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第四百十四話 対魔人化ルイーズ その8

 ……なんだ? 攻撃が来ない……?


 俺は師匠の攻撃を喰らって死ぬ思って目を瞑ったけど、攻撃が来ない。

 何が起きた……?


 俺はゆっくりと目を開ける。


「っ!? 師匠!?」


 目を開けるとそこには、剣を俺の寸前で止め、その手を振るさせている師匠がいた。

 そして、無表情だった顔は何か葛藤するように歪んでいる。


「ロ……イ……」

「師匠!! 意識が戻ったんですか!?」


 信じられない……ハルからは魔人化したら絶対に意識が戻らないって聞いたのに……。


「ロイ……俺を……殺して……くれ……」

「っ!?」


 意識が戻ったかと思った師匠から出た言葉は『殺してくれ』という言葉だった。


「俺は……もう……ダメだ、俺は……こんな……事……望んじゃ……いない、でも……このまま……じゃ……グォォオオオ!!」


 意識を取り戻したかと思った師匠は頭を抱えながら、暴れる。

 これは意識を取り戻した訳じゃない……きっと師匠は戦ってるんだ……。


「はぁはぁ……ロイ、意識が……あるうちに……」


 そんな……どうすれば……。

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