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秋の夜


 土用が終わり、秋が来た

 少し前から夜に秋の虫が鳴いていた

 日々の暮らしに喘いでいる間に

 今年もどんどん過ぎてしまった


 頭痛は今夜も続き

 体のあちこちが痛む

 体力が落ちて坂道がつらい

 生き物としても既に秋の時を迎えている


 しかし、長く寂しい春を生きて

 何ら夏らしい成熟も無く

 ふと気がつけばもう秋か

 蛙の鳴く声が遠い


 虚しさはある

 寂しくも思う

 それらを抱えて生きるしか

 出来ることはない


 空を見上げると

 空気が澄んで星が多く見える

 秋も悪くはない

 地面を這いずるように生きているけれど

 見上げる夜空は美しい

 しばらくしたら別のタイトルで詩のようなものを投稿したいですが、いつになるかは未定です。

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