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第三百四十七話 霊峰フォルクレストでの出来事 その12

 まさかそれって……俺がエターナル・ログの力を継承した時に夢に見た時の事か?

 幸せな日々が続いていた時に一人の兵士が、慌ただしく部屋に入ってきたかと思うと母さんは俺を連れて父さんの元へ行った。そして……。

 今考えるとあの時にゴルゾーラ=アイディールが攻めてきたんだろう。


 「ハル様が生まれてしばらくしてゴルゾーラ=アイディールは黒王竜と呼ばれる暗黒のドラゴンを引き連れ反乱を起こしました。当然ファラン様も精鋭を集め、討伐部隊を結成し討伐へ向かわせましたが討伐部隊は全滅。もちろん黒王竜が強かったのもありますが、それだけではありません。ゴルゾーラ=アイディールは地下に潜っている間に新たな力を得ていたのです」

 「新たな力……?」


 新たな力ってなんだ? 魔人化以上に力を得るなんてあるのか……?


 「……はい。ゴルゾーラ=アイディールは闇の精霊以上の力……創造神アテンと対の存在である邪神アポフィスの力を取り込んだのです」

 「「「ーーっ!?」」」


 邪神アポフィス!? そんな者の力を……。


 「邪神アポフィスだって!? まさか……そんな……じゃあ古くから伝わる伝承は本当だったの?」

 

 ビアンさんは何か知っているようだ。

 俺のエターナル・ログの知識では邪神アポフィスってのは存在自体は知識として知っているけど詳しい事は分からない。

 存在自体知っていると言っても伝え聞いたくらいの知識だ。

 でも、ビアンさんは邪神アポフィスについての話を知っているようだ。

 

 「ビアンさん、何か知っているんですか?」

 「……知ってるよ。私が精霊の研究をしている時に知ったんだ。邪神アポフィス……この世のすべてを無に返す存在」

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