原鶴温泉に行ってきた3
ポンポコって・・・。
翌朝、日替わりで男湯と女湯の温泉が変更になるので、行ってきました。
今度は千歳・かっぱ湯というところです。
(ふむふむ・・・ここはスタンダードだな)
広い浴室に、外に露天風呂があってサウナもあります。
で、露天風呂に行くと、女の河童像がひときわ目をひきました。
(なんだろう)
と、設置された立て札を読みます。
ざっくりと・・・。
筑後川一部を支配していた河童の豪族の娘にポンポコという女傑がおったそうな。
たいそうなべっぴんさんじゃったが、男勝りな性格で男性には全く興味がなく、しかも戦いに身を置き、手下を従えて近隣の集落と戦い勝利し支配地を広げていったんじゃと。
一方、田主丸エリアでは、河童の九千坊が支配を進め、筑後川流域の最大勢力となっておったそうな。
やがて、両陣営は激突、血と血で争う抗争に死者や負傷者があとを絶たず長期に渡る消耗戦が続いたそうじゃ。
そんなある時、ポンポコ自ら、膠着する戦況をどうにかしようと、敵の領地へ忍び成功するのじゃったが、偶然にも山の山頂で九千坊が放尿する姿を見てしまったそうじゃ。
その・・・そそりたつ・・・立派な・・・もの・・・察するんじゃぞ。
見てしまったポンポコは女に目覚め戦意喪失、九千坊に恋焦がれることとなったんじゃな。
こうして、ふたりは結婚して、長らく続いた戦いも終りを迎えることになり、この地が平和となったんじゃと・・・めでたし、めでたし。
・・・こんな話があったんだと思いつつ、今ならずいぶんと問題アリそうだな思った次第でした(笑)。
河童やぞタヌキじゃなかと。




