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第三百四十九話 霊峰フォルクレストでの出来事 その14

 「長きに渡る歴史の中で古代人種はその数が減り同じ種族間では子供が出来にくくなってしまいました。その時、人族の中に創造神アテン様の祝福を受け髪が金髪の女性……ララ様が生まれました」


 えっ!? 母さんが金髪だったのは創造神アテンの祝福を受けていたからなのか!?


 「ララ様は生まれてまもなく人族から特別な存在として古代人種の元へと連れて行かれ、当時の古代人種のリーダーであるファラン様のお父様に引き取られました。そして、古代人種の存続の為に自分の子供であるファラン様、ゴルゾーラ=アイディールどちかと婚約させるようとララ様は一緒に育てられました。それから月日は流れララ様はファラン様と自然に恋に落ち結婚されました。そして二人の間に生まれた子供……古代人種と人族の間に生まれた子供がハル様です」


 古代人種と人族の間に生まれた子供……俺が?


 「それからは先ほどお話した通りです。そして、ゴルゾーラ=アイディールは封印されたはずでしたが、封印される直前、精神を思念体として肉体から離して逃げました。ゴルゾーラ=アイディールが逃げた場所……それはファラン様とララ様がハル様を未来に送った時空空間、そしてゴルゾーラ=アイディールの思念体はハル様と同じくこの現代へと運ばれたのです」

 

 「ーーっ!?」


 そんな……まさか……。

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