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第四百三十話 対カルザル その14

 カルザルが叫ぶ声を聞いてシャーリーはカルザルの方を向く。

 そして、口を開いた。


「あなたのその剣に宿る負のオーラを浄化したのです」

「っ!?」


 あの漆黒のオーラを浄化!?

 あれほどヤバイ感じがするものを!?


「そ、そんな事出来る訳ない!」

「いえ、出来ます。だって私は今、創造神アテン様の力を得ているのですから」

「「っ!?」」


 創造神アテンの力!?

 なんでシャーリーが!?


「創造神アテンだと!? そんな馬鹿な事あってたまるか!!」


 カルザルは激昂すると、シャーリーに向かって地面を蹴った。

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