表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
377/494

第三百五十三話 霊峰フォルクレストでの出来事 その18

 「ーーっ!?」


 シャーリーの心の中に入る!? それってどういう事だ!? ……言葉通りの意味だとしてもそんな方法あるのか?


 俺の持った疑問と同じような事を他のみんなも思ったのかは戸惑いを隠せない様子だ。

 ここに来てから衝撃の話ばっかり聞いているけど、今回の話も想像を超える話でみんな言葉を発することも出来ない。

 ビアンさんに限っては衝撃を受けているようだけども何とか思考を働かせようと首を左右に振ってぶつぶつと一人言をしながら考えをまとめようとしている。

 

 「ルクス、それってどうやるんだ? そんな事が可能なのか?」


 俺はエターナル・ログの知識を漁るもそんな魔法があるなんてのは、知識としてないし想像もできないでいた。


 「はい、私の精霊としての力を使えば可能です。ただこれはシャーリーさんの心に入る者にも危険はつきまといます。シャーリーさんの心の中で闇に飲み込まれてしまった場合、精神は肉体に戻る事なく死ぬ事になります」


 死ぬ……そんな危険なものなのか。でも、関係ない! 俺はシャーリーを助けるんだから!


 「ルクス! 俺が行く! だから頼む!」

 「……分かりました。ですが、ハル様一人では危険です。誰かーー」

 「私が行きます」


 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ