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ネトラレブレイカー!~あらゆるルートでヒロインをNTRされる騎士に転生したので、ゲーム知識で全NTRルートを爆砕していたら英雄になった~  作者: あけちともあき
夏合宿だよ、NTRブレイカーズ編

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第130話 仲間が増えたぞ!

「ということで、間男の入田を爆砕したので新たな仲間がきらめき学園NTRブレイカーズに加入した。青菅希美さんだ」


「あ、ども。よろしくお願いしまーす!」


 NTRから解放されると、気さくな感じなのだなあ。

 カラッとした感じのボブカットの女の子で、仕草もちょっと男っぽくて、距離感が近い。

 これは男どもが勘違いして好きになっちゃうタイプだろう。


 実際、クラスでも人気がある女子だったようだ。 

 そこを入田に狙われたのだな。

 なんというやつであろうか。


 だが、こうして青菅希美は帰ってきた!

 パン屋を目指して働く友達以上、恋人未満の男は本当に何やってんださっさと告白でも何でもしてくっつけと言いたいところだが。


「勇者よ、この娘から勇者に強い感情のエナジィを感じますよミノリー」


「なにぃーっ!! ま、また俺がNTRしてしまうではないか!! いかん、いかんぞーっ! そんなのはいかん!!」


「ジョジョが自分のために戦ってくれてるのを見て、惚れねえ女はいねえだろ」


「だよなあー。俺等だってキュンキュン来るもんな!」


「あの化物をチョップで仕留める凄腕! あんなの見たら、半端な不良なんかやってられねえよ!」


 わいわいと盛り上がる三猿である。

 だが、俺はあくまでNTRを滅ぼすだけの存在。

 現地の女に手出しはしないぞ。


 そもそも俺が抜けたあとの城之内のことを考えると、あまり無茶はできないからな!

 ここで、ときめき学園NTRブレイカーズの活動について青菅に説明するのだ。


「あらゆるNTRを滅ぼすことを活動目的にしている。最終的には、学園にこのNTR連鎖現象を呼び込んでいる元凶を叩く。そのためにも、俺にNTRが発生しやすいイベントを教えてもらいたい」


「なるほどねえ……。ジョジョがそういう活動してたとは……。いつもはクラスの隅で目立たない生徒だったんでしょ? それもみんな、今日という日のためだったんだね。よし、私も助けられたし、ジョジョに協力するよ!」


 最初からサラッとジョジョ呼びしてくる女子だ。

 まあいいか……。

 そして俺の隣りに座り、グイグイ来るな。

 やめろやめろ、お前彼氏がいるんだろ。


 ……いや、まだ友達以上恋人未満だったか。

 その隙を入田に突かれたんだった。


 かーっ!

 世の男はこうやって余裕をぶっかましているから、いい女を奪われることになるのだ。

 なーにがBSSだ!

 僕が先に好きだったのにだ!

 最初のポジションに甘えて行動を起こさなかったことで女が他の男にさらわれてしまうことを予測できなかった甘ちゃんぶりに問題が……。


 いやいや、ここでNTRのサレ男を批判したところで何も始まるまい。

 そもそも、俺の目的は学園に蔓延するNTRを滅ぼすことであった。


「ジョジョが百面相してる! おもしろーい!」


「ジョジョはなんか考えてんだよ。俺等には想像もつかねえことをよ」


「そうだそうだ。何考えてるのかは本当に分かんないけどな」


「野球のことじゃね?」


 野球のことじゃあないなあ。


「ま、いいや。ええとね、夏休みなると、ときめき学園運動部は一斉に夏合宿をするんだ。そこで色々なイベントが起きるみたい。ちょうど来週が衣替えで、6月、7月の半ばの終業式が終わって……そこからが夏の合宿シーズンだね」


「なるほど……。それまでの間に、俺達は一時的にどこかの運動部に所属しておく必要が出るわけか。だが行動を縛られはしないか?」


「そうだねえ」


 青菅がうーんと考え込んだ。

 ここで、おやつを運んできた赤佐からの提案。


「だったら、応援部はどうでしょう? 大きい声が出せればそれでいいので、他はかなり自由だという話ですよ。その代わり男性しかいない部活だったし汗臭いイメージがあるとかで、あまり人気が無いみたいで」


「男性しかいない!? なるほど好都合だ! なあ三猿!」


「えっ、俺達も!? いやジョジョほどの男が言うなら……」


「ま、まさか俺達が部活に所属することになるとは……」


「だが応援部なら野球を近くで見られるんだろう?」


 約一名だけ乗り気だな……。

 なお、女子はチアリーダー部に入るので、応援部に加わることは基本的にないらしい。

 ただし今回は、赤佐と青菅の身を守る意味で応援団のマネージャーになってもらう!

 こうしてときめき学園NTRブレイカーズの行動が決まった。


 まずは部活に所属だ!

 そして、応援部を起点として情報を集めよう。


 人が増えて、そろそろ響の部屋も手狭になってきたからな。


「えっ!? もしかして、僕も真美奈も応援部に入るのかい!?」


「そうなる……。何より、応援部で俺たちの勉強を見てもらい、一学期の期末テストをクリアさせてもらいたい! 赤点で夏の補習をさせられたら、とても活動どころではないからな。とても……とても重要な役回りだ!!」


「な、なるほどぉ……。分かったよ。僕も全力で協力させてもらう!」


「ほんとかよ響くん!!」


「助かる! 本当に助かる!!」


「今度野球のペアチケット取ってきてやるよ! 赤佐ちゃんとデート行ってこいよ!」


 イワザルは謎の伝手を持っているな……?

 次なる目的が決定し、俺達は応援部に入ることになった。

 かの部室を使えるようになれば、学校内に拠点を得ることができる。


 情報収集も容易になるし、なんなら休み時間にも集まっての情報共有が容易になるな!

 夏に向けて、NTRブレイカーズの活動は活発化していくのである!

お読みいただきありがとうございます。


面白い、先が気になる、など感じられましたら、下の星を増やして応援などしていただけると大変励みになります。

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