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ぼくのいえ  作者: 玲於奈
13/66

じだいげきのおとのさま

なし

「なんで

 ほんものの

 おかねって」


パパにきいたら


ぎんこうから

おおやさんに

おかねおくりましたよ

って

コンピューターで

ぴぴぴと

いうのよりも


おかねそのものを

わたしたほうが

おおやさんも

なっとくするし


パパも


「あああ

 おかねはらったんだね」


って

わかるかららしい



パパ

おかねわたすとき

すごい

おかねに

こうふんしているのか

おかね

はらってざんねんで

いらいらしているのか


なんだか

おちつかずに

そわそわしていた


でも

ママがそんなパパに

にっこりえがおをしていた


まるで

だいじょうぶ

ってあいずみたいに


そして

パパ

お茶を

がぶりとのんで

それでおちついたみたい


そして

そのあと

おおやさんとパパで

ちいさいかみきれに

なまえをかいて

おおやさんと

パパがはんこをおして


それで

おおやさんから

あたらしい

いえのとちを

ゆずってもらうぎしきは

おわりになった。


わかれぎわ

ぼくが

げんかんで

くつをはきおわって

たったところで


おおやさん

ぼくのかおをみて


「あたらしいいえ

 たのしみじゃろ。

 おじいさんも

 きみがくるの

 まってるからね」


といって

あのわらいをした。


それは

まるで

じだいげきで

おとのさまが

これにて

いっけんらくちゃくって

かんじだった。







なし

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