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ぼくのいえ  作者: 玲於奈
62/66

きたがわせんせい

なし

ちゃぱつのおにいちゃんが

いえのそとに

ほったつちを

だしたから

とうりょうが

おこったんだ


こわいって

おもった


でも

とうりょう

しまったというかおを

ぼくにして

ぼく

びっくりさせちゃったね

というかおで

ぼくのほうをみて

いったんだ


「おじさんたちは

 きちんとした

 しごとがしたいんだ。

 だからきちんと

 ルールをまもらないとね」


とやさしくいってくれた


あっ。

いまおもいだした。


ぼくのたんにんの

きたがわせんせいと

おなじことをいってる


こないだも

ろうかをはしるひとがおおくて

つばさくんと

さちさんが

1かいのろうかのかどで

ぶつかって

けがをしてしまったとき

みんなに

きたがわせんせい

いったんだ


「ろうかをはしると

 あぶないんだよ。

 だからルールをまもらないとね」


って

すごくおこるでもなく

みんなしっかり

ルールをまもろうって

はなしかけるように

ぼくたちに

おしえてくれた


そしてつづけて


「にんげんはしっぱいしながら

 せいちょうしていくんだよ」


といって

にこっとわらった


それからは

まえよりろうかをはしるひとが

すくなくなったし

みんなでおたがいに

ちゅういするようになった


そのあと

ちゃぱつのおにいちゃんは

たんたんとさぎょうをしていた


それをみとどけて

こんどはとうりょう

すごいでかい

あおはだをさっさっとうえて


さいごにねもとを

まあるくきに

あわせて

かたどって

つちでだいみたいにして


そのあと

ホースでみずを

たあっぷりやってた

ときどき

なにかきにはなしかけるようにして

みずをとうりょうはやっていた


そして20ほんくらい

いえのまわりに

ちゃぱつのおにいちゃんが

ヨーロッパゴールドを

うえて


おんなじように

いっぽんいっぽんに

はなしかけるように

おにいちゃんも

たっぷりみずをやっていた


とうりょうと

おにいちゃん


やりかたがそっくり


でもきにたいして

とっても

やさしいきもちをかんじた

うえてもらってよかったな

なし

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