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ネトラレブレイカー!~あらゆるルートでヒロインをNTRされる騎士に転生したので、ゲーム知識で全NTRルートを爆砕していたら英雄になった~  作者: あけちともあき
賢者モードの終焉編

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第99話 剥けるぞ、一皮!!

 晩餐は俺とマリーナは向かい合うことになり、何故か俺のところには精の突く料理ばかりが!!

 うな重、すっぽん鍋、マムシの血の入った酒!

 そしてニンニクとニラで炒めた豚肉とかだな。


「ご丁寧にニンニクの臭いを消すための牛乳まである……。こいつら、俺に決めさせる気だ……!!」


 レイク王国の本気に震え上がる俺である。

 なお、マリーナはもう終始濡れた瞳で俺を見つめており、今夜はどうあっても絶対に逃さない体勢だ。


 今まで淫紋に逆らって、必死に清楚をやって来た彼女が、ようやく我慢をしなくて良くなったのだ。

 そりゃあもう、大変なことになる。


『勇者もこれまで、賢者モードによって欲求を完全に抑えつけて来ましたからね。あれだけ美女いっぱいの誘惑まみれな旅をしながらピクリともしなかった反動が、今から楽しみですよ私はー』


 悪魔のようなことを言う女神がいるな!!

 なお、彼女は当たり前みたいな顔をして実体化しており、うな重をパクパク食べていた。


 この世界ではうなぎは潤沢に捕れるので、資源の問題はないぞ!

 おお……一口ごとにこの体に精がみなぎり、精ならぬ性の力が付いてくるのが分かる……!!


 こ、これはいかんぞお……!!

 しかもマリーナは熱い吐息とともに、俺に囁きかけてくるのだ。


「ジョナサン……? このうなぎは、あなたが帰還してくるって分かってから城一番の釣り師が掴まえてきたの。このにんにくは、いざという時のために国の菜園で育てられていた最高のにんにくで、豚肉はバランスの良い食事をして大切に育てた豚を使ったものよ。マムシは魔術師の秘蔵だし、すっぽんは城の中庭で大切に飼われていたもの……」


「何もかも、選りすぐりの食材じゃないか」


「ええ。それをレイク王国最高のシェフが、腕によりをかけて料理してくれたの。あなたと私の、最高の夜のために」


「俺とマリーナの、最高の夜のために!?」


「んふ。ふふふふふ……! 我慢してきて良かった……。本当に良かった……! 私、最高の形で報われることになるのだもの……!! ああ、すっぽん美味しいわあ……!」


『うなぎ美味しいですねえ!』


「セレスは別に事態に関係がないだろう」


『大ありですよ! 私は勇者と一体になっているのです。勇者の魂が大きな刺激を受けて成長するほどに、私もまた大きくなるのです! その時にはやはりエネルギーを使いますからね。こうやって美味しいもので補給できるようになったのはとてもいいことです。美味しい~!』


 小さい体にうな重がどんどん入っていくぞ。

 俺も、飯が冷える前にとガツガツ食べた。

 大いに食った。


 マムシの血入りの酒は癖があったが、そもそも料理が精のつくものばかりだったため、強い酒気はいい感じのアクセントになった。

 しかし、ジョナサンの肉体は酔わないな!!


 そして風呂!

 マリーナと俺で同じ時間に男女互いの風呂に行き、大いに洗ってもらう。

 風呂が違うのは、盛り上がってそこで致さぬためだ。


 まだだ……まだ、溜めの時間なのだよ!!


 なにっ!?

 俺の体を洗う用の女を用意した!?


 やめろやめろ!

 セレスがカッとなって賢者モードを解いたら、せっかくの初物がマリーナ前におじゃんではないか!

 俺は一人で洗うからな!!


 ということで、女たちを追い出したのだった。

 広い風呂に浸かり、


「ふぃーっ」


 とため息をつく。

 なんたることであろうか!

 ずっと賢者モードであったはずなのに、俺のお大事さんはご立派様と化したまま、鎮静する様子もない。


 食事をしながら、マリーナの発するこれまで最大の淫気みたいなものに晒され続けたためだ。

 ぶっちゃけもう限界である。

 俺はそそくさと上がると、女性兵士に案内させてマリーナの寝室へ向かった。


「マリーナ様、なんと羨ましい……」


 ええい俺をチラチラ見るんじゃない。

 俺はバスローブ姿で、彼女のベッドに腰掛けて待つ。

 でかいベッドだ。

 俺が大の字になってもまだ余裕があるではないか。


 まさかこれは、俺とマリーナがこうなることを見越して……!?

 あり得る!!

 異世界NTRパルメディア企画段階では、ジョナサンとマリーナは結ばれる予定だったのだろう。

 だが制作者の気が変わってそのルートが消えた。


 結果、でかいベッドとか、異常すぎるくらい相性のいいジョナサンとマリーナの肉体とかみたいな要素のみが残されたのだ。

 本来は繋がらぬ点と点を、俺はフラグを回収し、作り上げ、あるべきストーリーを取り戻したに違いない。

 幻のマリーナエンドルートが今である!!


「落ち着け、落ち着け俺よ! あっ、冷やした水にレモンと蜂蜜が入ったやつがあるじゃん! 気が利く~」


 ガブガブ飲むのだ。

 そうしていると、扉が開く音がした。


「ジョナサン……!」


 マリーナがバスローブ姿で立っている。

 腰に帯も巻いてないから、手を離したら全裸になるやつだぞあれ!!

 やばいぞ!

 ただでさえ、賢者モードの俺を貫通するマリーナの叡智さ。

 それが全開で放たれたらどうなってしまうのか!


『ベストのタイミングで賢者モードを解きますからね~』


「おいセレスちょっと待て落ちついて話し合おう」


「ジョナサン! あなたには色々なものを隠していたけど……! でも、今! 私は何もかもをあなたにさらけ出すわ! ジョナサン! 私の全部を受け止めて!!」


 バスローブがーっ!

 落ちるーっ!!


 うわーっ!!

 原作では手が届かなかった、最高の身体がそこにある!!

 淫紋は怪しく輝き……いやいや!

 マリーナの高まりに高まった淫気によって、淫紋がオーバーヒートモードになって消え始めているではないか!


『ウグワーッ!!』


 淫紋の断末魔だ!!

 そんなんあり!?

 なお、俺のお大事様もバスローブを断ち割ったので、俺も裸になってしまった!


『勇者よ、今こそ戦いの時!!』


 こ、このタイミングだと!?

 や、やめろセレス~!!

 なんて恐ろしい女神だーっ!!

 話せば分かる! 話せば分かる~!!


『問答無用! ちぇすとーっ!!』


 一瞬だけ実体化したセレスが、俺の丹田の辺りを思いっきりぶっ叩いた!

 その瞬間!

 パキーンと何かが砕け散る感覚!


 腹の底から湧き上がる情欲!!

 うわーっ!!

 一週間G行為を禁止した時のような欲求だ!


「マリーナ!! 加減はできんぞ!! 謝っておく! ごめんね!!」


「いいの!! 私ももう止まらないから! よろしくお願いします!!」


 ピョーンと飛び込んでくるマリーナ!

 受け止める俺!


 うおおおお!!

 一皮!

 剥ける~ッ!!!


 朝チュンまで止まることはないであろう!!




お読みいただきありがとうございます。


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