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第二百三十三話 ダンジョン挑戦 パート2 その12

 「うぉおおお!!!」

 

 俺はスケルトンの集団の中に突っ込みながら魔力を纏わせた剣で後方のスケルトン達を殲滅していく。

 向こうからの反撃もあるけど、シャーリーの水虎やソニンとラートの魔法の援護によって危なげなくスケルトンの数を減らしていく。

 前方では俺と同じようにロイがスケルトンの集団に突っ込み、それをアリィの水竜やビアンさんの魔法、そして立ち直ったルルの神聖魔法によりスケルトンを倒している。

 最初ルルが一緒に来ると言った時、戦闘になったら大丈夫かと思ったけど、やっぱり芯があるのかいざとなったら適応能力がある。


 「ほら、ハル油断しないの!」

 「ハル君!」


 俺がロイ達の方の様子を見た瞬間を狙ってスケルトン達が俺に矢を放ち俺に迫ってきたところをシャーリーの水虎とソニンの風の刃(ウインド・カッター)が迎撃していく。

 油断してた訳じゃないけど、一瞬の隙に仕掛けてくるあたりそこらの魔物と違って脅威だ。

 昔はロイと二人なす術もなく逃げたけど、それを今は苦戦らしい苦戦もなしに倒せるあたり俺たちも成長したんだろう。

 まぁおかげでウィルは出番がなくて少し物足りない表情をしているけどそれはそれでピンチになっていないって事だし、ウィルには我慢してもらおう。


 「サンキュー! シャーリー、ソニン!」


 俺は二人に感謝の言葉を述べながらスケルトン達の集団に突っ込み殲滅していく。

 このまま一気にスケルトン達を殲滅させて次の階に進んでオリハルコンを探さないな。


 「!? ソニン危ない!!」

 「えっ?」


 俺が次の階へ進んでオリハルコンを探すのを考えていた時、スケルトン達の集団の奥から今までのスケルトン達の瞳の赤色と違い、赤黒い瞳をしたスケルトンを見つけた。

 そして、見つけた瞬間に何か光る物をソニン目掛けて投げ放った。

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