「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」観ました
よかった~。
地上波のやつを録画していたので、ゆっくり観ました。
面白かったけど、たしかにこの内容地上波で放送していいんかいというネットの書き込みには納得しました。
グロイ・・・妖怪よりも人間がいろいろですね。
昔の風習とか差別表現とかね。
観はじめて、すぐ「犬神家の一族」っぽいとワクワクしてきました。
閉鎖された地でのよそ者に対する扱いとか、人を物としか見てないとか、昔の闇を感じます。
主人公水木とゲゲ郎(のち、目玉の親父)の反目しつつ、よきバディになっていく所良き~でした。
遺産相続を巡り、次々と一族の人たちが惨殺されていくのは、まさにまさに犬神家でしたね。
ところがどっこい、そこは鬼太郎、めっちゃ可愛いヒロインキャラの沙夜が元凶なのでした。
この理由がね・・・胸糞ですよ、死んだ当主がヤベェやつ。
禁忌の地の鳥居に「呪」って、そこベタ過ぎる。
幽霊族が陰陽師に狩られていたなんて・・・。
ワンチャン、水木と沙夜が二人で逃げていたら・・・いや、連れ戻されるし、ああゆう展開にならざるを得ないのかなあ。
あそこのシーンは、マジで子どもがみたらトラウマレベルですな、幽霊族の血をむしり取られる姿に、ロクな人間じゃない人たちがロクでもない殺され方して・・・。
で血桜での最終決戦、当主のジジイ、マジでとんでもないやっちゃ孫を乗っ取った。
ゲゲ郎の奥さんが・・・水木サンのあのタッチに変ってる~。
幽霊族の力を結集し、狂骨を滅ぼすも・・・ゲゲ郎・・・人柱いや、幽霊柱に。
消えた奥さん。
エンドロールでふむふむ、ホータイ男の鬼太郎、父・・・ふむふむ。
えっとぉ、鬼太郎って戦後生まれでしたっけ?
うん、細かいことは気にするなっ!それワカチコワカチコ~(笑)!
映像は綺麗だし、お話も鬼太郎っぽく大人テイストでしたが・・・全体的に救いがなくて・・・って目玉親父っ!あの記者に話すの?・・・だからこの話(映画)が成ったと・・・。
なんでしょう、水木先生リスペクトと鬼太郎を結び付けた、アツい作品であることは疑いありません。
けど〜なんか、今風といいますか・・・。
・・・あれ?これって「ジークアクス」や最近公開された「ルパン」も同じ匂いがしますね。
奇しくもそういうことなのかな~。
けども・・・。




