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第三百七十二話 目覚め

 「「うわっ!!」」


 俺が目を開けると目の間に顔があった。

 そして、その人物と一緒に驚きの声を上げる。


 「な、何なんですかビアンさん!!」


 そう、目を開けて目の前にいた人物はビアンさんだった。


 「い、いや! 精霊が使う魔法だろ! それで身体と精神が離れるって言うから身体の方に影響がないのか様子観察してただけさ!」


 ビアンさんは両手を顔の前で振りながら必死に言ってくる。

 ビアンさんは研究者だから気になるのは分かるけど、目を開けて目の前に顔があった時のこっちの心境は考えてくれているんだろうか? ……いや、考えていないだろうな。

 それにしてもルクスも俺達だけじゃなくてこっちにも言ってくれたらいいのに。

 でも……。


 「……本当に様子観察だけですか?」

 「……」


 俺の問いにビアンさんは微笑むだけだ。

 怪しい……怪しい過ぎる!


 「ウィル!!」


 俺はウィルの方を向くとウィルはさっと顔背けた。

 えっ!? なに!? なにこの反応!?


 「おいウィル! 俺がシャーリーの心の中に行っている間に何があった!?」


 突然の事でびっくりして大事な事が飛んでいたけどシャーリーは!?

 周りを見渡すとルルがシャーリーの看病をしてくれている。シャーリーの顔色はなんとなく良くなっているように見える。

 よし、先にこっちを片付ける!


 

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