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第四百十一話 対カルザル その15

「シャーリー!!」


 突如シャーリーへと向かったカルザルに俺は反応できないでいた。

 そして、俺がシャーリーの名前を呼ぶと、シャーリーはニコッとして手を前に出す。


「なんだと!?」


 シャーリーが手を出したかと思うと、シャーリーとカルザルの間に光の膜が形成され、カルザルを阻む。

 あのカルザルを阻むとは……これが創造神アテンの力……。


「もう終わりにしましょう」


 シャーリーがそう言うと、さらに手から光が放たれ、カルザルを包み込んだ。

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