表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
355/494

第三百三十一話 イシュテリアでの出来事 その3

 「光の精霊の……?」

 「えぇ、そうよ。私が思うにそれ程までに強力な効果のある闇の雫は闇の精霊の力を使ってある闇の精霊の力が何らかの形で加わっていると思う。それに対抗するには同じ上位精霊の光の精霊の力を得るしか方法がないと思うわ」


 光の精霊……あの霊峰フォルクレストか。


 「シャーリーちゃんは光の精霊の加護を少し得ているでしょ? そのおかげで闇の雫に対抗出来ているのかもしれないわ。……いや、それ程の効果のある闇の雫に対抗できるならそれだけじゃないかもしれないけど……まぁとにかく今はそれしか方法が思い浮かばないわ。それにルルちゃんって巫女でしょ?」

 「えっ!?」


 ビアンさんは突然ルルの方を見る。

 ルルはびっくりしてどうしていいか分からない様子だ。


 「ビアンいつから知っていたんだ?」


 びっくりするルルに代わってウィルが問いかける。


 「ダンジョンで神聖魔法使ってたからね。だってあの威力だもの。それに私は天才魔法使いであり一流研究者よ? 気づいて当然だわ!」


 そう言ってビアンさんは得意げに胸を張る。

 しかし、急に変わった空気対して俺たちはついていけないでやや微妙な空気が流れる。


 「そ、そう言う事で知っていたのよ! ただ訳ありかなって思ったから触れなかっただけで」

 「そうか。感謝する」

 「ありがとうございます」


 ウィルとルルは揃って頭を下げる。


 「そ、そんな頭を下げられる程じゃないわ! ……それでこれからどうするの?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ