読み飛ばし可~女神ちゃんのなぜなに異世界創造期~
読み飛ばし可
ヴィーナス「はぁ、また失敗か。」
ガイア「あんた、まだ剣と魔法の世界を作ろうとしているの?無理だって言ってるじゃない、既存の物理法則に魔法は組み込めないって何度言ったら分かるの?」
ヴィーナス「なんだ、ガイアか、あんた最近、地球の運営がうまくいってるからって調子乗ってない?」
ガイア「別に調子乗ってないわよ!そもそも、保存則から言って、魔法の入る余地がないのは明らかじゃない。」
ヴィーナス「うるさいなぁ、特異点で失敗した、ガイアに言われたくないわよ」
ガイア「し、失敗ちゃうわ、超ひも理論あるし。」
ヴィーナス「あんなもん適当に人間が理屈付けてるだけじゃない、なんの意味があるのよ?」
ガイア「地球の理論物理学者に謝ってほしい気分だけど…、まぁ、いいわ、どこがうまくいかないの?」
ヴィーナス「普通に世界に魔力があると言う設定を、現行の物理法則に追加するでしょ。」
ガイア「ふむふむ」
ヴィーナス「生物は魔力という存在に一切気づかずに、進化して、絶滅する。」
ガイア「つまり、どんな生物も魔力の存在を知覚出来ないという事ね。」
ヴィーナス「そういう事。」
ガイア「う~ん、単純に魔力がなければ生きられない生物を作ったらいいんじゃないの?」
ヴィーナス「と言うと?」
ガイア「例えば、世界を瘴気で満たしておいて、瘴気に対抗する手段として魔力を使うとか。」
ビィーナス「なるほど、作用・反作用って事ね。」
ガイア「微妙にってか、全然違うけど」
ヴィーナス「まぁ、やってみよう。法則をいじるのはこのボタンだったな…」
ガイア「どんな感じ?」
ヴィーナス「お、うまくいきそう、最初の魔力を持った生物が生まれたわ。」
ガイア「私のおかげね。少しは感謝しなさいよ。」
ヴィーナス「うむ、さすが、重力の反作用を入れ忘れた、地球の女神だけあるな。」
ガイア「わ、忘れてないわよ、あんた、しまいには木星ぶつけるわよ。」
ヴィーナス「あんな、フニャチン ガス惑星ぶつけられても痛くも、痒くもないわ。」
ガイア「フニャチン、って女神のセリフと思えないんだけど。」
ヴィーナス「とりあえず、様子見だな、剣と魔法の世界が出来るといいのだけれど。」




