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第二百八十六話 アースハイト攻防戦 その8

 「ドラゴンの上に人?」

 「まさか? ドラゴンを操れるなんてあり得るの?」

 「いや、ドラゴンが考えて行動している事から指示を出している人間がいるとも考えられるだろう。それともドラゴンは知能が高いと伝えられているから考えた上で行動してるとも見る事が出来るが……いきなり人を襲う理由にはかけるな」

 「そうですね。ラース教においてもドラゴンが人を襲うという伝えはないですし」

 「確かに……ドラゴンが幻想級って言われるのは見た事もない幻のような存在だからじゃないっすか?」

 

 みんなが口々に言葉を交わす。

 あれこれ考えてもいまこの場で答えは出ないだろう。俺も何がどうなってるか分からない。

 でも、今までなくて急にこんな事が起きた。そして、今までになかった事と言ったら……。


 「やはりゴルゾーラ教が絡んでるのか?」

 「ゴルゾーラ教……」


 ロイの言葉にみんなの表情が険しくなる。

 ロイの言う通り考えられる可能性が高いのはゴルゾーラ教が絡んでいるという事だろう。

 ここに至るまでにも魔人化、魔獣化、ラース教皇国での異変……今までにない事をやってきている組織だから。


 「……やっぱりゴルゾーラ教が絡んでいるみたいだな」


 ドラゴンが近づいてくるとロイの言う通り、ドラゴンの上には黒いローブの人影が見えた。

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