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ネトラレブレイカー!~あらゆるルートでヒロインをNTRされる騎士に転生したので、ゲーム知識で全NTRルートを爆砕していたら英雄になった~  作者: あけちともあき
二人のネトラレブレイカー編

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第182話 文化祭一日目の終わりへ!

 夏と比べると、日が落ちる速度が早くなったものだ。

 夕刻がやって来て、文化祭は終わる。


 あちこちぶっ壊れたが、おおむね楽しい文化祭が執り行われたようだ。

 間男の大半が仕留められ、平和でもあったことだろう。


『これにて、キラキラ祭一日目は終了となります。皆さん、ありがとうございました』


 二日目もあった。

 まあ、ボブを撃破したし、二日目は平和なことだろう。

 残る最後の上位使徒である用務員が、のこのこ現れるとも思えない。


 俺は屋上から、一日目終了で拍手をする人々を眺めていた。


「おーい! ジョジョ、ようやく見つけたぜ!」


「あちこちで大暴れしてたみたいだな!」


「謎のマスクマンがアトラクションで、人間型風船をバンバン破裂させたって話題だぜ!」


 迎えに来たのは三猿だった。

 どうやら、一日目の終了祝い、中庭でBBQ大会が行われるらしい。

 合宿に続きまたBBQか!!

 この学園の伝統なのかも知れないなあ。


「使徒は倒すと爆散するから、証拠が残らなくていいな! さて、俺達も腹ごしらえに行くか!」


 うおーっと盛り上がる三猿。

 屋上に続く扉の向こうに、オカ研のノッポも待っていた。

 キカザルとごく自然に合流しているな……。


「キカザル、間男に気をつけろよ」


「おう。何かあったら俺が死ぬ気で守るぜ。あと、ジョジョに即連絡する」


「それがいい」


「お願いいたしまする。私、快楽落ちとやらは一瞬でやられる霊感があります」


 なんかノッポが拝んできた。

 やっぱオカ研女子は特殊だな……。


 途中で応援団に寄って、そこで待機していた響、赤佐、青菅を回収!

 もしかしてここで屋台の料理を集めて、パーティしてた?


「城之内くんが頑張ってる時にごめん!」


「いやいや、気にする必要は無いぞ。俺は趣味で間男狩りをやっているだけだからな。こちらも娯楽だ。むしろ、俺の娯楽にいつもみんなを付き合わせてしまってすまんな」


「あの命がけの戦いが娯楽なんですか……!?」


 驚く赤佐。


「あれ? 花京院先輩は?」


「今からできるパワーアップを実行すべく、権田原先生に基礎トレーニングのレクチャーを受けに行っているはずだ。後にメガネ先輩も合流するぞ」


「そうなの!? 花京院先輩がムキムキになっちゃうー!」


 男なんか筋肉つけてなんぼだろうが。

 結局、マスカレードを心配した青菅は様子を見に行くようだ。

 うーむ。

 恋多き乙女だ青菅。

 そのまま花京院とくっついてくれ。


 よし、これで女子は減り、安心な状況に……。


「じょ、城之内くん……」


「あっ、黒須! 学祭でずっと見かけなかったが何してたんだ」


「あの……展示でずっと……受付を……。みんなと交代交代で……」


 オカ研メンバーは黒須、メガネ先輩、ノッポ以外にもいる。

 基本は幽霊部員らしいが、学祭となると出現するのだそうだ。

 本物の幽霊なのではあるまいな?


 なお、聞いた話では、俺たちをビビらせたお化け屋敷の女性はオカ研メンバーらしい。

 道理で堂に入った怪異っぷりだった。


 ではこのメンバーでBBQに向かう……。


「やっほージョジョ! 一緒に行こう! あら、聖美もいるんじゃん!」


「ウワーッ黄瀬! しかも馴れ馴れしくいきなり腕を組んできた。ええい、乳を当てるな乳を」


「当ててんのよ」


「知ってるから言ってるんだよ。あっ、もう片腕に黒須が! いつそんな技を覚えたんだ……」


「えっと……。翔子にこうした方がいいよって言われて……」


「悪い教育がされている」


「私も……したいなって思ったから……」


 ここで飛び出るセレス!


「実りの気配がしますよミノリー!」


「まずい。豊穣の女神の本能が蘇ってきている! 黄瀬と黒須の本気度が高いわけか……。赤佐は収まったというのに」


「向こうは響くんの実力が上がったので、問題なくなったみたいですねミノリー」


 やはり男は暴の力……!

 暴の力を身につけてスタート地点……!!


 黄瀬と黒須に連行された俺がやって来ると、BBQしている運動部たちがワッと盛り上がった。

 すっかり合宿で顔が売れてしまったからな。


「英雄の登場だよー! 今日の人間風船、盛り上がったねー!」


 黄瀬が大声を出す。

 いやあ、声が通る通る。

 腹から声出てるな。


「も、盛り上がったねえ」


 黒須は蚊の鳴くような声だな。

 腹から声出せ。


 両腕を拘束された俺のために、運動部の連中が焼き肉をモリモリにして持ってきてくれる。

 野菜も頼むぞ野菜も!!


「城之内くんモテモテだねえー。いいねー」


 女子バレーの大北が、料理山盛りのお皿を差し出してくれた。

 これに箸を伸ばした黄瀬が、「はい、あーん」食べさせてくれようとする。


「腕を解放してくれれば自分で食うというのに。あーん。うむ、美味い」


「わ、私は右手を使ってしまっていて、食べさせてあげられません……」


 黒須はガーンみたいな顔しなくていいからな?


「セレスちゃん、こっちに焼いてないお野菜ありますよ」


「ミノリー」


 セレスは一番仲良しの赤佐のところに行ってしまった。

 毎度、赤佐の手から野菜を食べさせてもらってるもんなあ。


 おっと、男子運動部が大いに盛り上がっている。

 その中心には、今回もNTRを回避できた厚木先生の姿。

 いやあ、良かった良かった。


 厚木先生は、自分が危険な状況にいたことに気付かず、今回の学園祭が大成功していることを喜んでいるようだ。

 そのままの先生でいられるように、俺ももっと間男を狩るからな。


 

お読みいただきありがとうございます。


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隠の者黒須さんがんがえー
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