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第二百三十八話 ダンジョン挑戦 パート2 その17

 スケルトンリーダーの上半身が崩れ落ちると一瞬、スケルトン達の動きが止まったかのようにしてスケルトンリーダーの方を向いていた。

 そして、状況を把握したのかスケルトン達は先ほどまでの統制の取れた連携ではなく、個々に俺たちを狙ってくる。

 絶対的なリーダーを失ったからか、なまじ知識があるだけにこのままでは部が悪いと思い物量作戦で押し切ろうと思ったのかは分からない。

 でも、俺たちからすれば先ほどまでの統制の取れた動きの方が厄介だった。


 「岩の盾(ストーン・シールド)!」

 「ラート、分かってじゃん!」

 「へへ、ハル先輩に負けてられないっす!」

 「よし、ウィル! シャーリー! ソニン!」

 「了解」

 「うん!」

 「言われなくても分かってるわよ!」


 ラートがスケルトン達が正面からくる進路に岩の壁を作り、進路を塞いで迂回してきたところをウィルやシャーリーの水虎、ソニンの風の刃(ウインド・カッター)で撃退していく。

 さらに俺は岩の壁の後ろ側からスケルトン達の集団に入り蹂躙していく。

 ラートの奴、ここに来るまでは戦闘になったらどうかと思ったけど、適応できてるし状況判断も悪くない。


 「ビアンさん感謝します!」

 「へへ、天才魔法使いの力味わいなさい!」

 「さあ行くわよ!」

 「一気に行くぞ!」


 そして、前方では、ビアンさんが同じように岩の壁を作り、スケルトン達が迂回してきたところを立ち直ったルルの神聖魔法とアリィの水龍が撃退していく。

 そして、ロイが壁の向こう側でスケルトン達を殲滅している。

 統制の取れなくなったスケルトン達は物量作戦に出るものの、ラートとビアンさんの魔法によりその効果を十分発揮させる事なくその数を減らしていった。

 そして、しばらくの戦闘が続いた後、俺たちはついにスケルトン達を全滅させた。

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