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第四百五十九話 ゴルゾーラとの戦い その11

「うぉぉおおお!!」


 俺は構えるゴルゾーラに対して、一気に肉薄し、剣を振るう。


「甘い」


 しかし、ゴルゾーラは闇の力で作り出したと思われる剣でそれを防ぐ。


「ハル君!!」


 そこへシャーリーの水虎……淡く輝いたいつもと違う水虎が俺を援護するようにゴルゾーラへと向かう。


「むっ」


 ゴルゾーラは闇魔法で水虎を迎撃しようとするけど、水虎はそれを耐えながら、躱しながらゴルゾーラへと向かう。

 異変を感じたゴルゾーラは俺と水虎と距離を取るように後方へと飛ぶ。


「……アテンの力か」


 やっぱりそうか。

 あの淡い光は創造神アテンの力の一部を使っているんだろう。

 だから闇の力にも対抗できているんだ。


「っ!?」

「うぉぉおおお!!」


 ゴルゾーラが俺と水虎と距離を取って、油断しているところへクロードが襲いかかる。


「くっ……」


 ゴルゾーラとクロードの剣が交わり互角のせめぎ合いが生じる。


「甘く見るなゴルゾーラ。闇の力が強くなる事は俺にとっても都合の良い事だ!」


 確かに魔人化しているクロードにしたら闇の力が強まる事は自分の力が強まる事に繋がる。

 でも、魔人化した人間と邪神アポフィスの力を取り入れた古代人種が互角のせめぎ合いになるとは……クロードの執念の力か。


「っ!?」


 ゴルゾーラは咄嗟に闇の壁を作る。

 それは俺が放った岩砲弾(ストーン・バレット)を防ぐ為だ。


「邪魔するな!!」

「何言ってるんだ! おまえ一人の問題じゃないんだ!!」

「……チッ」


 クロードは舌打ちしながらも反論はしてこなかった。


「シャーリー行くぞ!」

「はい!」


 俺はそれと同時にシャーリーに声をかけ、ゴルゾーラへと向かった。

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