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第三百二十九話 イシュテリアでの出来事 その1

 「まさかこんなすぐに訪ねて来てくれるとはね!」


 俺たちはビアンさんに熱烈な歓迎を受けた。

 研究所に入ってすぐ受付みたいな窓口で「ビアンさんに会いたいのですが」と伝えると「ビアンは忙しいので事前に面会の申請が必要です」と言われ「そこをなんとか!」とお願いし続けると渋々「名前と会いにきたとだけ」伝えますという流れになった。

 俺たちもこれ以上は難しいだろうし伝えてもらって俺たちか来た事だけ知ってもらえばいずれ連絡があるだろうしそれまで違った方面からシャーリーを救う方法を探そうとなった。

 それで、名前を伝えてこれから宿屋を借りてくるから後でそれも伝えて欲しいとお願いして研究所を去ろうとしたところ、さっきの受付の人が多い慌てて俺たちを引き止めに来た。

 どうやらビアンさんに怒られたようだ。

 ビアンさんが言うには、


 『私のダンジョン仲間になんて失礼な事を!』


 って怒ったと言ってすまなかったと言ってきた。

 いや、急に訪ねてきたのは俺たち出しそこまで怒らなくても……って思ったけど。

 あの窓口の人にはちょっと悪い事したかもしれないな。後で謝っておこう。

 そして、俺たちは今研究所の中のビアンさんの部屋へとやって来ている。を


 「……その様子を見る限り何かあったみたいだね。とりあえず話を聞こうか」


 ビアンさんは俺たちを一瞥して言葉を口にする。

 ビアンさんからしたら俺たちのメンバーが少ない事に違和感を覚えたのかもしれない。

 それとも俺の表情が真面目だからだろうか。


 「ビアンさん突然お邪魔してすいません。実はーー」


 俺は今まであった事を話始めた。

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