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第二百四十六話 ダンジョン挑戦 パート2 その25

 「いったいどうやってその空間へ行くんだろうな」


 俺たちはあの後、右回りで通路の探索を始めた。

 その違和感のある空間に沿って行き止まりになっている通路をかたっぱしから調べているけど、なかなかその空間へ行く道が見つからない。


 「もしかして、ダンジョンの壁を壊していくとか?」

 「何言ってるんだハル。ダンジョンの壁は壊れないようになっているんだぞ? だいたい壁が壊せたらダンジョンの中での戦いで、今までに崩落してるだろうが」

 「じょ、ジョーダンだよロイ、ジョーダン!」

 「……本当か?」

 「本当本当!」


 知らなかった……。

 でも、確かにロイが言う通りダンジョンの壁が壊せるのなら今までに崩れててもおかしくないしな。

 じゃあいったいどうやっていく隔絶された空間に行くのだろうか?


 「あぁもう! さっきから行き止まりばっかり辛気臭い!」

 「ソニンちゃん落ち着いて! ……ね?」

 「べ、別に落ち着いてるわよ」

 「それにしても通路におかしなところもありませんね」

 「そうだな、特に怪しいところもない」

 「どっかに隠し通路とかでもあるのかしら?」

 「そうかもね。でもどこにあるんだろう?」

 「ふふふ、隠し通路とかといった隠蔽されたものはねーー」

 「まぁ仕方ない。次の通路へ行くか」

 「そうだな」

 「ちょ、ちょっと! 人の話聞きなさいよ!」


 ここで立ち止まってても仕方ないよな。なら、次々行くしかない。

 それにしてもここに来てビアンさんの立ち位置が変わってしまったな。

 ……まぁ仕方ないないか。


 「ちょっとーー!!」


 俺たちは次の通路へ向かった。

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