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第二百三十七話 ダンジョン挑戦 パート2 その16

 俺の言ったことをスケルトンリーダーが理解したかどうかは分からないけど、スケルトンリーダーは俺を見据えている。

 もしかしたら自分の行動を真似されるとかやり返されるとか思っているのかもしれないけど、とりあえずは他のスケルトンは俺に向いては来ない。

 俺を始末しようとして逆に戦力を削られるくらいなら自分一人で引きつけている間に、他のスケルトンが他のメンバーを攻め立てる方が戦場が混乱しないと考えたのか、どちらにしても表情からは読み取れないけど、こちらの動きに対して感がて対応してくるやっかいな奴だ。


 「どうした? 来ないならこっちから行くぞ!」


 俺は先ほどスケルトン達に放った光の矢をスケルトンリーダーに放つ。


 「ぐぉおおお!!」


 スケルトンリーダーは俺の魔法を苛立ちながら、横に飛び避ける。

 しかし、スケルトンリーダー避けた後ろにはスケルトンがいてそいつらに命中する。

 数の多さが逆に仇になったと言えるだろう。


 「避けてばっかじゃおまえ達の負けだぞ!」


 スケルトンリーダーは俺に腹を立てているのだろう。先程までより目を赤黒く発光させながら俺に迫ってくる。

 しかし、その行動は怒りに支配されていて単調的なものだ。


 「戦場では感情を出したらダメなんだよ!」


 俺はスケルトンリーダーの単調になった上からの斬撃を当たる瞬間に身体を捻って交わして、スケルトンリーダーとすれ違い様に横太刀を浴びせる。


 「ぐっ、ぐぉぉ……」


 俺の剣を受けたスケルトンリーダーは呻き声を上げたかと思うと上半身が崩れ落ちた。


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