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ネトラレブレイカー!~あらゆるルートでヒロインをNTRされる騎士に転生したので、ゲーム知識で全NTRルートを爆砕していたら英雄になった~  作者: あけちともあき
さらば、ときめき学園編

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第185話 水先おびき出し作戦!

「水先妖二郎に尻尾を出させようと思う」


「ほうほう、何を考えているのですかミノリー」


「それはな……。監視カメラの存在を暴き、やつに文句をつける大義名分を作る」


「おや、問答無用で襲いかかって爆砕する勇者らしからぬ策略ですねミノリー」


「奴は用務員だけあって忙しそうでな。あちこちを移動し続けているんだ。だが、ご自慢の監視カメラが片っ端から排除されるとなれば、ぼんやりしてはいられまい。今、監視カメラは謎の暗示や結界が掛かって見つからない。まずはこれを特定する。そのために、うちの女子たちには申し訳ないが囮になってもらうのだ」


「身内を餌にして間男を釣り上げる算段ですかミノリー?」


「結果的にはそうなる。というかここ最近は出先で着替えていたからな。今回は応援の練習なのだが、この校舎でやるから部室で着替える他ない」


 男子は廊下で、女子は応援団部室で!

 現実世界であれば男女の扱いの差に、ひと悶着ありそうである!

 だが!

 ここはNTRが存在する世界!!

 女子、しかも美少女が無防備に着替えていては、NTRのいい的になってしまうのだ!


「しかも今回は黄瀬と黒須が参加する」


「黄瀬さんはともかく、黒須ちゃんはどうしてですかミノリー?」


 なんで黒須はちゃん付けなんだ?

 親しくなるコトあった?


「なんか後学のために参加してみるんだそうだ。声を出さない日々だから腹筋が声帯が衰えている気がするらしく」


「ははーん、それは口実で狙いは勇者ですよこれはミノリー」


 な、なんだってー!?

 ということで。


 赤佐、青菅、黄瀬、黒須の四人が部室で着替えることになった。

 応援団は、女子も学ランみたいなのを着てもらうのだが……。

 元々がブレザーにスカートだからな。

 タイツも脱ぐ必要がある。


 ということで、部室内で女子はほぼ半裸になってしまうわけだ。

 

「流石にこの季節、廊下で着替えるのは寒すぎねえ?」


「だがなミザル。なんと部室棟にセントラルヒーティングが搭載された」


「な、なんだってー!!」


 野球部が大躍進したので、気を良くした校長が部室棟に暖房設備を追加したのである!

 いつの間にか壁の中に設置されたパイプを温水が伝い、屋内をじんわりと温めてくれる。

 廊下でも安心!


「あっ、また応援団が廊下で着替えら」


「男女混合の部活だから仕方ないよなあ……」


 他の部活の人々も納得してくれているではないか。

 さて、部室の中はどうなっているか……?


「真美奈、また胸が大きくなったんじゃない?」


「そ、そんなことないよう。高校生になったら、女子の体格はそんなに変わらないんだよ?」


「私といい勝負だよね……。真美奈が恋敵じゃなくて本当に良かったわ」


「だよねー。真美奈って最近は響くんと凄く仲良しだし」


「そ、それはー。あっくんが凄く頼れる感じになったっていうか……。ジムにも通って体を鍛えてて、たくましくなっていってるし……」


 ほうほう、響のやつ、俺が教えた関節技の基礎だけではなく、赤佐を守るために格闘技のジムに通って腕を磨いているわけか。

 隣で着替え終わった響、確かに背中が一回り大きくなった気がする。


「響くんデカくなってんじゃん!」


「鍛えてるのマジ!?」


「うん、夜に通えるジムがあって、ちょっとずつだけどね。社会人の人たちにスパーリング付き合ってもらってるんだ」


 NTRブレイカーズで一番の成長株はこの男かも知れない。

 さて、扉が開き、着替え終わった女子たちが出てくる。

 なんか黒須がもじもじしてるな。


「が、学ランちょっと恥ずかしい……」


「最初はそんなもんだ。よし、応援練習やるぞ!」


 ということで。

 応援練習が終わったあと、戻ってきてみんなで着替えるのである。


 こうして一日が終わる……。


「城之内くんは何か考えていたみたいだけど、今回はどんな作戦なんだい?」


 帰り道で響が聞いてくる。


「それはな。部室内に仕掛けられているであろう監視カメラを明らかにする作戦だ。いや、盗撮カメラと言ったほうがいいか」


「盗撮!? それって、真美奈が着替えている姿が撮影されてたってこと!? 大変だ!」


「ああ。だが設置した張本人は狡猾でな。一見するとどこにあるのかが分からない。そして、そいつの狙いもな。女子たちには悪いが、調べるために付き合ってもらうぞ」


「彼女たちの安全は確保されているのかい?」


「無論だ。俺かマスカレードが常に張っているからな」


 そもそも、応援団が囲っているのは学園でもトップクラスの美少女たちだ。

 この赤佐、青菅、黄瀬の三人が、ときめき学園のヒロインと言っていいだろう。

 黒須はなんかオマケだが。


 彼女たちを囮にして、水先の動きを見る……。


 結果はすぐに出た。

 数人の男子生徒が、スマホを覗き込んでうへへと言っているではないか。

 俺はツアーッ! とかれらの頭上を飛び越えながらスマホの画面を盗み見た。


 むっ!

 俯瞰の状態から、生着替え中の三人娘が!

 黒須は芸術的な角度で死角に収まり、映っていない。


「お前たち、こいつはどこで手に入れた?」


「ひえっ、城之内!?」「ち、違うんだ! これは俺達が盗撮したんじゃない!」「学園裏サイトでMってやつにDMすると売ってくれるんだ」


「なるほどな……。盗撮した映像を販売していたわけか。もしや、これは様々な部活のものがあるのではないか?」


「あるぜ。女子更衣室はもちろん、一番高いのはプールの更衣室だな」「あれは凄かったな……」「なんつうか、AVと違って臨場感がな……」「さらに謎の男が女子生徒と致している裏物まであるってウワサだ!」


 なるほど……。

 水先は用務員という立場を利用し、学園中を盗撮カメラだらけにしているのだ。

 学園全てが、奴の目と言っても過言ではないのかも知れない。


 なかなか厄介な相手だぞ……!

 だが、この角度からカメラの位置は特定した。

 まずは部室のカメラから破壊してくれよう。

お読みいただきありがとうございます。


面白い、先が気になる、など感じられましたら、下の星を増やして応援などしていただけると大変励みになります。

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黒須ちゃんのお着替えが!
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