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【意味怖】完結
私は小説家だ。
現在長編小説を書いているが、もしかしたらこれを完結させることなく生涯を終えるかもしれない。
何故なら医者に人生の完結を宣告されているからだ。
毎日苦しいが、これを完成させるまでは死ねない。
死んでも死にきれない。
私は最後の力を振り絞って小説を書き続けた。
そして、ようやく最後のページにたどり着き
最後の言葉を書き終え・・・そして、死んだ。
だが、私が死んでも小説は生きていた。
小説は出版され、読者に愛された。
いつしか私の小説は「名作」と呼ばれた。
私は幸せだった。
私が死んでも、私の作った小説は生き続ける。
しかし、ある時私は目覚めた。
「先生、患者が目を覚ましました!」
「ん、なんだ、私はどうして目覚めたんだ?死んだはずじゃ・・・」
「おお、良かった。昨日、心臓も呼吸も止まって・・・
脳波だけは残っていたのでどうかと思っていましたが」
「先生、私の小説はどこにありますか!?」
「どこって・・・」




