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ぼくのいえ  作者: 玲於奈
21/66

おみやげのチョコレート

なし

きに

たくさんの

あたらしいはっぱが

でて

とてもきもちのよいひが

つづいている


そして

また

ことしも

このじきが

やってきた


それは

もうすぐ

パパが

ひこうきにのって

ほっかいどうの

マラソンたいかいにでる



パパは

はしるのがだいすき


ずうっとまえに

とりひきさきのひとに

さそわれて

マラソンを

はじめたって


まえに

ママがいってた


その

とりひきさきのひとに

いっしょに

いかないかって

さそわれたのが

ほっかいどうの

マラソンたいかいらしい


それいらい

そのマラソンたいかいに

でつづけてるんだって


でも

ぼくたち

かぞくは

いちどもほっかいどうに

いったことがない


ママに

そのもんくをいったら


「しょうがないわよ

 わたしたち

 はしれないんだから」


って

ふふふってわらった

ママは

いつも

しょうがないっていう


ほっかいどうといえば

まえに

となりのさきになった

えみちゃんは

なつやすみに

かぞくで

ほっかいどうにいって


「めちゃくちゃ

 ひろかった。

 うしがいーーーっぱい

 いたーーーーーーーー。」


って


いかにも

というか


わかりやすいかんそうを

しぎょうしきに

みんなのまえで

はっぴょうしてた


そのあと

ぼくだけ

おみやげの

チョコレートもらったけどね


なし

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