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第四百二十三話 対カルザル その7

「ダメーー!!」


 カルザルが剣を振り下ろそうとした瞬間、水虎がカルザルに襲いかかり、カルザルは後方へと跳び躱す。


「シャーリー……」


 カルザルに襲いかかった水虎……シャーリーが俺を助けてくれたのだ。


「はぁはぁ……ハル君、大丈夫?」

「あぁ、大丈夫だ。シャーリー記憶が……?」

「ううん、身体が勝手に動いて……」


 そっか、記憶が戻った訳じゃないのか。

 とはいえ、俺がシャーリーに助けられたのには変わらない。


「ありがとう、シャーリー」


 俺はそう言って立ち上がる。

 そして、カルザルの方を見ると、シャーリーの生み出した水虎を倒したところだった。


「邪魔を……」


 カルザルは一対一の勝負に水を差されたのが、嫌だったのかシャーリーを見据えながら呟く。

 それを見た俺はシャーリーとカルザルの間へと立つ。

 カルザルは強い。

 でも、諦める訳にはいかない。

 俺は剣を構え、体勢を整える。


「さぁカルザル、続きをしようか」

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