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ネトラレブレイカー!~あらゆるルートでヒロインをNTRされる騎士に転生したので、ゲーム知識で全NTRルートを爆砕していたら英雄になった~  作者: あけちともあき
夏合宿だよ、NTRブレイカーズ編

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第160話 なにっ、水着だと!?

 明日は四日目。

 合宿の中休みとなる日だ。


 ときめき学園の夏合宿は六泊七日。

 これが終わると、夏大会のある運動部はいよいよ練習の成果を出す時が来る。


 その直前に気持ちを休める意味で、中休みの日がある。

 今日ばかりは、合宿に参加している生徒たちも遊ぶことが許されるのである。


「キカザルは元気になったか?」


「ああ、どうにかな……」


「おいジョジョ聞いてくれよ」


 ミザルが肩をすくめている。


「なんだなんだ」


「こいつさ、オカ研の女子に看病されてたんだぜ」


「なにぃーっ!!」


 聞けば、ついさっきまでノッポの一年がいたらしい!

 この男、いつの間に仲良く……?

 あ、いや、キカザルがノッポの女子をおんぶして帰ったのだった。

 それがきっかけか。

 あとはプールでの戦いだな。


「青春しやがってー」


 ミザルとイワザルが、キカザルをいじっている。


「で、響がいないんだが?」


「あいつ、赤佐ちゃんに水着見せてもらうって大浴場行ってるぞ。羨ましいなあ……」


 小原くん!

 久々に見た気がするなあ。

 思った以上にラグビー部が忙しく、こちらに協力できていないのが申し訳ないと言っている。

 気にしなくていいぞ!


「しかしなんだって水着……。あ、そうか。明日はみんな海水浴場に行くのだな」


「そうだぜ! しかもさ、美夜子先生もいるんだ! めっちゃ泳ぐ気らしいぞ! くう~!! 美夜子先生のエロボディを拝めるぜーっ!!」


 小原くんが叡智な妄想をしている。

 いかん、いかんぞ。

 厚木先生は人妻なのだ。

 しかも天然で隙の多い人妻だ。


 俺が守護せねばならん。

 明日のヒロインは厚木先生かも知れないな……。


「ちょっとジョジョー!!」


「なんだなんだ」


「キャーッ、女子が入ってきたわよーっ!」


 三猿は変な反応をするのではない。

 やってきたのは青菅だ。


「んもー、男子は変な声出すな! 明日さ、海でしょ! あたしの水着見せてあげる!」


「なにぃ! 青菅も行くのか!?」


「真美奈も行くし、黄瀬さんや黒須さんも行くみたいだよ?」


「な、なんだってー!!」


「実りの気配がしますよミノリー」


 セレスが姿を現して、鼻をふんふんさせた。

 いかーん!!

 多くの女子たちが海水浴場に集まるということは、そこでNTRが行われる可能性が跳ね上がる!


 俺にとっては休息の日ではなくなるようである。

 そうなれば、青菅の水着を見ておく理由ができるというものだ。


「青菅がNTRされないように守らねばならないな」


「ジョジョが守ってくれるの!? やーん! うれしー! こっち来てよこっち!」


「腕を引っ張るんじゃない!」


 無理やり連れてこられたのは大浴場である!

 何故に……!?

 いや、響と赤佐がいたはずだ。


「応援団長!」「城之内くん来たー!」「この三日間ですっかり人気になったよね!」


 むっ!!

 バレー部女子たちもいる!

 どういうことだ!?

 俺はハメられたのか!?


「みんなー! せーのっ!」


 身につけていたシャツを、一斉に脱ぎ捨てるバレー部女子!

 な、なにぃーっ!

 その下には、色とりどりの水着が!


 なーんだ。


「鍛えられた肉体には、スポーティーな水着がよく似合っているな」


 俺が冷静に告げたので、彼女たちが「クールなんだけど!」「そこがいいかも!」と盛り上がった。

 なんだなんだ!?


「勇者は常に朴念仁ですからねミノリー」


「そしてあたしは、これ! じゃーん!」


 いつの間にか衣服を脱いでいた青菅は、ブルーのビキニ姿になっていた。

 むむっ、健康的美!!

 彼女の全裸は間男との戦いの時に見たことがあるが、あの頃からさらに鍛えたな。


「似合っているのではないか……」


「ありがとうー!! ジョジョはどうするの? 水着!」


「持ってきていない」


「えーっ!!」


 他の女子たちも、えーっと残念がった。

 なんだなんだ!?


「ジョジョってさ、合宿に来てから大活躍してるじゃん? それにマスクを被って放送部の配信にも出たし、誰だか分かってる女子たちからは、すっごい人気になってるんだよ! ライバルが増える~!!」


「な、なんだってー!!」


 とんでもない話を聞かされてしまった。

 ちなみに水着については全く問題がなかった。

 なぜなら、青少年の家で男性用の水着は販売していたからである。


 そしてお風呂場から、なんか赤いビキニ姿の赤佐と黒い海パンの響が出てきたので、みんなの視線が集まるのだった。

 何をしていたんだろう……?


「な、な、何もしていませーん!!」


 頬を染めた赤佐が必死に否定している。

 うーん、それにしてもでかい。

 青菅とバレー部女子たちは、誰一人として赤佐に対抗できまい。


 響がなんかまごまごしているな。

 外に出たら女子だらけだったわけだからな。


「よし、行くぞ響、赤佐」


「う、うん!」


「はい!」


「えーっ! ちょっと待ってよジョジョー! お風呂でちょっと遊んでいこうよー!」


 なんといかがわしい響きであろうか!

 いや、青菅に他意はないと思うのだが。


 なお、緊急避難みたいな感じで男部屋にたわわなボディの赤佐が入ってきたら、三猿が呆然とし、小原くんが鼻息を荒くした。

 お前、襲いかかったら崩拳で消し飛ばすからな?


「なんだかみんな、明日がお休みだから浮かれている気がします」


「そうだねえ。まさかみんな水着持ってきてるなんて思わなかったよ」


「何気に響は持ってきていたんだな?」


「うん、真美奈と一緒に海で遊ぼうと思って……」


 青春してるな、響!!

 このキラキラした輝きに当てられ、陽キャであり、健全な男の性欲を持て余している小原くんは「う、羨ましい~~!!」と涙を流すのだった。



お読みいただきありがとうございます。


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