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ネトラレブレイカー!~あらゆるルートでヒロインをNTRされる騎士に転生したので、ゲーム知識で全NTRルートを爆砕していたら英雄になった~  作者: あけちともあき
戦争編

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第58話 次なる場所への旅立ちの準備!

 プロマス解放の宴が行われた。

 帝国軍が運び込んでいた資材やら糧食もあり、なかなか豪華になったのではあるまいか。


「よし、これで安心してバイフンに情報を聞きに行ける……。おーい女子たち、一泊したらすぐに発つぞ!」


「ええーっ! ゆっくりしていこうよー!」


「ちょっと最近というか、ジョナサンさんはずーっと生き急いでいる気がします」


 RTA中だからな!

 まあ流石に休むかということで、俺は眠りについたのだった。


 なお、女子たちの部屋は俺のベッドで塞いでおいた。

 なんぴとも、俺を超えて入ることは許さんぞ!!


 例え俺が救ったプロマスの民と言えど、心の底から信用しない。

 なぜなら、油断からNTRは生まれるからである!


 おやすみなさい!!


 こうしてぐうぐうと寝たのだが、夢の中でまた神々と出会った。

 今度はマスク・ド・オクタマではない。

 剛拳の神と柔拳の神がいる。


『よう! ひよっこだと思っていたが、随分鍛えてるじゃねえか』


 剛拳の神はランニングシャツを着た、腹の出たおっさんだ。

 どう見ても普通のおっさんなのだが、なんというか寝転んだ尻から放つ発勁で大木をへし折るくらいのことをやる達人だ。


「剛拳の神! 練気を覚えたんだが、なんともこう、溜め時間が長すぎて」


『わはは! 練気はまあなあ! 初心者向けの分かりやすい威力増強のやり方だ。そりゃあゆっくり溜める仕様にはなってるわけだ』


「あれが初心者向け……!?」


『おうよ。練気を覚えたなら、こいつを覚えられる頃合いだな。見てろひよっこ。ほぉぉぉ! あいぃっ!!』


 裂帛の気合とともに、地面を踏みしめる剛拳の神。

 すると、比喩ではなく大地が揺れた。


「震脚!?」


『おうよ。練気はてめえの中の気を溜めて溜めて放つ。故に、てめえの力の上限までという限界がある。こいつは、地面にそれを肩代わりさせる。動作は一挙動! 練気と同じノリのまま地面を強く踏め! で、攻撃する!』


 突然出現する巨大な岩塊!

 これを、震脚しながらの崩拳で粉々に砕く剛拳の神。


『大地に気を練らせる。その力をいただいて、てめえは技を繰り出す! 慣れて来たら、それが海面だろうが空間だろうが、練気を肩代わりさせられるぜ』


「ありがてえ! じゃあ夢の間ずっと練習させてもらうぞ!」


 俺が震脚を学んでいる間に、なんか一緒に夢の世界にやって来たチエリ。

 柔拳の神に技を教えてもらっている。

 えっ?

 一瞬で間合いを詰めて懐に入り、前進する動きを拳の威力とした秒間五発の連続パンチ……?


 詠春拳のチェーンパンチじゃん!

 さらに全身の動きに膝を上げるステップが含まれており、これが同時に金的も誘発するらしい。

 うちのヒーラーが強くなる……。


『ひよっこ、いやジョナサン。お前ももうすぐ一端の八極拳士だな!』


「えっ!? 俺は騎士なのだが!?」


『えっ!? じゃあなんで俺達拳士の神と相性がいいんだよ。冗談言うなよ、わはははは!』


 まずい!

 騎士としてのアイデンティティがあぶなーい!!

 俺は危機感を抱きながらも、震脚をモノにした。


「うわーっ、止まっている的にどんどん攻撃が当たりますー!!」


 うわっ、チエリがチェーンパンチをマスターしている!!

 この一撃一撃全てにショックを乗せてぶん殴るらしい。

 秒間五発のショック付きチェーンパンチ。

 プレートアーマーの戦士でも成すすべなくボコボコにできるやつだ。


 こうして目覚めた俺とチエリは、なんかやたらとレベルアップしていたのだった。


『勇者よ、異常に強くなっているようですが?』


「昨夜の戦闘で稼いだ経験点が新たなスキルに回ったんだ。補助スキルの震脚は強いぞー」


 ついでに、ナルのスキル取得も手伝っておく。

 なに?

 夢の中におサルの神が出てきてお尻を触られた!?

 なんだそいつ!?


 で、俺の縮地みたいな動きを習ったらしい。


『あー、技巧神イサルデですねー。あのおサルはエッチなんですよ』


「そんな神がいたのか……ってか、神はみんないなくなったんじゃなかったの?」


『勇者が集めている女性陣は皆、強い実りのエネルギーを発しています。これに誘われてパルメディアの裏側からお邪魔したのでしょう』


 なんたること!

 だが、そのイサルデとやらは大昔に英雄に敗れ、力を失っているのだという。

 おサルに可能な範囲のセクハラまでしかできないようだ。


 いつか出会ったらぶちのめしてやるぞ!!


「ジョナサン、あなたはいつ旅立たれるのですか?」


 解放軍のリーダーが、朝食の席に訪ねてくる。

 食事は、戦時下ということもあり種類が少ない。

 結果的に、パンに肉を挟んだものに漬物など、大変ファンタジーっぽいものになっていた。


 豊かなときと物資が不足してるときで、差があり過ぎない?


「昼にでも旅立つ。多くの都市を解放せねばならないからな。プロマスの皆は傷を癒やし、体を休め、再び戦意を培ったなら俺の戦線に参加して欲しい! ともに帝国を打ち倒そう!!」


「おお……!! 帝国を打ち倒す……!! 誰もが恐れ、それを口にしなかった大いなる言葉を、あなたは口にされるのか……! やはりあなたは英雄だ!!」


 なんか感激してる!

 俺としては、バイフンから帝国の動きの情報をもらい、行く先々の占領地を解放しながら帝国に嫌がらせするぞーって心づもりだったのだが。


 まあ、好意的に解釈してくれるならそれでいい。

 タクティクスフェイズは、戦力が多いほど有利に進むからな!


 俺は今後の計画を考えつつ、ファンタジーっぽい朝食をもりもり食べるのだった。



お読みいただきありがとうございます。


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