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side男性護衛官 美少年と会合

ブックマーク登録、いいね、評価ありがとうございます。

自己満で始めましたが、そういった応援が嬉しいです。とても励みになります。

よかったらこれからも暇な時間にでも読んでいただけたらと思います。


前回のあらすじ

物語がスタートしたみたいです

社長に緊急出動命令がでたので、急いで車で現地に向かう。

今まで嫌なこともたくさんあったけれど、社長は私の仕事ぶりを評価してくれて新人にしては早くも男性の護衛依頼を任されることになった。

化粧室で身だしなみを整える。スーツに着替えて、髪もまとめる。


資料をざっと読んでみた。その男子高校生の名前は黒川祐樹、高校一年生だ。資料によると彼は、女性への警戒心がとても小さいらしい。一番目を疑ったのは、彼は女性にとても優しいという点。そんな男性のイメージは私にはまったくなかった。私は期待はしない。期待して、損したことなんて何回もあった。最初から期待しなければ何も落ち込むことはない。そう見栄を張っているけど、どこか期待している自分がいた。


資料には彼の顔写真はない。社長によると、どうやら戸籍は存在しないみたいだった。だから住所も不明だ。だから現地にいって確認する必要がある。社長には保護したら一度こちらに彼と一緒に戻ってくれとも言われた。


これで無理だったら諦めよう。そう思って最後に私は精一杯頑張ることにした。


ーーーーー


あれから30分、青葉高校に着いた。車から降りるとそこには美少年という言葉では収まりきらない天使がいた。頭を下げて挨拶をする。


「黒川祐樹様、本日護衛をさせていただく鈴木香奈です。よろしくお願いします」


噛まずに挨拶ができたのは、初対面では好印象なはず。彼からはいったいどんな言葉が返ってくるのだろう。


「黒川祐樹です。鈴木さん、こちらこそよろしくお願いします」


え?男性なのに丁寧語を使っている?今までゴミ、カス、おまえとしか呼ばれなかったのに名前で呼んでくれている。しかも彼は私と同じように、お辞儀をしてくれた。なんて礼儀正しいんだろうか。


頭を上げる。目の前には美少年の笑顔が存在した。

私はこの瞬間恋に落ちてしまった。

あぁ、彼が私のご主人様だ。彼の専属になりたい。私が彼を守ってあげなくては…


彼のことをご主人様と呼びたい。私が仕えるのは彼以外嫌だ。

彼のこと以外もう何も見えない。



目の前になにか障害物が現れて、彼のことを見ることができない。

なんだこの(メス)は?ご主人様が見えないからどいてほしい。とても邪魔ですね。



「一旦祐樹様は一度車に入っていただいてもよろしいですか?少しそこの(ひと)とお話しますので、中で待っていてください」


ご主人様には笑顔を見せて対応する。彼を車の中に入れた。


さて、仕事の話だけしに行きますか。ご主人様との時間を減らしたくないので要件を済ませて、さっさと立ち去りましょう。


「連絡していただいたのはあなたですか。連絡していただきありがとうございました。こちら依頼料です。それでは」


そういって女に依頼料を手渡す。

よし、要件も終わったことだし帰る。この女と話している時間がもったいない、ご主人様と沢山お話しよう。そう思って車に戻ろうとすると、腕を掴まれた。


「なんですか?なにか要件でもあるんですか?」


この女は私のことを睨んでいる。

「私はあなたのライバルよ。ゆうきくんと出会ってしまったら、この世界の女は全員恋に落ちるに決まっているわ。彼の魅力が犯罪級なのよ。あなたももう一目惚れしたのでしょう?」


そんなことを言ってくる。

「あなたは教員でしょう?生徒と教員の恋愛だなんて、ご主人様がかわいそうだから諦めたらどうですか、おばさん?それにライバルだなんて、もう私のご主人様ですので、あなたのことはライバルとも思ってません。近づく邪魔は全員蹴散らします」


「よく言うわね。私も彼とは年齢は離れているけど、それはあなたも一緒だと思うけれど?それにゆうきくんとまだ何も契約してないのに、まるでもう専属契約しましたと言わんばかりの態度、あとでどうなるか楽しみだわ…。いったいこの女のどこが優秀なんですかね。あなたに依頼したのをすごく後悔しているわ」


「お仕事ですから、仕事中は変なことはしないのでご安心を。護衛任務はしっかり果たしますので。仕事以外だったら私の好きにしますけど。私が護衛するからには、ご主人様に近づくものは誰ひとりいません。ご主人様の貞操も私がお守りいたします。まだ専属じゃないですが、これからは、ご主人様の隣を歩くのは私だけで十分です」


「へぇー、とてもムカつくこと言うのね。そこまで宣戦布告されたなら、勝負しましょう。どちらが先に彼の妻になれるか。負けたほうは潔く撤退すること、いいわね?」


私に勝ち目しかないことを言ってくる。この女はバカなんでしょうか?成績は常に上位だった私がたかが一般教員に劣るはずがないです。この女にはさっさと撤退していただきますか。


「私が負けるはずありませんよ、乗りました、その提案」

「いい度胸じゃない。負けたときの、あなたの顔を早く見たいわ」

「それはこちらのセリフです」


私は車に戻っていく。あの女にご主人様を渡すわけにはいかない。

そのためには、まずご主人様の専属護衛官にならないとですね。

また良かったら読んでください。

明日またあげます

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