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ネトラレブレイカー!~あらゆるルートでヒロインをNTRされる騎士に転生したので、ゲーム知識で全NTRルートを爆砕していたら英雄になった~  作者: あけちともあき
戦争編

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第72話 終戦! そしてジョンのパーティ入り!

「ということで俺に弟子が出来た。ジョンだ」


「よ、よろしくお願いします」


 ジョナサン(本物)改め、ジョンがヒロインたちにペコリと会釈した。

 このほとんどと面識があるだろう。

 そしてNTRされた悲しい記憶もあるだろう。


 例外はヴェローナくらいか?


「よろしくね、ジョン! ボクはナル!」


「改めて、私はチエリです。よろしくお願いしますジョンくん」


「ヴェローナですわ。未熟なようですけど、この男に鍛えられたら死なない限りは強くなりますわよ」


「ふーん、あんま精力が強そうじゃないなあ……。あっ! ジョナサン! 精力吸わせなさいよー!! 約束でしょー!!」


「そうだった! ではジョンの面倒を見てやってくれ。俺はそこでアルシェに精気を吸わせる」


「は!? あんたこんな真っ昼間に人前でやるつもり!? 好きものねー」


「アルシェが特にそう言う行為をしなくても、接触しただけで精気を吸えるのはずっと見てたぞ」


「うっ!! そ、それはそうだけど!!」


「俺が賢者モードなので、そういうことはしない! 接触から吸引するがいい」


「くうぅぅぅ」


 悔しそうなアルシェなのだった。

 このサキュバスが俺の肩もみをしながら精気を吸っているわけだが。


 俺は俺で、ジョンが女子たちと馴染むかなーとチェックしているのだった。

 あの男からは、BSSの強い気配がする!!

 BSSとは、僕が(B)先に(S)好きだったのに(S)である!


 つまり、自分から行動に移せなかった結果他の男に取られてしまい、惨めなことになってしまうシチュエーションを言う。

 この惨めさを楽しむコンテンツであり、賢者モードではない俺も嗜んでいる。


 だが、今の俺は賢者モードである!

 情けないBSS状態などさせんぞ!!


「あんたおかしいんじゃない!? 十人分くらい精気吸ったのになんでピンピンしてんのよ!」


「レベルが高くなっているからな……! 既に50レベルは超えたぞ!」


 アルシェがお腹いっぱいになったようなので立ち上がった。

 ちょっとスッキリした気がするぞ。


『ああ~! 勇者の賢者モードがより堅固になってしまいました! ええい、余計なことをしてくれるサキュバスですねえ』


「ええっ!? ほんと!? やべえ……もうすぐセレスの思うがままになるところだったぜ。アルシェ、ありがとうな」


「解せぬ……。なんでお礼を言われてるのか」


 お前は世界を救ったかも知れないからだぞ!

 俺がセレスの陰謀によって賢者モードを終わってしまった場合、女子たち全員と関係を持ち、結果としてNTRフラグが乱立。

 俺も止めきれず、ジョンは心を折られ、この世界は超越者の手に落ちるところだった。


 ……セレス、諸悪の根源なのでは?

 いや、純粋に実りの成就を本能的に追い求めているだけな気もする。


「よし、ジョン、稽古をつけてやる! 不死王編がスタートするためには、帝国が停戦の使者をよこす必要があるからな!」


「君が何を言っているのかは相変わらず分からないけど……手合わせを頼む……!」


 ってことで、軽く撫でてやったのだった。

 レベル1は弱いなー!!

 勝負にならないから、向こうにも経験点が入らない。


 俺のチョップを受けきれずにふっとばされ、ゴロゴロ転がり、「ううう」とか言っている。

 いかんいかん!!

 稽古をつける次元ではない!!


「ジョン! 素振り! 今日は一日素振り!! それで経験点ちょっと入るからな! 素振りしてろ!」


「わ、分かった……!」


「うひゃー、ジョナサン容赦ないなあ……。大丈夫なの、彼?」


「心配です……せっかく命が助かったのに」


「才能が無いと思いますわ。時間の無駄では?」


 待て、待つのだヒロインたちよ……!

 あんまり言うとジョンのハートにダメージが入るからな……!!

 まあ、まだジョンは1レベルだし、心が折れた状態からようやく立ち上がった感じだから非常に頼りないのは分かる。


 だが長い目で見ていただきたい。

 俺がゲーム上で操作していたジョナサンは、最弱からスタートしつつも全てを失っていきながら、しかし最強に至ってその剣の力で超越者を倒すのだ。


 頑張るんだぞ、本物ジョナサン!

 その間に俺もレベルアップしておくからな!


 ジョンが抜けて、スキルポイントが一気に戻ってきたからな……。

 これで格闘スキルを今上げられる上限までガーッと増やして……。

 運動スキルも上げとくか……。


 その日一日、スキルレベルを上げて効果を確認したりなどしていたら……。

 翌朝、使者が来たのだった。


 ちょうど、朝飯を食い終わってからジョンのレベルアップ状況をチェックしているところだった。

 2レベルじゃん!


 レベルアップゆっくりだなあ……。

 これは死地を何度もくぐり抜けてレベリングするしかないか。

 まだファルコンスラッシュを解放できてないし。


「ジョナサンが難しい顔してる! いつもは何も考えずに突っ走るのに!」


「ジョナサンさん、弟子を取ったからちょっと変わったのかも知れません。大人になった気がします」


 こいつがこの世界の真の主人公だからね!

 死なさないように育成するために慎重になってるんだよ!


 何せ、ジョンが強くなって他の女子たちを引き受けてくれないと、俺はおちおち元の世界に帰れやしないのだ。

 頼むぞ、ジョン……!!


「くっ、やっぱり僕はダメだ……。君のように強くなれない……!」


「二日目で心折れてるんじゃねえ!」


「ウグワーッ!」


 愛のチョップだ!

 というところに、飛び込んでくるガイヴァン駐在中の解放軍兵士。


「大変だ! 大変、大変だー!! 帝国が! 帝国がー!!」


「どうしたでありんすか?」


「いつの間にかシルヴァがすぐ近くにいた!!」


「いやでありんすよ旦那さん。あちきはずぅーっと一緒にいたでありんすよ? それで、帝国がどうしたと?」


「あ、はいシルヴァさん。それとジョナサン殿! 帝国が使者を遣わし……停戦の申し入れをしてきました!! あの帝国が、我々に!!」


 ざわつく屋内。


「本当!?」「やった! やったんだ!」「戦争が終わった!」「勝ったの!?」「帝国に……あの帝国に!?」


 うむ、勝った!

 帝国は実質上の降伏。

 戦争編は完結だ!


「これでようやく、不死王率いる五将軍とやりあえるな! 新章突入!」


『だんだん、超越者が近づいてくるのがわかりますねえ。世界を助けるための戦いは、ここからですよ!』


 セレス、打ち切りみたいな言い方するのをやめるんだ。



お読みいただきありがとうございます。


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最後の一行に笑(80年代打ち切りアニメ地獄世代)
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