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第四百十話 対魔人化ルイーズ その4

 俺は師匠の隙を突くには師匠が知らない技、魔法剣と魔力操作によるコンボしかないと思いタイミングを伺う。


 師匠には自我ないとはいえ、技術や能力は今まで以上だし、一度見られたら虚を突く事は出来ないだろう。


「くっ……」


 とはいえ、師匠相手にタイミングを伺うというのは容易ではない。

 俺が少しでも気を抜けば一気にやられてしまう。……いや、アリィのサポートなしでは互角の戦いすら難しい状況だ。


 そんな中、俺と師匠はミリ単位の攻防を続け、剣を交える。

 それでも、俺の方が押されていて、要所要所でアリィの援護が入る。

 そして、一進一退の攻防が続く。


 どこか……どこかで隙が出来ないか……?


 その時だった。

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