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おさない記憶の曖昧さ

 ん~。


 実家に行った時の話です。

 奥さん、妹、親父や母と昔話に花が咲きました。

「そういや、だいぶ昔、俺と妹がじいちゃんに電車においてけぼりされたじゃん」

「あったあった、ぎゃん俺、怒ったよな」

 と、父。

「あったね~」

 と、妹。

「あれは、びっくりしたね。じいちゃんとばあちゃんが走って帰って来て、二人がおらんって」

 と、母。

「へえ」

 と、奥さん。

 ・・・まてよ。

「あれっ、じいちゃんだけじゃなかった?」

 と、私は言います。

「ばあちゃんもおったよ」

 と、母。

・・・じいちゃんだけと思いこんでいた。

「なんで、お前たちは一緒に降りんやったとか」

 親父が尋ねます。

「ドラえもんの映画を見た後、たしかデパートでドラえもんのスタンプの玩具を買ってもらって二人で夢中で遊んでいたら乗り越していて・・・」

 と、私。

「それに気づいて慌てていたら、近くのおばさんが気づいて、駅員さんに伝えてくれて隣駅の柳川で降ろしてくれて迎えに来てもらったんだよね」

 と、妹がしみじみ言います。

「じいちゃんの単独犯じゃなかったか~」

 私は心の中でじいちゃんに謝罪します。

「でも、二人して子どもを忘れるって相当よね」

 と笑う母。

「ですね」

 と奥さんも苦笑いでした。


 ※昔このネタを書いたんですけど、事実と違うなあ・・・記憶って曖昧だにゃん。

 じいちゃん、メンゴだにゃん(笑)。



 ね~。

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