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滅びへの詩 -追想録-  作者: 風並将吾
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決起の瞬間

俺達の暮らしは決して裕福ではなかった

それでもみんな笑顔で

明るい家庭を築いていた


俺達の暮らしは決して不幸ではなかった

国の人達はみんな笑顔で

明るい国を築いていた


だけどそれは

たった一夜にして崩壊した


突然やってきた竜巻は

俺達の家を呑み込んだ

突然降ってきた火砕流は

俺達の仲間を焼き尽くした


そして国は沈んでしまった

人々の気持ちも沈んでしまった


明るい国はもう訪れない

平和な暮らしは戻らない


こんなことになっているのに

隣の奴らは平然としている

ただのうのうと平和を享受している


許せる筈がない

たとえ逆恨みだとしても

やっと晴らす場所を見つけたのだ


さぁ立ち上がろう

俺達の手で掴むのだ!

かつての暮らしが取り戻せないなら

新たなる平和を掴み取れ!


俺達は決意した


「あの国を俺達の手で乗っ取ろう!」



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