ネットニュースってイラつく記事が多いですよね。
ネットニュースは殆ど見ない。
記事の質が、悪いからだ。
タイトルから興味をひかれても、読むと 「何が言いたい?」 「結局は自慢 (悪口) か?」 等々、イラッとしてしまう内容のものが揃っている。
そうした記事の特徴は 『統計データや客観的事実を一切用いることなく、主観のみで構成されていること』 『記事内ですら話題がとっちらかっており、主張に論理的な道筋が見出だせないこと』 である。
つまり、 『エッセイ的な読み物』 としてですら、価値があるとは考え難い。
これは、信じられないほど安く雇われた使い捨てのライター達が、誤字・脱字・盗用程度のチェックしか通していない記事を大量生産しているためだと思われる。
経験の浅いライターにとって、チェックは重要だ。まともなチェッカーは、構成や言葉遣いまでをもチェックし、まともなライターを育てる。
しかし現在では、多くの場合、チェッカーもまた、安価な使い捨てなのだ。
『情報は無料』 の弊害である。
在宅ワークで呈示されているニュース記事執筆への報酬は、アホみたいに低いのが多いのです。1本100円とか。文字単価にすると1字0.1~0.25円程度。きちっと調べものをして、まともな文章書いてたら割に合わなさすぎる金額であることは確か。
そして週に○本以上、とかノルマがあります。
本業で在宅やってる人はまず選ばず、副業でやってる人にとっては金銭的にも時間的にもきつい仕事であることは、確かでしょう。
ちなみに、チェッカーは(もしいたとして)こちらも1記事30円そこらで雇われている場合が多いです。
ライター・チェッカーともに、「形だけ通して数をこなせばそれでいい」 という方向に流れるのは当然、といえますね。
ネットニュースがク○記事の掃き溜めになるのは仕方ないのです。
ちなみに、私の印象に残ったク○記事は……
・「なろう」 で書籍化して果たして儲かるのか? ということがテーマのはずなのに、○chの丸コピに終始して、議論も結論もナシ。……問題提起だけで終わってんじゃん(愕然)
・乗り物酔いしやすい人に危険な飲み物、がテーマのはずなのに、最終的に姑の悪口へと移行し、ラストが 「車掌さんが貸してくれた消臭剤、良かったから名前知りたい」
・某国の某夫人のファッションが出産後変わった、という記事で 「授乳のために前開きの服を選んでいるのだろう」 という結論。
……おそらくそうだろうが、ファッション関連の記事なら着ているブランド名くらいあげろよ。見てすぐにわかるネタのみで終始してんじゃねーよ。
・日本のアニメが 「質は高いのに残念」 な理由は 「外国語の発音がなってない」 ことだそうで 「外国人の友人が 『英語なのコレww』 とウケまくってる」 「その点コ○ンは最高」 「ヘンな外国語の技名つけなくても、日本語でいーじゃねーか」
…… 「他文化を引用するなら、それなりに敬意を払え」 と言いたいらしいが、その主張に至るまでの論理だてが全くできておらず、思いつきの話題が続くために 「結局、自分が英語できる自慢ですか?」 としか。
特に 「技名」 への言及。創作にテメーが口出しするな、と猛烈に思いました。
この記事のライターは、毎回、海外在住自慢のク○記事を出すのでアンチコメントが山程ついて、その結果ニューストップに躍り出るのです……
こんな世の中間違ってるよ……orz
※ こちらの本文・後書きは、100%主観と経験に基づく自己主張で形成されております。
真偽の判断はご自由に(爆)




