表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
228/494

第二百十九話 ダンノームでの出来事 その14

 「あなたは……」


 俺たちの目の前に突如見た事のない人物が現れた。

 小人のように小さく、茶色髪に茶色い鬚のお爺さんとはいかないまでも年のいった男の姿をした人物が立っている。

 もしかして……?


 「地の精霊様!?」

 「あっ、ノーム!」


 アドルノさんとラートが同時に声を上げる。

 やはり地の精霊なのか。

 見た感じからして地の精霊っぽいし背がおおきければ鍛冶屋のおっちゃんって言っても通じる風貌だ。


 「こら! ラート! 地の精霊様に向かってなんという事を!!」

 「あっ、しまった!?」

 「ほぉっほぉっほぉっ! 良い良い! ラートは元気そうじゃな!」


 地の精霊は精霊って言う割にはなんかフレンドリーっぽいな。

 ラートはラートで誰に対してもあんな感じなのか。

 逆にアドルノさんは国王とかに対して強気でも精霊に対しては腰が低いな。

 まぁ当たり前か、精霊だもんな。

 俺だって精霊は知ってても見た事ないし。

 それに地の精霊はオリハルコンを加工出来るからアドルノさんからすれば師匠って感じなのかも。

 どちらかと言うとラートの方が普通じゃないな。


 「地の精霊様大丈夫ですか? 用がある時は聖地へと言っておられましたが……」

 「少しなら大丈夫じゃ。今はラートと契約しておるからの。それに懐かしい気配がしてな」


 そう言って地の精霊ノームは俺たちを一瞥して俺で目を止めた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ