表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ネトラレブレイカー!~あらゆるルートでヒロインをNTRされる騎士に転生したので、ゲーム知識で全NTRルートを爆砕していたら英雄になった~  作者: あけちともあき
不死王編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

88/226

第88話 見せつけろ! 聖人バトル!

「うおおおーっ! 神聖騎士、攻めろーっ!! 偽聖人を処刑せよーっ!!」


 大神官に命令されて、一瞬迷う神聖騎士。


「俺は聖人らしいぞ! なあ神官!」


「はい!! 例え大神官様が相手だろうと、神に誓って嘘はつけません! この方は聖人です!!」


 神官の兄ちゃん、根性が入っている。


「ということだ! 神聖騎士! 座して見ているがいい。俺がこの偽大神官の化けの皮を剥がしてやる! ツアーッ!!」


 俺が仕掛ける!!

 掴みかかったところを、大神官は「なんのーっ!」と巨大なメイスを抜いて迎撃してくる!

 馬鹿め!

 掴める武器を振るうとはな!

 なお、俺はすべての武器が掴めるぞ。


 ガシッとメイスを受け止めて、太い部分を握ってグリンと回した。


「ウグワーッ! ぶ、武器がすっぽ抜ける!!」


 太い部分を掴んでしまえば、テコの原理で武器を奪うことも容易いのだ!

 刃がついてないさすまたがそれだね。


 ってことで、メイスを奪った俺。


「ツアーッ!」


「神聖なメイスを膝に当ててポッキリ折った!? なんという怪力か!! ならこれでどうだ!! 炎の奇跡よーっ!! かーっ!!」


 大神官が口から炎を吐く!


「そんな奇跡があるかーっ!! ツアーッ!」


 これを水平チョップで真っ二つに切り裂き、さらに手首を返しての逆水平チョップ!


「ウグワーッ!!」


 よろける大神官なのだ。

 俺の逆水平をまともにくらってピンピンしている……。

 やはりこいつ、人間ではない!


 それに魔人殺しの称号がギラギラ光りだしたぞ。

 俺の攻撃があたった部位が、黒く輝いている。


「ぐはははは!! 正体を見せたな、偽大神官!! 聖人である俺の魔人殺しパワーによって、お前に烙印が刻み込まれた!」


「いーや! これは魔人がつけた傷跡だ! 皆のもの! この男は魔人だぞーっ!!」


「この戦い……泥沼じゃな! ジョナサンに勝機はあるのか……?」


「うーん、多分ジョナサン、力で押し切って勝っちゃうと思う。ほら! 組み付いた! 炎を浴びせられても無視して、どんどん技を掛けていくよ!」


「うわーっ!! カイ的には異常にタフな相手って最悪なんだけど……!! ジョナサンだけは相手にしたくない……!」


「あの技はなんですの? 相手を立たせたまま丸め込んで、脇を固めながら相手の頭に足をかける……」


「卍固めだーっ!!」


「ウグワーッ!!」


 俺のスタンディング関節技が大炸裂!

 大神官はぎりぎりと体を締め上げられ、苦痛に叫ぶ!

 というか、なんか関節技以外でもダメージを受けてない?


「おお、あれは……!! バルガイヤー様の象徴する、太陽の紋章!」「太陽の形をした技だ!」「こんな事ができるなんて、あの方はやはり聖人……!!」「大神官が偽物だったんだ!」


 一気に神聖騎士団がこっちに寝返ったぞ!

 どういうことだ?


「こ、こんな馬鹿なーッ!! 申し訳ございませんインフェルドン様ーっ!! ウグワーッ!!」


 卍固めを完璧に固められた大神官は、腕を二回叩いてタップすると、そのまま爆散してしまった。

 人間の死に方ではない。


「あっ、魔人だった!!」「いつの間に入れ替わってたんだ」「ということはやはり、このお方は本物の聖人……!!」


 ずらりと並んだ神聖騎士たちが、俺に向かって跪いた。


「ご無礼を……!!」「聖人様、我々はあなたを歓迎します」


「ありがとうありがとう。まだ魔人が潜んでるかも知れないから、怪しいやつを見つけたら俺に教えてね。ビンタするとだいたい分かるから……」


「ははーっ!」


「ジョナサンが凄い権力を手に入れてしまった」


 ジョンが衝撃を受けている。

 だが、話が早くなって何よりではないか。

 俺はこうして完璧に信頼を得て、王族の前に通されたのだった。


 ほうほう、これが国王で……。

 横にいるプラチナブロンドの美女が王女。

 なんでこういうのは王女が多いかと言うと、叡智ゲームだからだ。


 無論、神聖王国の王女であるローラには叡智シーンがあるぞ。

 彼女こそ、この作品随一のリョナ叡智シーンで無惨なことになる女性なのだ!


 まあ、サラマンデスはぶっ殺したのでもうそのリョナ叡智シーンは生まれることがない。

 そしてローラ姫に傅く若き青年騎士は、サラマンデスにローラ姫の仇討ちのために挑み、あえなく倒される役割を帯びている。

 サラマンデスは死んだからな。二人で幸せにな。


 俺がほっこりしているのを、ナルとカイとヴェローナが不思議そうに見ているのだった。


「そなたが聖人か。大神官に化けた魔人を倒したとの報告を受けている」


「はい、そうです。喧嘩をふっかけてきたので聖人の力を使ってちょっと叩いたら聖なる傷を与えられたので、魔人だと知って確殺しました」


「寸鉄も帯びぬ身でか!?」


「騎士は武器を持つ、持たぬは関係なく、その心意気ですから」


『全ての剣スキルをジョンに委譲しちゃったから、勇者は格闘しかないですもんねえ』


「戦い方はシンプルイズベストだゾ」


『あまりにも全てを捨てすぎじゃないですかねえ!』


 いいの!


「王よ。この国に魔人の軍勢が迫っていることはご存知だと思います」


「うむ。強大なる炎の魔人が、この国を狙っておる……。もしやそなた……!」


「ええ。その炎の魔人を、聖人たるこの魔人殺しジョナサンがぶち殺……退けてみせましょう!!」


 経験点狙いのギラギラが溢れ出してしまったな……!



お読みいただきありがとうございます。


面白い、先が気になる、など感じられましたら、下の星を増やして応援などしていただけると大変励みになります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ