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ぼくのいえ  作者: 玲於奈
65/66

しろいみち

なし

みちのりょうわきに

ずっとある


ちょっと

はが

しゃかしゃかけいのくさ


なんのくさかな

とおもったら

こんなにきれいなはなを

さかせてくれた


しろいどうろの

りょうわきに

あかやおれんじ、ピンクの

きれいな

コスモスが

いろとりどりに

さいている


はなのみち


どうろの

しろに

あっていて

とってもきれい



いろいろあったけど

ぼくのいえは

ぶじにかんせい


がっこうは

なつやすみに

なって


ぼくは

でんしゃで

かよわなくていいから

すごく

たすかった

しょうじき

やっぱり

ひとりででんしゃに

のるのは

まだなれない


そして

クラスのみんなと

かんたんに

あそべないのも

ちょっとかなしい


でも

もうすこし

なつやすみがたったら

ともだちが

みんなでうちにくる


さいしょに

けんちゃんのうちに

あつまって


みんなで

スポーツセンターの

プールでおよいで


つぎに

パパとえきまえで

まちあわせて

せんせいみたいに

いんそつしてもらって


ぼくの

うちのにわで

おひるをたべる


パパ

はりきって

バーベキューに

するっていってた

パパのはりきりは

しんぱいだけど

でも

とってもたのしみ


しろいみちのおはな

きれいだな


ぼくのかぞくや

ともだちのみんなを

かんげいしていると

ぼくはおもう


じつは

ひっこしにあわせて

さくように


おおやさんが

ぼくのために

そして

あたらしくうまれてくる

あかちゃんと

ママとパパのために

だいぶまえに

こっそり

りょうわきに

たねをまいて

そだててくれてたんだって


おおやさん

まだびょういんに

はいっているけど

あかちゃんが

うまれるころは

たいいんできるみたい


パパがこないだ

ぼそっと

おしえてくれた


ママも

キャサリンとローズから


「だいがくびょういんで

 うんだら」


って

すすめられてるから


もしかしたら

おおやさんにも

びょういんで

あかちゃん

みてもらえるかもね


あたらしい

かぞくがふえるんだね


はなが

かぜでゆれてる



ふりかえったら

ママが

まどから

てをふってる


ぼくも

おもいっきり

てをふったよ

じさくが

さいしゅうかいになります。

おたのしみに

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