第712話 トマト料理を食べに行こう その5
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【登場人物】
鏡 だいさんじ所属VTuber 社長系VTuber
御旗楯無 だいさんじ所属VTuber DKVTuber
大洗湊斗 だいさんじ所属VTuber 天然ホストVTuber
躑躅館咲 だいさんじ所属VTuber トマトが苦手
【シチュエーション】
荒ぶる清水K介の畑とだいさんじの守護神。
その鋭い顎に目をつけられた御旗くんを神の怒りが襲う。
忠実なる僕(中学生とお嬢様)をけしかけられた彼らは、逃走を選択するのだった。はたして、神の怒りから逃げた場所で、彼らはなにを見るのか……ッ!
◇ ◇ ◇ ◇
鏡 「なんとか逃げ切った……か?」
躑躅館「社長! それフラグ! フラグだから!」
大 洗「ゾンビ映画だったら、背後からバクって襲われてるよ!」
「けどまぁ、これはゾンビ映画じゃないんだけれどね!」
御 旗「ったくよぉ、ただトマトを食べに来ただけなのに」
「なんでこんなハードな外ロケやらなくちゃいけないんだ」
「無人島生活ロケよりきっついよ……!」
鏡 「だいさんじは私たちを」
「いったいどういうタレントにしたいんですかね」
「時々、方向性が分からなくなります……!」
???「どういうタレントにしたいだ!」
「そんな綺麗な面を揃えておいて、そんなの決まってるだろ!」
???「だいさんじのイケメン男子を集めて」
「やることなんて……決まってるッスよねぇ!」
四 人「そ、その声は……ッ!」
御 城「呼ばれて飛びでて深夜出勤(おきまりの挨拶)」
「だいさんじの社畜&歴史系VTuber!」
「御城たてる! そして……!」
桃 山「同じく! だいさんじの歴史系VTuber!」
「京都うまれのはんなり狐顔男――!」
「桃山五両ッス! みなさん、今日もお疲れッスねぇ!」
四 人「うわぁ、めちゃくちゃ分かりやすいゲスト……!」
御 城「話は聞かせてもらった!」
「K介さんの畑で獲れた食材を使って」
「誰が一番美味しいトマト料理を作れるか」
「トマト王を決める決闘をするんだな!」
「ならばよし! この御城たてるが、実食係として参戦しよう!」
四 人「頼んでない! 頼んでない!」
桃 山「同じく、桃山も参加するッスよ~!」
「これでも自分、けっこうグルメッスからねぇ~!」
「下手なもん食べさせたら、許しまへんえ~!」
四 人「唐突に付けたような京都弁ぶっこんでくるな!」
「お前、ぜったいに京都人じゃないだろ!」
御 城「ということだ……!」
「磯野! デュエルの開始を宣言しろ!」
一二三「デュエル開始ぃいいいいいッ!!!!」
四 人「なんで自然にいるんだよ、麦畑さん!!!!」
御 城「ということでね、はい」
「運営から、お前らにちゃんと料理をさせろと」
「言われてやってきた御城でございます」
桃 山「うまい飯が食えるって聞いてやってきた、桃山っす」
一二三「気づいたらここにいました、麦畑で~す」
鏡 「御城さんはいいですよ」
「桃山さんと麦畑さんの来た理由がヤバすぎません?(白目)」
御 城「麦畑さんのは、ただの徘徊老人じゃんか」
「だめでしょお爺ちゃん! ご飯はもう食べたじゃない!」
「ほら、ケアマネージャーさんの言うことを聞きましょうね!」
麦 畑「誰がおじいちゃんだ! わしゃ、まだまだ現役じゃわい!」
「畑の面倒を見なくちゃならんのじゃ……!」
躑躅館「発言が完全に農家のお爺ちゃんなのよ」
「側溝に落ちてお亡くなりになったり」
「畑仕事中に発作起こして死んだりするタイプの」
「やだちょっと心配になってきた」
鏡 「躑躅館さん、あなたまさか……!」
大 洗「やめようぜ躑躅館! そんな生々しい話はさ!」
御 旗「どうしよう、どうせいつもの茶番なんだろうって言えない!」
「命をネタにするのはさぁ、よくないよ躑躅館くん!」
麦 畑「大丈夫じゃよ。ちゃんと、こまめに水分補給もするし」
「スマートウォッチで家族にバイタルチェックさせとるからのう!」
四 人「ハイテクだ! このお爺ちゃんハイテクだ!」
「コンピューターお爺ちゃんだ!!!!」
麦 畑「だれがサイボーグ爺ちゃんだ!」
「懐かしい漫画をご存じですね!」
「う~ん、小畑○先生の出世作!」
「シリアスからギャグまでいけるんだから」
「そりゃ人気になって当たり前ってものですね……!」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
みなさん、知ってますか? CYBORGじいちゃんG!
碁と死神と漫画の漫画で有名な先生が、書かれていたギャグマンガなんですよ!
僕はちょろっとしか読んでおりません!(けど名作だとか)
あんな美麗でストーリーもしっかりした作品を手掛ける先生も、最初はギャグ畑からはじまったんだ……と思うと、なんだか勇気がでますよね。そして、大場つぐ〇先生のネーミングについても説得力が出てきますよね!
いったい、誰モウひ〇しなんだ大場つぐ〇先生……!
(ちなみに筆者はラッキーマンが大好きです。ジャンプで一番読んだ)
次回! いきなりはじまるガチクッキング! 普段から料理する系のVTuberをうならせるのはなかなかに至難の業! そして、重箱の隅を突くお爺ちゃんまでいる始末! いったいこのお料理特番はどうなってしまうのか! そして、この三人が揃ってなにも起きないはずがないよな――と勘づいた方は、ぜひぜひ応援コメントなどよろしくお願いいたします。m(__)m




