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第四百四十話 サラージ王国 その4

「あれは……」

「神竜ルチア!!」


 頭の中に声が鳴り響き、辺りを見渡すと上空に神竜ルチアがいた。


「神竜ルチア……?」

「あぁ、霊峰フォルクレストの山頂にいたんだ」


 そう言えば神竜ルチアの事はバタバタしててみんなに言ってなかったな。


『我ハ神竜ルチア。古カラ続ク戦イ二終止符ヲ打ツ為、手ヲ貸ソウ』


「古からの戦い?」

「あぁ」


 俺はみんなに過去から続く戦いについてみんなに説明した。


「そんな事が……」

「そうなんだ。なんだかみんなを巻き込む事になって申し訳ない」


 俺はみんなに頭をさげる。

 俺に合わせて具現化した精霊も頭を下げた。

 精霊が頭を下げるのはどうかと思ったけど、精霊にも負い目があるようだ。


「いや、ハルが謝る事じゃないだろう」

「ウィル……でも……」

「俺達の代で終止符を打つ。それで解決だろ?」

「ロイ……」

「そうっす! 俺達で止めるっす! ねぇ? クロード兄ちゃん?」

「……ふん」

「そうよ! ハル! かっこつけるんじゃないわよ!」

「そうよ! 私達がハル君に出会ったのも運命なのよ!」

「うん! 私も出来る限り頑張るから!」

「みんな……」


「まぁシャーリーは本当の意味で運命の出会いだけどね?」

「も、もう! アリィ!」


 みんな危険な戦いになるっていうのに……。


「ほらどうしたら? ハルが言わないと進まないだろ?」

「ロイ……あぁ。じゃぁ行こう! 失われた大陸へ!!」

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