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100、⑭パニック(SF)「遊星より愛を込めて」

 ハッスル、ハッスル。


 周りの喧騒につられて、俺は外へ出た。

 その時は突如として訪れた。

 世界の空に、埋め尽くさんばかりの円盤型未確認飛行物体UFOが現れたのだ。

 代表であろうか、グレイ型と呼ばれる宇宙人が、その空をビジョンとして映し出される。

「チキュウジンヨ、ワレワレハ、ウチュウジンダ」

「・・・なんだか思った通りだな」

 一人の男が呟いた。

 俺もそう思う、喉ぼとけを軽くチョップしながらやる宇宙人のあのモノマネにそっくりなのである。

「ワガ、ボセイハ、コウドナブンメイノ、ハッタツニヨリ、スメナクナッタ。ヨッテ、ココチキュウヲワガホシトスル」

 みんなはうんうんと頷いている。

 そうそう、宇宙人あるあるだからな。

 くすくすと笑う人もいる。

「ナニガオカシイ」

 グレイ型宇宙人は声を震わし言った。

 最もどう言っても声は震えているのだか、今の声には焦りや怒りの感情がこめられていたように思えた。

「あれ~」

 笑った人たちが、光のスポットライトに照らされ、上空へと引きあげられ、UFO内へと消えて行った。

「あ~あ」

 人々はあるあるの溜息をつく。

 その時だ。

♪ダダンダン、ダダンダン、タラッタッタタラタラタタン♪

「マジンが~X」

 懐かしい曲と共に、黒鉄の城が巨大UFOへとぶつかり玉砕した。

 こうして平和が再び訪れた。

 これでいいのだ。


 ついに雑記帳も100回到達です。

 18番勝負は、なお続く(笑)。 

 


 祝100回っ、ハイテンションで、いっくよ~。

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