猫とキミとわたしと秋の訪れの気配
最近、まだ夏だなぁという思いを抱きつつ
秋の訪れの気配も感じている
今日この頃です
夜になると
虫の音が聞こえてきませんか?
何だか、季節はちゃんと前に進んでいるんだなぁと
気付かされますね
そんな黒猫のあなたは
「うにゃ~あ……」
―まだちょっと暑い……
とか鳴いて、へそ天して寝ていますけどね
「う~ん……」
あ、こちらもへそ天……じゃなく
普通にキミが寝ていました
おへそを見せてぐーぐーと
そんな夜の光景もありますよ
というお話
夕方になると風が涼しく感じませんか?
久し振りに
キミと黒猫のあなたと一緒に散歩に行きたいものなのです
そう言えば
今年は風鈴を飾るのを忘れていましたね
「にゃ~ん……」
「秋かぁ……」
何だか夕方に黄昏ている姿も秋らしくなってきました
知っていました?
秋には双子の妖精が居るってことを
それは、また別の物語で語るとして……
「夕方になるともう六時辺りは、暗くなってきたのね……」
とわたし
こんなところにも秋を感じています
秋が待ち遠しい様で
夏が去るのも名残惜しいなんて
人間の我が儘なんでしょうか……?
今年の秋は何をしましょうか?
どんな秋になるのかが、楽しみな様で
わたしは怖くもあります
ちょっとセンチメンタルな気持ちになるのも
秋の特徴なんでしょうね……
「にゃーん」
―僕は、側に居るよ
「自分も」
黒猫のあなたとキミが、側に来てくれました
わたしは黒猫のあなたを抱いて
左手でキミの右手を優しく握ります
ほんのりとした温かさを
感じられるようになったのも、秋なんですね……
色々実りがある、秋にしたいですね
もうすぐ八月も終わり
今日は甲子園の高校野球の決勝戦もやっていますよ?
球児たちの夏も、あと少しで終わり……
今年は、女子の高校野球もやっていましたね。
多様性のある、そんな夏も、あと少し、ですかね……。




