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ユニーク賢者物語(修正版)  作者: ハヤテ
第3章 異世界エルードの「真実」

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第59話 話し合いが終わって

 お待たせしました、本日2本目の投稿です。


 アマテラスとヘリアテス、2柱の女神を交えた「今後の方針」と「これからの活動」についての話し合いが特に問題なく終わった後、


 「それじゃあ、私はこれで戻るわね」


 と、アマテラスはそう言うと、春風のマジスマを「門」にして、ゼウス達他の地球の神々のもとへと帰った。


 因みに「ハンター」であるレナはというと


 「もう遅いから、今夜はこっちで寝なさい」


 と、ヘリアテスにそう言われたので、


 「あ、はーい!」


 と、レナは元気よくそう返事した。


 それから少しすると……。


 ーーグゥウウウウウ。


 と、春風のお腹からそんな音がしたので、


 「あ……」


 と、音の発生源である春風は恥ずかしそうに顔を真っ赤にし、それを見たレナは、


 「も、もう、春風ったら……」


 と、苦笑いしたが……。


 ーーグゥウウウウウ。


 と、レナのお腹からもそんな音がしたので、


 「あ……」


 と、レナも春風と同じように顔を真っ赤にした。


 その様子を見て、


 「あら! うふふ」


 と、ヘリアテスがそう声に出して笑うと、


 「それじゃあ、ちょっと遅くなっちゃったけど、ご飯の用意をするね」


 と、笑顔でそう言ったので、


 「ホント!? やったぁ!」


 と、レナは両手を上げて喜び、


 「あ、ありがとうございます」


 と、春風はヘリアテスに向かってペコリと頭を下げた。


 それから暫くして迎えた、ちょっと遅めの夕ご飯。


 テーブルの上に並べられた様々なご馳走を見て、


 「わぁ!」


 と、レナは目をキラキラとさせた。


 そんなレナを他所に、


 「すみません、春風さんにまで準備を手伝わせてしまって……」


 と、ヘリアテスが春風に向かってそう謝罪したので、


 「そんな、俺自身がそうしたかったのですから、ヘリアテス様が気にするほどのことではありません」


 と、春風は穏やかな笑みを浮かべながらそう返事した。


 そう、夕ご飯の準備をする為にヘリアテスが食堂を出ようとすると、


 「あ、あの!」


 と、春風がそう口を開いたので、


 「ん? 何でしょうか?」


 と、ヘリアテスがそう返事すると、


 「俺にも、何か手伝わせてください!」


 と、春風がそう言ったので、その言葉を聞いたヘリアテスは、


 「そ、そんな、春風さんにまで手伝わせるなんて……!」


 と、断ろうとしたが、


 「全然、大丈夫ですので!」


 と、春風はグッと親指を立てながらそう言ったので、


 「わ、わかりました、では、ちょっとお願いします」


 と、ヘリアテスは春風の申し出を受けることにした。


 そんな春風の内心はというと、


 (うーん。話の流れからして、ヘリアテス様が夕飯を用意してくれるのかなって感じだけど、幾ら『女神様』とはいえ、見た目がどう見ても10〜12歳くらいの女の子にそんな真似をさせる訳にはいかん!)


 と、謎の使命感(?)のようなものが燃え上がっていた。


 因みに、夕ご飯の準備はレナも手伝った。


 とまぁ、そんなこんなで準備を終えた現在、目の前のご馳走を見て、


 (うーん。どれも地球じゃお目にかかれないものばかりだな)


 と、春風は心の中でそう感想を述べた後、


 「それじゃあ、いただきましょうか」


 と、ヘリアテスがそう口を開いたので、春風とレナはそれにコクリと頷くと、


 「「「いただきます」」」


 と、同時にそう言って、目の前の料理を食べ始めた。


 その結果、


 (う、美味い! どの料理も美味すぎる!)


 と、全ての料理を食べた春風は、心の中でそう感動した。


 最初は「女神様」が作った料理ということもあって、


 (あれ? よく考えたらこの状況って凄いことなのでは!?)


 と、疑問に思ったが……。


 ーーグゥウウウウウ。


 と、再び春風のお腹がそんな音を出したので、


 「あ……」


 と、春風は恥ずかしさで顔を真っ赤にした後、


 (考えるのはやめだ! 今は……目の前の料理を食う!)


 と、考えるのをやめて食事に専念することにしたのだ。


 そして、どの料理も美味しそうに食べる春風を見て、


 「うふふ、気に入ってくれたようで何よりです」


 と、ヘリアテスは穏やかな笑みを浮かべた。


 食事が終って後片付けを済ませた(因みに、こちらも春風はヘリアテスを手伝った)後、


 「それじゃあ、次は……」


 と、ヘリアテスがそう言うと、ログハウス内にある空いてる部屋の1つを春風に用意した。


 元々大きなログハウスだったので部屋数も多く、


 「あの、なんでこんなに部屋があるのですか?」


 と、春風がヘリアテスに向かってそう尋ねると、


 「つい気合いを入れすぎてしまいました」


 と、ヘリアテスは「てへ!」と舌を出しながらそう答えたので、


 「はぁ、そうですか」


 と、春風はそう納得することにした。


 そして、春風の為の部屋が用意出来た後、


 「じゃあ、次はお風呂ですね!」


 と、ヘリアテスがそう言ったので、彼女は早速風呂の準備に取り掛かった。


 風呂も結構広めで、準備が終わると、


 「お先に春風さんからどうぞ」


 と、ヘリアテスにそう言われたので、


 「え、えぇ!? 女神様を差し置いてそんな……!」


 と、春風は断ろうとしたが、


 「いえいえ、こういうのは『お客様から』がマナーですから」


 と、ヘリアテスにそう言われてしまったので、それに春風は「うぐ!」と申し訳なさそうに呻いたが、


 「で、では……お言葉に甘えて」


 というと、一足先にお風呂に入ることにした。


 因みにその際、


 「あ、なら私も入る!」


 と、レナが「はい!」と手を上げながらそう言ってきたので、それに春風が「え、ちょっと……!」と反応すると、


 「駄目よレナ。レナは私と入るんだから」


 と、ヘリアテスが止めに入ったので、


 「うん、わかった」


 と、レナはヘリアテス従うことにした。


 そしてそんな彼女達のやり取りを見て、


 (あ、ありがとうございます、ヘリアテス様)


 と、春風は心の中でそう呟きながら手と手を合わせた。


 そして入浴を終えると、春風は用意された部屋に入り、


 「ふぅ」


 と、ひと息入れた。


 その後、部屋に備え付けられたベッドにゴロンと寝転がると、


 「今日は……本当に色んなことがあったなぁ」


 と、今日の出来事ついて思い出し始めた。


 そして、ひと通り思い出すと、


 「ユメちゃん。美羽さん。水音。先生。みんな……」


 と小さな声で呟くと、


 「みんな、今頃どうしてるだろうなぁ」


 と、ルーセンティア王国に残してきた、爽子とクラスメイト達、そして「大切な存在」である2人の少女と1人の少年を思い浮かべて、最後に「はぁ」と溜め息を吐いた。


 

 


 


 

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