 → 45
精神 25 → 35
スキル
隠蔽 気配察知 夜目 登攀 歌唱 魔唱 → 聖歌(NEW) 魅了 回避 耐寒 幻惑耐性 混乱耐性 二枚舌 開錠
「にゃぁん?」
俺の頬にほっぺを擦りつけるようにして一緒にウィンドウを覗き込んでいたノゾミの体が一瞬ペカっと光ったかと思うとクラスチェンジが完了した。聖なるチカラとやらを宿したノゾミは心なしか毛並みがふんわりして高級なにゃんこみたいになってる。
というか魔唱は聖歌に上書きされるのか……魔唱ってのはMPを消費して歌の効果を上昇させるスキルだよな。聖歌には同じ能力があるのかどうか後で検証が必要だな……
「ちょっと!あんたいつまであたしを抱えてるつもりなのよ!噛み殺すわよっ!」
「……ん?あ、ごめん素で忘れてたわ」
クラスチェンジした自分の身体をキョロキョロ確かめているノゾミを見て癒されていると俺の腕の中から抗議の声が上がってきた。そういえばクレアが逃げ出さないように、かつクレアの好感度上昇効果を最大限活かすためにお姫様だっこで抱えたまんま夜の町をイナリに乗って駆けてたんだった。……なにこのカオスな宅配便。正気に戻った今になって異常性がよく分かるわ。せめておんぶにすればよかったかな?
……はっ!というか俺、クレアとこんなに密着してるのにクレアを全くもふっていない!?何という事だ!俺とした事が大きなもふもふを夢見るがために小さなもふもふを見逃すだなんて!ここはなんとか時間を稼いでチャンスを探らなければ!
「素で忘れてたって……どうやったら現在進行形で抱えているあたしを忘れられるのよ!噛み殺されてるの!?」
「噛み殺されてるの!?」
まさかの変化形だと!?というか仮に噛み殺されてるんだとしたら犯人は間違いなくクレアだよ?俺、今までクレアにしか噛み殺されそうになった事ないし。槍で突き殺された事ならあるけど。昨日。
「はぁ。というか……もう周り真っ暗じゃない。確かに1日暇だとは言ったけど、まさかこんなに長い間連れまわされるとは思わなかったわ……」
「いや、最初の予定じゃここまで遅くはならないはずだったんだけど……仕方ないじゃん。もふもふ幼女が迷子になってたんだから」
というか、クレアも迷子を助けるのには協力的だったじゃん。色々言って泣きじゃくるもふもふ幼女を宥めてくれたし。俺に抱えられたまんま。
「その案内中におばあちゃんが重たい荷物を運んでいたのを手伝ったり、空から植木鉢が落ちてきたリ、ひったくり犯を捕まえたり、空から煉瓦が落ちてきたリ、もふもふっ子と鬼ごっこしたり、空からベッドが落ちてきたリ、もふもふ幼女の家に着いたらお母さんが病気で薬を買いに行ったり、空からクレアが落ちてきたりしたんだがら、しょうがないじゃん?」
「……あたし達よく生きてたわね……って、あたしは落ちてきてないわよ!しかもその並びだとあたしがベッドよりも重いみたいじゃない!噛み殺すわよ!」
いやぁ~。もふもふ幼女と一緒に行動してたからそうイベント好感度が上がりそうなイベントを無視できずに全部達成したり落ちてきた諸々をボーパルが蹴り壊したりしてたら思ったより時間かかっちゃった。
そんな事が数回あった所為でもう完全に夜だよ。でもおかげで掲示板に無かったクエストもいっぱいクリアできたぜ。
報酬はちょっとしたお金と新鮮な野菜とかだったけど、物じゃないんだよ!!大事なのは心なんだ!好感度なんだよ!!
「ま、まぁ?大した報酬も貰えないのに、町の人達のために一生懸命働くあんたは……ちょ、ちょっとはかっこよかった……わよ?
……って!あ、あたし何言ってんだろ。あんたも女の子なのにかっこいいとか言われても困るわよね?忘れなさい!い、今のは一瞬の気の迷い!あんたと一緒に居すぎた所為でバカがうつっちゃったのよ!絶対!」
「クレア……」
俺……女の子じゃないんだけども……
まぁ。今更どうでもいいけどね。シルフなんか最近俺の事を本当に女の子だと思っている様な気がするし……まぁ、シルフはアホの子だし仕方ないか。
「コーン!」
「あっ、あたしの家……送ってくれてたのね」
くっ!クレアを抱え続ける時間稼ぎにイナリにクレアの家まで向かわせてたのに、クレアがぎゅっと体を縮こまらせたまんま身じろぎすらしないからラッキーもふもふも無くクレアの家まで着いてしまった!
ヤバイヤバイ。なにか、なにか時間稼ぎが出来そうな事は無いか!?えーと、えぇーと。
「?どうしたのよ。もう家まで着いたんだから降ろして欲しいんだけど?この格好……今思うと結構恥ずかしいのよ……うぅ。あたしこんな格好で町中連れまわされたのよね……?明日からどんな顔して町を歩けばいいのよ……」
今になって羞恥心が蘇ってきたのか、急に顔をポンッと赤くして恥ずかしそうに身を捩ってるクレア。
こういう所は素直にかわいいよな~。あ、そうだ。
「最後に記念撮影しないか?折角だしさ」
「記念撮影ぃ?」
クレアが小さな眉を顰めて「コイツ急に何言ってんの?バカなの?」みたいな顔をしてる。うん。俺急に何言ってんだろ。バカなのかな?
「あ~……『君の姿を撮るのが楽しいんだ。なぜなら君はとても可愛いのにそれに全く気がついていないから』?みたいな?」
「ぷっ。何よそれ。すっごい棒読みだし。やっぱりあんたって変な奴ね」
可笑しそうにクスクスと笑うクレアだが、今ばかりは否定できないので苦笑いを浮かべるしかない。苦笑いを浮かべながらじわじわと右手をクレアのしっぽへにじり寄らせるしかないのだ!
もうちょい。も~うちょい。届い……た!
「よっ、と。いいわ。今日の記念に1枚だけ一緒に写真を撮らせたげる。今回だけの特別なんだからね?感謝なさい!」
「えー……あー……ありがとう?」
もふもふが!この手に掴みかけた理想郷が!油断した一瞬でこの手をすり抜けていってしまった……
俺の腕の中から飛び出し、地に降り立ったクレアはテクテクと3歩歩いた後にクルっと回っていつかの様に人差し指を立てて感謝を要求してる。
あ、うん。写真ね。うん。撮ろう撮ろう。ボーパル達もおいで~。どうせならみんなで撮ろうね!ほら、みんなもっとくっ付いて~。ボーパル達ももふもふでいいね!もふもふ!
「ふふっ。こうやって友達と一緒に写真を撮ったのってあたし初めてかも……うん。今日は色々と大変だったけど中々楽しかったわ!この町で困った事があれば、あたしを訪ねなさい。暇だったら付き合ってあげる。それじゃ、おやすみなさい」
「うん。おやすみ」
「きゅい!」
わざわざしゃがみ込んでボーパルにバイバイと手を振るクレアを見送る。
ん~。今日はこれからどうしようか。ノゾミの新スキルの検証もしたいし、第四層に戻って夜の狩りでも……あれ?おかしいな。クエスト全部クリアしたはずなのに未クリアが1個残ってる?これは……
「クレア!ちょっと待って!」
「……ん?なに?まだ何か用事?」
クエストをさっと確認してからすぐに振り返りクレアの家の扉に叫ぶと、まだ玄関にいたのか、ちょこっと開けた扉からクレアの顔がちょこんと覗いた。セーフ。間に合った。
「クレア。1つお願いがあるんだ」
「何よ改まって。あんたらしくないわよ?言いたいことがあるならはっきり言いなさい。叶えるかは別だけど、聞くだけ聞いてあげる」
俺が結構ガチな雰囲気をしてるのに気づいたのか、クレアが顔だけじゃなく体ごと外に出てきてくれた。
いや、勿体ぶってる訳じゃないんだが……確かに必要な事ではあるんだけど、セリフを間違えたら大変な事になりそうな気しかしないんだよな……よし。間違えられない様に予防線をしっかり張れば大丈夫か!
「えーと、クレア。絶対何もしないから家入っていい?」
「は?」
その瞬間。世界が凍った……気がした。
あ、あっれ~?セリフ間違えたかな……?
もふもふ!
誤字脱字ありましたら感想の方へお願いします。
VRMMOでサモナー始めましたの1巻が9月23日に発売予定!お楽しみに!
ちょこっとテンプレートに追加~。気づけば来月発売予定だよ。月日が流れるのは早いね~。だって・・・お盆休みが後1日しかないもん・・・絶対時間の流れがおかしいよ!働きたくねぇよぅ・・・
で、本編の話。
ユウ君・・・そのセリフはアカンて・・・絶対何もしない人は絶対何もしないとか言わないんだよ?むしろ何もしないなら家に入る必要ないもん。
そして色々聞き覚えのあるノゾミの進化先ぇ・・・と言うかね。これ書いてて思った。あの天使な3Pの幼女って・・・どっかで聞いた事ある名前なんだよなぁ・・・具体的にはダンマスのロリコンと歌うにゃんこと異世界ハズレ勇者に同じような名前の人が居たような気がする・・・ぐ、偶然って怖いね!ねっ!
本編の話も終わった所でラフドーン!
フィアちゃんかわいい!ツンツンだ!一巻だからね~一番ツンツンしてた時期だよね~。やっぱり無表情ジト目っ子って最高やなって。エルみたいに奇抜じゃない普通におしゃれさんだし、片結びの髪もキュートでいいね!そして毎回言ってる気がするけど後ろ姿が可愛い。なんでこんなにかわいいんだろうね。絵師様の力ってすげー。




