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【二部完結】VTuberなんだけど百合営業することになった。  作者: kattern@GCN文庫さまより5/20新刊発売
番外編 アヒル・ラプソディ ~ママ、どうして……~
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第713話 トマト料理を食べに行こう その6

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【登場人物】

鏡      だいさんじ所属VTuber 社長系VTuber

御旗楯無   だいさんじ所属VTuber DKVTuber

大洗湊斗   だいさんじ所属VTuber 天然ホストVTuber

躑躅館咲   だいさんじ所属VTuber トマトが苦手

御城たてる  だいさんじのお疲れサラリーマン 良心の男性V

麦畑一二三  だいさんじ所属VTuber おかまのエルフ

桃山五両   だいさんじ所属VTuber おきつね遊び人


【シチュエーション】

いつまで待ってもはじまらないクッキングに男料理VTuber投入。

たてると五両、そして一二三の三人による美食倶楽部がはじまる……!


◇ ◇ ◇ ◇



御 城「まあ、もうみんな気づいてると思うけど」


   「これドッキリ企画だから! これからもドッキリ続くから!」


   「俺らが出てきたくらいで驚いてもらっちゃ困るZE☆」


桃 山「びっくりさせちゃってごめんねぇ~!」


   「それはそれとして、トマト料理は作ってもらうから~!」


   「お料理もドッキリもやる! それが今回の企画でございます!」


一二三「さあ、トマトをお食べ、躑躅館く~ん」


   「君のリアクションを、モニタの前のみんなは期待しているよ~?」



 鏡 「なかなか地獄の様相を呈してきましたね、この番組も……!」


御 楯「躑躅館くんが、トマトから逃げられないのは確定なんだw」


   「残念だねw 社長も食べられないものは結構あるのにw」


躑躅館「本当だよ! なんでこの畑はオクラを育ててないの!」


   「納豆は! とろろ芋は! もずくは!」



 鏡 「もずくは畑では育たないでしょ(キレ気味)」



大 洗「まあまあ、今日はトマト料理ということで」


   「社長のためのネバネバクッキングは」


   「また今度にとっておこうぜ……!」



御 城「さあ、それではさっそく」


   「青空キッチンを用意させてもらったZE☆」


   「ルールは簡単! 制限時間内にうまいトマト料理を作り!」


   「俺たちだいさんじ男飯メンバーを唸らせてみろ!」


桃 山「言っておきますけど、中途半端な料理じゃ」


   「僕の舌は唸らないっすよ……!」


   「みなさんの全力をかけて挑んできてください!」


一二三「男料理、それは不器用な男たちが奏でるハーモニー!」


   「少し塩辛くてもいい、甘塩っぱくてもいい!」


   「情熱がそこにあれば……それが最高のスパイスなのだから!」



 鏡 「ここまで言われてしまっては仕方ありませんね」


   「我々も全力で相手をするとしましょう……!」



   「準備はいいですか! 御旗さん、大洗さん! 躑躅館さん!」



御 旗「社長のやる気スイッチ入っちゃったよ」


   「めんどくさい展開になっちまったなぁ」


大 洗「ちょっとちょっと、さっきからなんなんすか御旗さん」


   「御城さんたちが来なくても、俺らトマト料理を作る気」


   「満々でここに来たじゃないっすか」



   「躑躅館の苦しむ顔が見たくないんですか?」



躑躅館「おい! こらっ! なにが苦しむ顔だ!」


   「ナチュラル嫌がらせやめろ!」


御 旗「そうだった! 僕としたことが! 初心を忘れていた!」


   「今日は躑躅館くんの苦しむ顔を見るために!」


   「わざわざここにやって来たんだった!」


躑躅館「もうやだ、なにこの人たち……!」


   「同じグループだと思いたくないんだけれど……!」



   「ていうか、社長? なんかクーラーボックス持ってません?」


   「それさっきから気になってましたけど、いったいなんなんですか?」



御 旗「そういや、外ロケが始まった時から持ってたよね」


   「てっきりみんなのドリンクとか用意してくれたのかと」


大 洗「やっぱカッケーっすわ、社長」


   「こういう時でも気遣いを忘れない」


   「大人の男ってのはこうでなくちゃ……」



 鏡 「いえ、普通に食材ですけど……?」


   「タカアシガニと、二日かけて味を染ませたチャーシューですけど?」




三 人「こいつ! ガチガチのガチでこの勝負獲りにきてやがる!」


   「しかも事前に用意するとか、この展開を知ってやがったな!」



御 城「ふっふっふ、どうやら仲間割れのようだな」


一二三「驚いているわね、R.I.Pの奴ら」


桃 山「まさか社長にこの企画の趣旨をあらかじめ伝えていた」


   「密告者がこの中にいるとは……思わなかったようですね」



三 人「いや、それは想像つくけれども!」


   「なんだったら全員タレコミそうだけれども!」


   「だからってこれはないんじゃないですかねぇッ!」



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



社長、賄賂疑惑! 怪しいのは社畜野郎とオカマ野郎だぞ!

普段から仲良くしているから、酒の席でぽろっと言っちゃった感じの奴だ!

ネタのインサイダー取引! 仕込みはほどほどにね!


そして、なんでタカアシガニとって来ちゃったの!

チャーシュー仕込んで来ちゃったの!

これ、もう、麺から作るやつやんけ!


ネタの内容からお察しかと思いますが……筆者、ろふま○チャンネルかなりの頻度で見ております! 身体を張って大人になろうとする彼らの姿は、見るものを熱くさせるものがありますね! そして、守護神……ファーさま(神聖モテモ○王国)みたいな感じがしません⁉ そんなどうでもいいことを言いつつ、この後の展開が気になってしまった方は――ぜひぜひ応援コメント・評価・フォローなどよろしくお願いいたします。m(__)m

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