表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/6

出口はあちらです


おや、お戻りになられたようですね。

四つの物語、いかがだったでしょうか?

とても嫌な気分になった?

ええ、そうでしょう。

最初にそう申し上げましたので。


え? 大した事は無かった?

それは、それは……。

きっと、それは良い事なのでしょうね。


ご満足された方も、満足されなかった方も、いることでしょう。

皮肉を理解出来る方と、出来ない方がいるように。


いえ、決してけなしているわけではございません。

私がそう言うように、作られているだけの話でございまして。


さて、御用がおみの方はあちらが出口となっております。

足元に気を付けながらお進み下さい。


貴方が現実で悪夢に遭遇しないよう、お祈りいたしております。






おやおや、良くここが分りましたね。この場所に気付くなんて、よほど不満を持っているのか、嫌気が差しているのか……。


何? 違う?

出口から出た筈なのに入り口に立っていた?

ほほう……はぁ、……んんん?


なるほど、どうやら貴方は元の世界に戻れなくなってしまったようですね。

その内、時間が経てば帰れるでしょう。


その間に、次の四つの物語を、貴方が書いてはいかがですか?

ええ、暇つぶしにです。

大丈夫です。誰にも初めてはあるものですよ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ