39.Pday 13日目
又少々遅れて申し訳有りません!
AM08:30 福島県双葉郡浪江町請戸 大平山近辺 旭製薬福島工場
管理棟 CEO室
何時もの様に朝の日課を終わらせ、朝食も済ませてCEO室にて格セクションからの、定時報告に目を通しつつ書類も溜まらない内に決済していると、田中君が朝のミーティングを終わらせ、部屋に入って来た。
「田中君、明日の『秋祭り』の準備は順調かな?
特に報告は無い様なので心配はしていないが、食料や酒類の方は充分に行き渡るか、確認を取って於いてくれないかな。
酒類や飲料間系は予想量の1.5倍か2倍は、用意して置けばまず不足する事は無いだろうし、余れば皆の土産に成って後の晩酌が豪華になるからね」
「はい、其の辺は流石別名宴会部長の異名がある、庶務課の西崎課長が陣頭で指揮を取りながら、滞りなく準備を進めて居ますので大丈夫ですわ。
あの方は接待のプロを自認して居る方で、我社で地方間系の寝技が一番得意な人材ですので、丸投げして置けば仕事は予想以上の成果を上げますし」
「ああそうか、西崎君は九州から此方にパンデミック直前に、転勤して貰ったんだった、うっかり忘れて居たよ。
彼が居れば問題は無いし、ここの工場誘致を成功させたのも、彼の力量有っての事だからこの辺の対外折衝も、顔パスで通るから問題無いね」
「ええ、御蔭で地域問題も彼が来てくれたので、円滑に進みますから非常に助かりますわ」
「じゃあ『秋祭り』は西崎課長に一任すると言う事で、決済は私がするので思う存分やってくれと伝えておいて下さい。
例の倉庫の中の物資は使い切る積りで、遠慮無く計画を立てて構わないので、期待して居ると伝えておいて下さい」
「解りましたその様に伝えて置きます」
「あと鬼山君と田所君は偵察に行ったのかな?」
「ええ、この辺の地の利に詳しく無いので、地元の若い衆で狩猟が得意な薮沢君と言う、25才の青年と1週間を掛けて近場の山を、小型のバイクで散策して来るそうです。
武器はスコープ付きのM―21カービンと、M1991A1Aを装備して行きましたし、衛星携帯にGPS機能の付いた情報端末を持って、出かけましたので問題は無いでしょう。
服も[ライジングサン]の日本の秋用迷彩で、出かけましたのでゾンビや熊と遭遇しても、大丈夫でしょうね」
「まああの二人なら定時連絡さえ欠かさなければ、滅多な事でどうにか成るものでも無いし、端末や装備を持って行ったのなら、いざと成れば場所を特定するのも楽に出来るからね」
「時期的に猪か鹿でも獲って来てくれれば、良いのですがね。
前に頂いた猪の肉をカツにした物は、臭みも少なくて肉も美味しかったですから。
確か秋に獲れた猪を渓流で5日間、水中熟成させた肉だと猟師さんが、言ってたお肉でしたがあれの味は忘れられないです」
「それは秋の野生動物は団栗を冬前に大量に食べて、体脂肪を蓄えるのだが団栗には肉の臭みを消し、肉を柔らかく美味しくする成分が有る為だ。
イベリコ豚等もコルク樫の団栗を、秋に大量に食べる事で肉の臭みやエグ味が取れ、世界最高ランクの豚肉に成るそうだ。
それまでは餌は最低限しか与えないから、秋前はガリガリの状態だけれど、団栗を鱈腹食べて丸々肥えた所で絞めるんだ。
今年は山の団栗は豊作だそうだから、それを食べた野生動物は美味しいと、ヲン様の眷属が一昨日会った時言っていたよ」
「じゃあ後で定時連絡が取れた時に、二人に猪か鹿を狩って来るよう頼んで置きますね」
田中君は非常に楽しそうにそう言った。
前に此処で知り合った狩猟が趣味の、地元の有力者と知合い野生の猪や鹿を振舞われた時に、味をしめた様で又ジビエ料理を味わいたいらしい様だ。
この辺も小型のバイオマス発電所を建てた為、営林関係に予算を多めに取る様になり、間伐したり材木として伐採した杉山に、昔ながらの多種多様な木を植林して、山の地力を回復する事業を初めて既に、15年程経っているので山自体が豊かになった為、野生動物も豊富に成って来た。
この事業を始めたのはバブル期に生まれた、農村部の若者達が始めたのが始まりであった。
林業と漁業の若者が集まって山付き漁業を合作し、豊かな山は豊かな海を育てると言う事で、豊かな山は豊富に水を貯め自然のダムになり、その栄養溢れる水が田畑や引いては海も肥やすと言う事で始まったらしい。
当時自分の親世代が金儲けに踊らされ、不要な借財を村や町に負わせたのに嫌気が刺して、地に足を付けた仕事を始めたのが切欠けらしいのだが、その成果が今頃で出したのは、こちらとしては幸運だった。
其のせいかこの辺は以外と漁場は豊かであり、川にも魚が豊富に居てサクラマスも獲れる様なので、鮭の稚魚やサクラマス・イワナ・ヤマメを放流して居るようだ。
前世のこの辺りの山は、俺の記憶では日本の普通の杉山で、然程自然が豊かでは無かったので、この辺の歴史的な経緯は微妙に本の世界とは、異なっているのは興味深い所だ。
Pday 13日目
AM04:30 福島県双葉郡浪江町請戸 大平山近辺 旭製薬福島工場
管理棟前
俺の名は鬼山京太郎、仕事は民間軍事会社[ライジングサン]の、要人警護部 第一警護隊隊長である。
普段は昔からの相棒である、副隊長の田所慎也と一緒に、親会社である旭グループの代表、甘莉丈太郎氏の警護が担当である。
甘莉代表はまだ若いが、中々腹が座っておりイザとなると、下手な傭兵より冷静で戦闘の腕も、一級品である為偶に俺要るのか? と思う時も侭ある。
しかし戦闘の腕だけでは無く、数の力も弁えて居るので、警護を五月蝿がり抜け出す様な、行動もしないので助かる。
なまじ中途半端に心得があると、生兵法の虫が出て来て勝手な行動を取る、迂闊者がいるがそう言う所も無く、安心して警備が出来る護衛対象だ。
冷静沈着・非常時に優先順位が付けられる、現場指揮官としても優秀だが、大軍を指揮も出来る、優れた将官でもあるので若くして、幾つもの会社を起こし的確に経営して行く、センスも相当優れて居ると思う。
羨ましくも思うが、あの立場に立てと謂われても、其れこそ田所曰くでは無いが、1日で根を上げる程の激務を、熟さないと成らないので御免被るな。
あれを見ていると人間適材適所で、自分の実力以上の立場に憧れても、実際能力が追いつかないと、激務で精神と体力を磨り減らし、寝込むのが落ちなのでセレブだと言っても、実態を知るとあまり羨ましく無い。
俺達は今回護衛の任を一回解かれるので、予てから上信していた福島工場付近の、地の利を身に付ける為に周辺を一度、実際にある程度細かく移動して、土地勘を養う事にしたのだ。
今回の偵察の足に選んだのは、世界のHONDAが作り出した傑作バイク、カブの系譜であるハンターカブTC110である。
逆輸入車であるが取り回しが楽で、カブ系のエンジンは粘り強く、故障も少なく修理工場の無い山間部でも、安心して使える1台である。
事前に警備の方で15台程、周辺部のパトロール用に、購入して於いて貰ったバイクである。
警備部の方でも好き者が結講居て、人気の車種であり皆足替わりに利用して居る、機動力のあるバイクであり、足回りも強化して有りリアショックも、SP武富士(武川では無い)が入っている。
今回の周辺調査用に慣らしの終わった、調子の良いバイクを3台用意して、タイヤも新品に替えて、チューブもパンクのしづらい厚手の物に替え、リアキャリアには予備燃料タンクを付けて、Sラインで制作した防水振り分けバックを装備して、キャリアには78Lのハードケースを装備して貰った、整備済みの車体を3台用意して貰った。
又、車体にライフルサックを付けて、イザと成れば即座に取り出せる様にし、不足の事態に対処している。
武器はメインにM-14系統のスコープ付きM-21カービンと、M1991A1Aを装備して居り熊や猪が出ても、対処出来る様にして居る。
M-21で有れば弾は7.62mmを使用して居り、銃身も精度の良いマークスマン仕様で、プルーフされた信頼の置ける武器である。
マガジンは今のご時勢であり、地元警察もこちら側の陣営であるので、20発入りの軍用弾倉を使用して居る。
サブウェポンとしてはガバメント系の、M1991A1Aを用意して来たので、野生動物が相手でも力負けをしないで済む。
その他のウェアーは[ライジングサン]謹製の、秋冬用の迷彩バトルスーツと装備を、我々以外の案内の薮沢君の分も用意して居り、ゾンビ・暴徒対策も取って居る。
俺と田所は今薮沢青年が、装備に着替えて来るのを、バイクを弄りながら待って居る所だ。
「おい田所、薮沢君は装備の付け方は知って居るのか?」
「ああ、彼は自警団の一員でも有るので、[ライジングサン]のスーツの付け方や、基本装備の取り扱い方は問題無い。
後はサイドアームの取り扱いと装備の仕方を、教えれば問題は無いだろうな。
ライフルは使い慣れた、何時もの豊和M1500猟銃を使うそうなので、いざと成った場合打ち負け無い様に、彼用にUZIを用意して来たよ」
「サプレッサー付きかい?」
「ああ、その他素人なので、レーザーポインタ付きにした。
弾は30連を6個持たせたので問題は無いし、カブに予備を後5個積むから大丈夫だろうし、ライフルは7.62mmを使うので、共用出来るからな」
「じゃあ武器は大丈夫だな、後はゾンビや暴徒が出た時に、冷静に対処出来れば問題無しか」
「其の辺も定期的にゾンビの駆除へ、町外へ出かけて居るのでゾンビは問題無いそうだ。
後は暴徒の襲撃はまだ、対処した事が無い様なので、不安要素はそこだけだな」
「殺しに対しては童貞か・・・・。
そうなったらケアーは、して於かなければ成らないな・・・・」
「そうだ、しかし考えても仕様が無い、そうなった時に対処するしか無いしな」
「OK、まあ大丈夫だろ、日頃狩猟で獲物を仕留めて居るし、バラして居るから其の辺血や内蔵に強いだろうから」
「そうだな・・・お、来たぞ、おいトイレは済ませて来たか?」
「お待たせして済ません、田所さん! はい済ませて来ました。
始めまして鬼山さんですよね? 私は薮沢 創と申します、今回は宜しくお願いします」
「ああ、始めまして、知って居るだろうが俺は[ライジングサン]の、要人警護部第一警護隊隊長の鬼山 京太郎と言います。
今回の視察に同行してくれて有難う。
ご存知だと思うが今この工場に、旭グループの代表である甘莉氏が宿泊して居る。
旭グループは現在ワクチン開発のみならず、世界をリードする革命的な製品を次々と開発して居る、世界をリードする最先端開発会社なんだ。
その成果を狙い世界中の欲の皮が突っ張った連中が、その成果を狙ってやって来ているのが現状だし、東京から此処へ来る途中でも襲撃を受けた。
その様な盗賊から代表を、守らなければ成らないのが俺達の役目でな、その為にイザと成った時に地の利を、ある程度理解していないと、相手に出し抜かれるので、今回警備の責任者としてこの辺の、地の利を体で覚えて置かなければ成らないので、今回君に案内を頼む事にしたのだ」
「わ~、責任重大ですね。
私にしても旭グループにお世話に成っていますし、親類や友人連中も御蔭で他所に出て就職せんでも、地元で働けるのでとても感謝して居ます。
やっぱり俺ら何か田舎モンですから、都会に出るより地元で働けるのが、一番良いですから。
大恩ある旭グループの代表の安全を、守る仕事のお手伝いが出来るのは、願っても無い事ですので、祖父ちゃんやお袋にも頑張って来いと、送り出されて来ました」
「そうか、じゃあ君の知って居る地図にも載っていない、他所に抜ける道や廃道を色々案内して欲しい。
誘拐や情報を盗みに来る奴は、そう言う場所を狙って侵入して来たり、脱出路にして抜けて行くからね。
俺や田所は傭兵出だから、山岳地帯の踏破や野営のプロだが、地元の猟師はその土地独自の情報を持っているので、その知識は非常に役に立つから、是非俺達に現場を通じて教えて欲しい」
俺は薮沢青年に頭を下げて、教えを請うた。
「任せて下さい、俺も猟が好きで高校に入った頃から、地元の猟友会の会員の祖父ちゃんと、山谷を駆け回って居たので、大抵の抜け道は知っていますので任せて下さい」
「良し、じゃあそろそろ出発するか、田所バイクは大丈夫かい?」
「ああ、確り整備は済んでいる、予備のパーツや工具に野営道具も漏れは無い」
「じゃあ山に行ったら、薮沢君にはサブウェポンの、UZIの扱い方を教えるので楽しみにしていて貰おう」
「UZIってサブマシンガンのUZIですか? 実銃何ですか?」
「ああ、セミ・フル両用で使える本当の軍用武器だぞ!
場合に因ってはゾンビや、暴徒と戦う場合が有るから、人を撃つ可能性もある。
その場合に慌てない様に、心構えを作って於いてくれ。
一瞬の躊躇が全員の運命を決める場合があるので、銃を向けられた時や向けた時は、必ず殺す積りで相手に銃を向けるのが、生き残る秘訣だと肝に命じてくれ。
脅して済む様な生半可な気持ちで、銃は人に向けるなと言う事だ!」
「ハイ、ワカリマシタ!」
「今からそんなに気張って居たら、持たないぞ! その場に為ったらそうすると決めて置けば良い」
「はい、猟の獲物を撃つ時と同じ心構えで、鉄砲を向ける様にします。
即死させないで、半矢で逃すと大変な事に成りますから、猪や熊をぶちに行く時は銃を向けたら、必ず即死させる気持ちで向けますから。
昔初めて自分の銃を祖父ちゃんから、譲られた時に祖父ちゃんからそう言われました」
「良い祖父ちゃんだな、戦でもお互いに銃を取った時点で、殺しても殺されても恨みっこ無しなんだ。
殺す者は殺される覚悟で銃を取る事、中途半端な気持ちや脅しで銃を取る奴は、直ぐに死が待って居るのが戦場なんだ。
その覚悟で銃を扱ってくれれば、問題無いからな。
さて出発しようか、道案内を頼むよ」
俺達はバトルスーツに付属されて居る、多機能ヘルメットを被り、無線の調子を確認してから出発した。
Pday 13日目
AM07:30 福島県双葉郡富岡町小良ケ浜 大平牧場近郊
俺達は福島第一原発を南下し、太平洋を臨む小良ケ浜灯台の、近くにある大平牧場に来ていた。
此処を起点として、ほぼ真西に向けて山沿いの道を、故意の事故や崖崩れに原発の放射能漏れが起きたと噂を流し、道路封鎖を行い人が立ち入らない手を打っている。
この牧場主も協力者で、近場の道路を監視する協力をして貰い、こちらではゾンビや暴徒の侵入時に、自警団や装備の貸出をして居る。
我々は牧場に立ち寄り、近郊の情報を聞いた後、この辺の封鎖道路の他に、徒歩でなら侵入出来る道を、見回って居る所だ。
それらの道は、自動車では越えられないが、バイク等の小回りが効く乗り物以外は、徒歩でしか動きが取れない道であり、ゾンビの生態だと侵入しづらい地形に成って居る為に、徒歩で移動する勇気のある人間で無いと、移動出来ないルートに成って居るので、暴徒では余程土地勘が有って根性のある連中以外、侵入しづらい道に成って居る。
今までここを越えて侵入して来たのは、都心や大都市から地元に戻って来た、地元出身者やその縁故の人以外、まだ居ないとの事である。
やはり原発に事故が発生し、放射能漏れが起きて居るが、パンデミックの為に修理が出来ない、と言う発表をして居るので、この辺に近寄る者も滅多に居ないのが幸いして居り、牧場主は監視が楽だと笑って居た程だ。
津波の後に左翼系政党を、降板させる工作を行った時に、福島第一原発の津波被害を、大々的に報じて政権を、追い詰めたその報道と相まって、今回の放射能漏れ騒動だから、非常にリアリティの高い嘘の為、誰も疑わなかった様だ。
「やはり皆ゾンビは恐いが更に、目に見えない放射性物質の飛散の方が、より怖いのでここらへは徒歩で、立ち入る勇気は無いだろうな」
「そうだな薮沢君、所詮暴徒とは本質的に頭は悪い奴が多いし、物事の本質を突いてくる推理は出来ない、イジメ体質の根性なしが殆どだよ。
中にはサイコパスと言う、頭の切れる異常犯罪者も居るが、そう言う奴は、あまり群れる事は少ない、個人主義が多いからな」
「今の所東京で代表を襲った連中が、平時に襲撃する予定を立てた、最後の連中だったかも知れないな。
工場自体のセキュリティは厳しいし、地元民以外のよそ者が侵入しようとしても、今の状況だと直ぐによそ者とバレるし、行動を起こしたとしても直ぐに逃げられないので、捕まり易い状況では潜入工作員も、動けないだろうからな」
「しかしゾンビもこの辺じゃ見ませんね! 境界に近いからもっと大勢居るかと思ってました」
「東京じゃ人口が多いから、結講ウジャウジャ居るのを見たが、やはりこの辺だとケーブルTVのお陰か、ゾンビ化しても直ぐに処分する体制が出来て居る為に、数が増えづらいのかも知れないな。
しかし下手をすると家が大きいので、座敷牢を作って閉じ込める可能性も有るから、注意が必要だと思う」
「それは有ると思いますよ鬼山さん、例えば爺さんや婆さんが孫が感染して、ゾンビに成ったら止めを刺せずに、閉じ込めて知らん顔をして居る所も有ると思います。
小さい孫や可愛い我が子に止めを刺せない、身内は結講居るのではと思いますが、其れが原因でパンデミックが広がったら、遣る瀬無い事ですがね」
「それはもう近所の者が注意をするしか、他に手立ては無いな。
其れが原因で東京の避難所は、多くの場所で壊滅した所を見て来たからね。
この場合は心を鬼にして怪しい場所は、強制捜査するしか手立ては無いだろう、そうしないと明日は自分の愛する者が、ゾンビの餌食に成るからね」
「こうなったら多少の相互監視は、仕様が無い事かも知れないな。
身内の事は自身では処理出来ないから、最終的判断は理詰めで判断出来る、他人の手を借りるしか無いからね」
「そうですよね田所さん、もし俺に彼女とか子供や甥や姪が居たら、ゾンビに成って始末しろと言われても、おいそれとは出来ませんからね」
「まあ見つけても、他に被害が出てなければ処罰も、重い物は適用出来ないしね。
其れが原因でよそ様に被害が出なければ、厳重注意の上自身で始末させるとか、その他に労役を課すか位だろうね。
しかし他人に被害が出た場合は、極刑は免れないだろうし、その場合見せしめと言う意味合いでも、被害者の慰撫と言う意味でも、責任者は公開処刑で望めば被害者の家族が、刑の執行を執り行える条例を可決したからね」
「それは仕様が無いのでは無いですか? 左翼系の自称知識人が反対してましたが、大事なのは捕まえて閉じ込める反省刑では無くて、迷惑を掛けた被害者家族や住民への謝罪だし、償いが先に先に来るのが普通だと思います。
まして社会が非常自体なのに、悠長に反省刑で無駄飯を食わせる余裕も無いですし、人権ごっこは社会に余裕が有る時すれば良いのですよ。
それに反対する奴は、じゃあ自分の食い扶持を削って、犯罪者に恵んで餓死する勇気が有るのか聞いたら、社会全体でそれを支えれば可能だと、ほざいてましたが俺は犯罪者に、自分の喰いもんを割いてまで、生かす気は有りませんよ」
「まあ得てして理想論を言う連中は、何か詐欺を企むか狂信者のどちらかだから。
ああその他に、加減乗除の計算も出来ない、只可哀想と言うだけで反対する、想像力無しの愚か者であり、自分が良い人だと思われたい、虚栄心過多症の奴が居るね」
「ああ、学校時代居ましたよその手の奴、死刑に賛成するとまるで極右の、犯罪者を見る様な目で見てきましたからね。
此方が犯罪者の再犯率を出して、反論すると一人でも更生する人が居るなら、全員助けなければ行け無いそうです。
じゃあ100人の殺人犯の再犯率が、70%以上の場合30人の更生者が居るなら、70人の殺人者を更生したと何の保証も無く、社会に解き放つ行為は行政の怠慢では無いのかと聞いたらば、又捕まえれば良いそうです。
では何の瑕疵も無い真面目な一般住民が、何人犠牲に成ってもあんた責任を取らないのかと言うと、それは罪を犯す社会を作った皆なの責任だから、仕様が無いそうですよ。
でもその社会で罪を犯さない人は大勢居るし、法を守る人を優先して守るのが、まともな優先順位では無いかと言うと、可哀想な犯罪に関わらなければ成らない、境遇に落ちた人を助けるのが、人として当たり前だそうです」
「その手の理屈を言って、人を煙に巻くのが得意な奴が、詐欺師系の左翼主義者に多いのは確かだね。
でも遵法精神があり真面目に過ごして居る人を、まず優先するのが当たり前だと言う理屈が、解らないのがその手の奴らだ。
同じ境遇で育って100%皆、犯罪者に成るのなら彼らの理屈は、理が通って居ると言える。
だが同じ境遇で頑張って普通の社会に、受け入れられる人が居る限り、まず正当な努力をした人を優遇し、違法・脱法者には罪を課するのが、公平と言う物だ。
信賞必罰を誤つと、社会は乱れると昔からの経験則で、分かって居る事なのだけれどね」
「でも今はある意味良い社会に、成ったと言えますね。
怪しいことを可笑しいと言える社会に成ったのですから、真面に成ったのではありませんかね?」
「そうだね全くだ、屁理屈で真面目な生活をして居る人を殺した奴が、大手を振って世の中を満喫する社会が、理想世界だと言って居る地獄の使者は、大人しく退場して貰って、信賞必罰のハッキリした世の中に成って欲しいものだよ」
「まあ何時の世も理想社会は有り得ないのが、この物の世界だと思うけれどもね・・・・・・っと、おい南西方向3km位先に8人位の徒歩で、移動して居る集団が居るぞ!」
双眼鏡で周りを監視していた田所が、3km程離れた登山道を徒歩で、侵入して来る集団を発見した様だ。
「! ああ居るな、子供2人を含む男3名女3名の比較的、若い年代のグループの様だ。
家族か何かの集団の様だな、これから俺が単独で接触するので、田所と薮沢君は隠れて無線で監視して居てくれ。
武装して居る可能性もあるので、ライフルは用意して置いてくれ」
「何処で接触する? 地形からするとこの道の、鞍部を通る可能性が高いし、我々は此処で布陣すれば、監視し易いので此処で接触しないか?」
「うん、地形的にその場所が布陣に無理が無いな。
後、薮沢君は田所の指示に従って行動してくれよ、くれぐれも先走って行動しない様にな」
「ハイ、解りマシタ!」
「良し、まあ子供が居るのでそんなに危険は無いだろうが、油断だけはしない様に」
俺達は彼らが通るであろうコースに、先回りをして網を張ることにした。
Pday 13日目
AM07:50 福島県双葉郡大熊町熊舘 周辺
俺はトラック事故を装った、道路封鎖箇所から50m程下った、山道と舗装路が交わる地点のから少し登った場所の、岩影に隠れて徒歩の避難民だろう、人達を待ち伏せして居る。
彼らと接触した場合の身分として、町発行の自警団である身分証を、見せる予定で首から下げて居る。
他の二人は50m程下った場所で隠れて監視して居る。
武器であるライフルはスリングで、肩から吊るして居りピストルは腰の後ろの、ヒップホルスターに収めて有り、子供が居るのであまり威示的な、態度は取らない様にする事にした。
しかし相手が真のテロリストだと、子供を使っての潜入位平気で行い、利用し終わったなら即座に殺して、離脱する位は当然する可能性が有り、注意を怠れないのだ。
平和な日本に住んで居ると、戦場で生まれ生き抜いて来た、生粋のテロリストの残虐性は、想像が付かないレベルにあるし、真逆と思う事も平気でするのが、戦場生まれのテロリスト達だ。
あるテロ現場では殺した赤子の腹わたを刳り貫き、そこへプラスチック爆弾を仕掛け、爆破テロを平気で行った、15才の少女テロリストが居た。
そんな世界で生き抜いて居ると、此方の心も段々と乾いてしまい、人を安易に信じられなくなって行く。
代表の様に人の心をある程度読めると、少しは楽に成れるかと思った時も有ったが、話を聞くと返って余計に乾いてしまう様だ。
そんな感慨に耽って居ると人の気配がして来た。 どうやら予想通りの進路を採って、この道をやって来たようだ。
手鏡で大岩の影から観察すると、20代~30代前半の男女6名に、子供はよく見ると10才位の男の子と、12才位の女の子が2人の計8人の集団だ。
あまり近づくと色々と危険なので、15m位の位置で姿を表す事にした。
「あ~~、君達こんな所で何をして居るのかね? 私はこの辺の町の自警団の者だが?」
一番先頭を歩いていた30代始め位の男性が、皆を止めて警戒しながら此方を見て対応して来た。
「私達はいわき市がパンデミックで、住めない状態に成ってしまったので、避難して来た者達です。
皆同じ会社の同僚ですが、避難途中この先の町で暴徒を見つけて、逃げる途中で車を事故で失い、徒歩で山越えをして来ました。
この先の情報が知りたいのですが、どう成って居るかご存知ですか?」
「この先の海岸付近は東日本大震災の、津波で損傷を受けた福島第一原発が、パンデミックが原因で放射能漏れの、事故を起して居ますが10km以内に入るか、風速20m以上の風が吹く時、原発の風下の20km圏に、近付かなければ問題無いでしょう。
ゾンビ自体は我々自警団が警察と協力して、駆除していますからそんなに数は、侵入して居ないので自動車での移動なら、安全ですが徒歩は危険ですね」
「放射能漏れですか? 大丈夫なのでしょか?」
「あまりお子さんは近づくのはお勧めしないですね、この辺に居る分には問題無いですが、原発の北西方向か北北西に行く場合、ヨウ素剤を飲まない場合は子供の甲状腺癌のリスクが、高くなると医者が言ってましたから、相馬町や浪江町方面は危険です。
後は、服装は白を基調とした埃の付きづらい、ウィンドブレイカーや雨具で防ぎ、マスクで埃を吸わない様にしないと、体内に放射性物質が入り体内被爆を起して、癌や白血病の基になるので、注意してくれと言っていましたね。
私の着ている服はあまり埃が付かない、加工がしてあるので其の辺は大丈夫ですし、汚染地域に入る時は防塵マスクと、ゴーグルをするので安心ですが」
「そんな危険性があるのですか・・・・、 しかしこの辺では自動車を手に入れる事は難しいみたいですね、徒歩だと女・子供が居るので厳しそうですが」
「う~~ん、この辺は放射能被害以外のパンデミック関係は、自治体が確りと機能して居る所為で、以外と被害が少ないので無人の、自動車の入手は難しいですね。
そのせいでガソリンの入手も結講大変ですし、確か配給制になっているので他所の場所より、その辺りの物資は入手しづらい場所ですね」
「他の無政府状態の地域だと、意外と物資の調達は楽ですけれど、安全では無いですからね」
「いわき市の方はどの様なようすですか?」
「市内はゾンビで溢れて居る状態ですね、我々はHITACHI制作所の社員でしたが、最後の方は工場自体がゾンビに、呑まれた状態に成って避難しましたから」
「それは酷いですね・・・、暴徒や犯罪者の状況はどうですか?」
「市内も結講集団を組んだ、暴走族紛いの連中やヤクザ系の、暴徒が結講居ましたね。
我々が最後に会った暴徒達は、族崩れの暴徒で猟銃とボウガンで、武装した連中でした、な加山?」
彼の後ろで女性達をガードして居た、年格好の近い加山と言う男性に相槌を打った。
「ええ、6人位の集団で散弾銃2丁と、ボウガン2丁で武装して居ました」
「よく無事でしたね?」
「運が良かっただけですよ、丁度町中に入って食料を調達しようと、コンビニを目指して居た時に、相手から影に成って居る場所で先に見つけて、やり過ごしたので被害は無かったです。
しかし物陰から皆でそっと見ていると、通りかかった車を止めて女性を引き摺り出して、コンビニの中に連れ込んだまでは見ていましたが、怖くなってその場を去ったのでどう成ったかは解りません。
あまり慌てて逃げたので途中山の側溝に、車の車輪を落として壊れてしまったので、徒歩で山道を逃げてここまで辿り着いたのです」
「それは大変なものを見てしまいましたね、多分そいつ等は盗賊でしょう。
する事は大体想像がつくでしょうが、とても凶悪な連中ですので要注意です。
その様な奴らを相手にするから、我々自警団も銃器で武装しないと、治安が守れない状態ですので、警察や銃砲店から支援をうけて、銃で武装しているのです。
装備の方は近くに警備会社の[ライジングサン]があり、其処から供出で戦闘服や装備を借りて居ますがね」
俺は肩に掛けているM-21を叩きながら言った。
「そう言えば皆さんこれからどうされるのですか?
北側の山沿いですが、少し先に町の避難場所が有りますよ。
そこなら真面な人であれば、廃屋に成った住宅ですが働く気が有るなら、シェアハウス状態で、住居と仕事を割り当てて貰えます。
仕事の種類は重複する場合あまり選べませんが、特殊な技術や特技が有れば、それを生かした仕事を紹介して貰えます」
「特殊な技術と言っても私は、工作機械の設計者ですし他の二人は、旋盤の技術者に重機の設計部門の技術者ですから、あまり一般的な特技とは言えないですよ?
女性の方も一人は内の女房で、一般事務職出ですしもう一人は、パテシエを目指しながら工場の事務をして居る娘で、もう一人は工作機械のプログラム設計技術者の卵ですからね」
「ふ~ん、工業系の会社の技術者さん達でしたか、浪江町の方では今国の依頼で、対ゾンビ反抗作戦用の武器弾薬の、増産をして居ますので技術者を募集して居ます。
あの辺は放射性物質のホットスポットは無いので、安全ですからそちらに問い合わせれば、住居や仕事に困る事は無いと思いますよ?
宜しければそちらを紹介しますので、これから移動のバスを呼びますが、どうしますか?」
「私はお願いしたいですが、皆の意見を聞かなければ成らないので、少しお待ち下さい」
そう言うと皆と相談を始めたので、俺は無線で田所と通話をして、どの道使うバスを呼んで貰った。
少しして話も纏まり、俺に話かけて来た。
「あの出来れば住居と仕事の紹介、お願いしたいと思います。
これ以上足も無く女や子供連れで、外を出歩きたく無いですから是非、お願いします」
俺はこの人達は勘に引っかからないので、真面目で普通の人達であるから問題無しとして、町に受け入れる事にした。
代表程では無いが俺の勘も結講当たるので、こう言う場面では俺の決断は優先される方である。
「ああ、言い忘れましたが私は、浪江町の自警団に所属する、鬼山と申します。
誰かに聞かれたら俺の紹介だと言えば、便宜を計ってくれますので。
先程迎えのバスを呼びましたので、間も無く此処へ迎えに来ますから、安心してお待ち下さい」
「わざわざ有難う御座います、私はHITACHI工機に居ました佐藤 浩二と申します。
こちらは妻の加寿子と、長女の瑛子に長男の浩史です」
「私は加山 英治と申します、旋盤の技術者です」
「私は藤田 朋直と言います、建設重機の設計をしていました」
「私は藤田の妻で麻里と申します、工作機械のプログラム設計技術者です」
「私は遠藤 美恵子と申します、将来パテシエになりたくて勉強中です」
「改めまして私は鬼山 京太郎と申します、この先にある3町合同の自警団の隊長をしています。
先程迎えのバスを自治会に頼んだので、時期に迎えの路線バスが来ますので、避難民用の一時収容場所に案内しますので、バスが着いたら其処の責任者が迎えに来ますので、その者に聞いて行動して下さい。
バスが迎えに来るのは少し下りた、県道の合流場所ですので案内しますので、着いて来て下さい」
俺は皆を連れて少し降りた、他の二人が隠れて居る、空き地へ下りて行った。
二人を見て皆少し驚いた様だったが、俺がバスの事を聞くと安心したようだった。
「あの、そのお二人は?」
「彼らは同じく自警団の仲間で、田所君と薮沢君です。
我々は今あのバイクでパトロール中で、ゾンビや暴徒の侵入に備えています。
日夜警戒して居るので地域内の治安は、保たれて居ますのである程度ですが、安心して農作業や車での移動は、安全なので流通や仕事は通常程では無いですが、もしもの場合は町会の指示には従ってください」
「そうですか治安自体は安全に保たれて居るのなら、安心して生活出来るのですね。
其れだけでも子供や女房が居る、私等からすると非常に心強いですね」
「日本の国内が元に戻るまでですが、今の所物々交換での経済活動に、近い状態に成りますが、それも最悪3年を目処として居ます。
この地域は日本国政府の直轄地に近い状態なので、政府の政策や今後の日本軍の作戦等も、情報が入って来るのでこんな事が解るのですがね」
「政府の直轄地ですか? 何か重要な施設でも有るのかな?
では私達はかなり運が良かったのですね、車が事故で動かなく成った時は、何て運が悪いのかと嘆いたのですが、徒歩で入った先が治安の良い場所だったとは」
「まあ平時とは違いかなり統制的な状態で、規制が多いのですがそれは地域内の、治安を維持する為の処置なので、一年後にワクチンが開発されたと同時に、行われる日本奪還作戦後、5年位の間は我慢して貰わないと、正常な状態には戻れないでしょうね」
「いえ、皆で話して居たのですが最悪、無政府状態から新たな文明を、築かないと成らない状態まで、後退する覚悟を決めて居たので、それに比べれば多少の不便は乗り切れますよ。
それより海外はどうなって居るか、情報は入って居ますか?」
「かなり入って来ますよ、隣の半島と大国は日本と、ASEAN諸国の侵攻に失敗して、海軍は壊滅して仕舞いましたので、海洋侵略はもう出来ない所か、全ての港の船舶は撃沈されて、難民作戦も取れない為に、大人口が逆に災いして国自体が、文字通り崩壊するでしょう。
日本とASEAN諸国はその他の各国に、偽情報を発信したので欧米や、中東・アフリカの各国は我々が、国力を落としたと勘違いして居ますので、極東やASEANには余計な、チョッカイを架けないでしょうね。
国内のA国駐留軍も、パンデミックを理由に既に本国に帰還して、国内の治安維持に取り掛かって居ますが、暴徒に製薬会社の開発設備を、既に破壊されてしまい、ワクチン開発が滞って居ますので、暫くは他国所では無いのが現状です。
ヨーロッパも状況は変わらず、製薬会社はA国と同じ状況ですので、開発は軍の施設で行なって居る様ですが、研究者の安全確保を怠ってしまったのが、致命的で人材が少ない所為で、簡単に開発は出来ないでしょう」
「日本は大丈夫だったのですか?」
「我が国は早い段階でC国のパンデミック情報は、首相が掴んで居たのですが下手に話すと、特亜とそのシンパが政府攻撃の材料にして、安部政権を崩壊させる戦略を取るのが、分かって居たので表だって行動はしなかったのです。
だって解るでしょう? 2年前の時点でそんな発表をしたら、マスコミと極左勢力と特亜勢が力を合わせて、政権に戦いを仕掛けて来て、潰されてしまったでしょうから。
そんな訳で閣僚と信頼出来る財界人だけが、エボラや新型インフルエンザの、パンデミック発生時の戦略を立てて、その影でゾンビウィルスの対抗手段を、模索していたのですよ」
「ええ、其の辺は良く知っていますよ、内の女房は特亜曰くのネトウヨ主婦ですから。
内の奴に言わせればその呼び名は、名誉称号だそうですからね。
まあ彼女の友人が韓流に騙されて、あの半島に旅に出かけて、偉い犯罪に巻き込まれて、今も入院して居るので当たり前ですがね。
それがこの所日本人観光客が来ないと、大騒ぎして居る様ですが反日敵対国で、反日無罪を放言して居る国に、誰が安心して旅行に行くと思って居るのか、私には訳が解りませんよ」
「そんなに酷い目に会ったのですか?」
「子供の居る此処で話せない位酷い状態です、だがあの国の糞警察は日本人と言うだけで、悪いのは此方だと言って相手にもしないのです。
傍で見ていた私でさえ特亜の両国は、許せませんしあそこの国に、何が有っても傍観して居るでしょうね。
逆に内戦が勃発してあの国から、難民が出ても絶対受け入れ反対ですし、米一粒・弾丸一発・1円も支援するのは反対ですね。
それがこの所の自国の経済が破綻しそうなので、又用日戦略を取ろうとしていましたから、通貨スワップを日本に申し入れすれば、又助けてくれると思って居る馬鹿供ですから。
天皇陛下を日王と貶め、土下座発言までした大統領を罰せず、日本が円高で苦しんで居る時に、日本の経済苦境を見て大笑いして、日本の経済を更に悪化させる行動を取る存在ですから。
自分等が苦しんで居る時に世話に成った、通貨スワップを再度締結して貰えると、思って居る馬鹿を助ける必要は、何処にも無いでしょう?
幸い安部首相は真面な方なので、粛々と当たり前の事を当り前に、行動していたので非常に安心して、任せられましたからね」
「首相も今回のK国の行動には、我慢の限界に達したようで、在日の特亜組を全員強制送還しましたし、言う事を聞かないサヨちゃんは、罰として感染者センターの強制ボランティアにして、今頃大半の奴らがゾンビの仲間に成って、真面な日本人は溜飲が下がって居るでしょう」
我慢出来なく成った様で、奥さんも話に入って来た。
「本当です、あの行動を私は支持します、朝臼新聞の連中も同じく、強制ボランティアにしてくれて、御蔭で友人の敵も打てた思いですわ。
報道しない自由を行使したそうですが、国民の安全を守るのは政府も、マスコミも同じく責任があるのを、理解しない連中が国内に巣食っているのを、私はゆるせません。
非国民とかでは無く一人の母親として、子供に自国がしても居ない犯罪をしたと、捏造報道をしてその心を傷つけた時点で,テロリスト団体認定です。
その結果が海外に赴任して居る、駐在社員の子供が謂れの無い迫害を受ける危険を,予見出来ないはずは報道機関に勤めて居る者が、出来ないはずは無いですから、確信的な犯行でしょう?
そんなテロリストを野放しにして置く事は、私は一人の母親として我慢出来ません」
「正に正論だと思います、奴らは言葉遊びで自身の責任から、逃げようとしますが他人が同じ事をした場合、大騒ぎをして社会正義がどうの、人としての同義的責任が~とか、半島人と同じ様に騒ぎますね。
でも良く話を聞いて居ると、同じ論法で逃げを打つし、逃げ方も同じなのでひょっとすると、隠れ在日か同じ魂の卑しい者なのでしょうね。
私達普通の日本人は人を騙すのは、悪い事であり決してしては行け無い事と、子供の頃から教育されるし、決まりは必ず守ると言う順法精神も、普通に教育されますが、あいつ等は違う様ですね。
知合いが居ますが、平気で列を乱すしゴミは捨てる、騙すのは当り前で騙される方が悪いと言う、詐欺容認民族ですからおぞましい連中ですよ」
「あるネットであの特亜に対して、正に正論を述べている方が居ますが、新避韓論と言う言葉を言ってますが、正に至言ですわ!」
「ああ、知って居ます“某国の盾”さんですね、“相手にしない”“教えない”“盗ませない”“こっち見んな・来んな・居座んな”でしたっけ、正に彼らや彼らを擁護する連中を相手にする場合、有効な手段だと思いますね。
最も今回の選択ミスであの国々は、地図から消える予定ですからね、今更騒いでも遅いですし、A国や他国に居る海外K民族が帰ろうとしても、半島自体が日本の領土になる予定なので、半万年は彷徨って頂く予定ですから特亜には」
「それが本当に実現出来るのなら、アジアは安定するでしょうね」
俺達はバスを待つ間アジアの将来について、夢を語り合いながら話に花を咲かせていたのだった。
今回は鬼山氏を中心に書いてみました。
今しばらくはこの路線で行ってみようと思います。
甘莉代表は工場に入ると、散文的な仕事ばかりになるので、会議ばかりに成って面白く無いのに気づいたので、こうしましたがいかがでしょう?
これから大きな作戦が無い場合は、周りの者達を中心に構成して行く、事になりますので宜しく。




