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ネトラレブレイカー!~あらゆるルートでヒロインをNTRされる騎士に転生したので、ゲーム知識で全NTRルートを爆砕していたら英雄になった~  作者: あけちともあき
不死王編

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第96話 不死王国会議!

 不死の王国に招待された形になったので、仲間たちと魔導ワゴンで出発したのだった。

 速い速い。

 荒れ地だろうが時速80kmくらいで走る。

 どうなってるんだ。


 馬より早くて魔力が続く限り走るらしいので、半日で目的地まで到着してしまう。


 俺たちの到着を待っていたデーモンウォリアーが、唖然としている。


「速くてびっくりしたじゃろ」


 ネイアに自慢されて、素直にこくこく頷くデーモンウォリアーなのだった。

 彼が立っていた場所に得物の槍を突き立てると、何もなかったところに扉が生まれた。


 瞬間転移ゲートというか、ポータルというか。

 そう言えば、グーテンの移動もポータルだった気がする。

 不死の王国は、物理的にこの世界とは繋がっていないのかも知れない。


「ひえええ、大丈夫!? 本当に大丈夫!?」


 カイ一人だけが怯えて、なかなかゲートをくぐらなかったのだった。

 なお、ジョンにぎゅっと手を握ってもらったら安心したようで、ようやく来た。

 ラブラブな二人めえ。


「ほうほう、きちんと階段使って降りていくの新鮮だなあ。前にグーテンに招かれた時はポータルでいきなり移動だったからね」


 えっ!? って顔で振り返るデーモンウォリアー。


「あ、言ってなかったっけ? 俺、グーテンダークと戦ったあと、認められて一度不死の王国の図書館まで連れてきてもらったんだけど、その時はポータルでもろに中まで移動したから」


 あー、デーモンウォリアーがパニックになっている!

 落ち着け、まあ落ち着け!


 背中を擦ってやったら落ち着いたようだった。


「ジョナサン、将軍の素質がありますわね。あなた絶対に魔人兵たちに慕われますわよ」


「ええ~っ!? 俺は日の当たるところで生きたいなあ」


「こやつ、様々な才能を見出されておるのじゃ。五将軍と殴り合えて、軍師もできて、さらに人外どもの上に立つ素質……」


『あまり平和な社会では役立たないタイプの天才ですよ! だから私は勇者を召喚したのです!』


「なるほどのう! セレス様の目は確かじゃ」


 うんうん頷くネイアなのだった。

 し、失敬な~!!

 いや、確かに平和な現実世界では、俺は冴えない暮らしをする冴えない男だが!

 乱世だとおちおちゲームもできなくなるから、例え俺の居所がなくても平和がいいではないか。


『心のなかで聖人みたいなこと考えてます!!』


「ほっとけよ!」


 途中、階段からエレベーターになった。

 かなり広めの部屋が、まるごと下の階層に移動していく感じ。


「ここはポータルじゃないんだなあ。魔力の省エネみたいな? あ、あれだろ。不死の王国の広大さを見せる意味で、あえて時間を掛けて連れて行く……。これが招き入れた客に対する基本の対応だろ?」


 デーモンウォリアーがまごまごしている。

 ホントのことを言うわけにはいかないもんなあ。

 ホスト側である不死王の顔を潰しちゃうし。


「まあまあ、答えなくていいよ。俺は何も言わなかったことにするから。悪かったな」


「あー、やはり才能があるのじゃ」


「カリスマを発揮しちゃうジョナサンさすがだよねえ……」


 ナルは俺の一挙手一投足を褒めちゃうモードに入ってない?

 盲目的に相手を肯定するのダメだからな?

 俺に依存してくるパターンだからな?


 ってことで、到着!

 何やらおどろおどろしい、幾何学模様で作られた謁見の間みたいなところだ。


 上位の魔人っぽい女性が三人やって来て、


「ここより先には、我らの主が認めた方のみが進むことを許されます」


 そんな事を言ってきた。

 その後、三人がヴェローナを見て首を傾げている。


「ヴェローナどうしてそこにいるの?」


「「こっち来なさいよ」」


「人間ドモト一緒……ナンデ?」


 俺はあえてこの女性たちと会話しないぞ。

 フラグを立てないためだ!


 赤い剣士みたいな女……全身に七本も剣を装備してて、腕も四本あるようなの。

 紫色の魔法使いみたいな女……顔が二つあって、喋る度に声が低音と高音でハモってる。

 黄色の昆虫みたいな女……顔面が明らかに擬態で、パカッと開いて口になるタイプ。


 これに、リビングドールでイメージカラーが黒のヴェローナが加わり、不死王の側近四人ということになるわけか。


「メイドみたいな感じなの? みんな制服着てるし」


「小間使いですわ。大変名誉な役職なのですわよ?」


 なお、ヴェローナの正体について驚いたのが、ナルとカイとジョンだ。


「ええーっ!? ヴェローナって人間じゃなかったの!? 不死の王国の人だったのーっ!? 全然気づかなかったー!!」


「そんな、本当にまるで人間みたいで、耳は尖ってるからお師匠様みたいだなーと思ってたけど……!」


「魔人なのに、ジョナサンとともにずっと行動してくれていたのかい……!? な、なんてことだ」


 ジョン、お前は俺の目を通して色々見ているはずだが!?

 いや、情報過多過ぎて覚えていられない可能性が高いな……。


「ああ。これでジョナサンとの毎日も終わりですわね。せいせいしますわ」


 とか言いながら、ちょっと寂しそうなヴェローナなのだった。

 何を言ってるんだ。

 後でグーテンに言ってまた借りるからな。

 その戦闘力、めちゃくちゃ頼りになるんだよ。


 先に進むことを許されたのは、俺とネイアの二人。

 ナルとカイとジョンは後ろで見学だ。


 なお、小間使い三人娘は俺の股の間からひょっこりとセレスが登場したのを見て、腰を抜かさんばかりに驚いていた。


「め、め、女神!?」


「「どうして侵入できたの!?」」


「コワイ! コワイ!」


『ふっふっふー。不死の王国とはインフェルドンを通じて和平を結びましたからね! 女神と言えど平和的に解決しますよー』


 胸を張るセレスなのだった。

 なお、またこいつ大きくなってるな!?

 小学校高学年くらいの外見になってるんだが!?



お読みいただきありがとうございます。


面白い、先が気になる、など感じられましたら、下の星を増やして応援などしていただけると大変励みになります。

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