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【二部完結】VTuberなんだけど百合営業することになった。  作者: kattern@GCN文庫さまより5/20新刊発売
番外編 アヒル・ラプソディ ~ママ、どうして……~
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第712話 トマト料理を食べに行こう その5

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○GCN文庫さま 商品ページ

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https://www.gamers.co.jp/pd/10794723/

【登場人物】

鏡      だいさんじ所属VTuber 社長系VTuber

御旗楯無   だいさんじ所属VTuber DKVTuber

大洗湊斗   だいさんじ所属VTuber 天然ホストVTuber

躑躅館咲   だいさんじ所属VTuber トマトが苦手


【シチュエーション】

荒ぶる清水K介の畑とだいさんじの守護神。

その鋭い顎に目をつけられた御旗くんを神の怒りが襲う。

忠実なる僕(中学生とお嬢様)をけしかけられた彼らは、逃走を選択するのだった。はたして、神の怒りから逃げた場所で、彼らはなにを見るのか……ッ!


◇ ◇ ◇ ◇



 鏡 「なんとか逃げ切った……か?」


躑躅館「社長! それフラグ! フラグだから!」


大 洗「ゾンビ映画だったら、背後からバクって襲われてるよ!」


   「けどまぁ、これはゾンビ映画じゃないんだけれどね!」


御 旗「ったくよぉ、ただトマトを食べに来ただけなのに」


   「なんでこんなハードな外ロケやらなくちゃいけないんだ」


   「無人島生活ロケよりきっついよ……!」


 鏡 「だいさんじは私たちを」


   「いったいどういうタレントにしたいんですかね」


   「時々、方向性が分からなくなります……!」



???「どういうタレントにしたいだ!」


   「そんな綺麗な面を揃えておいて、そんなの決まってるだろ!」


???「だいさんじのイケメン男子を集めて」


   「やることなんて……決まってるッスよねぇ!」



四 人「そ、その声は……ッ!」



御 城「呼ばれて飛びでて深夜出勤(おきまりの挨拶)」


   「だいさんじの社畜&歴史系VTuber!」


   「御城たてる! そして……!」


桃 山「同じく! だいさんじの歴史系VTuber!」


   「京都うまれのはんなり狐顔男――!」


   「桃山五両ッス! みなさん、今日もお疲れッスねぇ!」



四 人「うわぁ、めちゃくちゃ分かりやすいゲスト……!」



御 城「話は聞かせてもらった!」


   「K介さんの畑で獲れた食材を使って」


   「誰が一番美味しいトマト料理を作れるか」


   「トマト王を決める決闘デュエルをするんだな!」



   「ならばよし! この御城たてるが、実食係として参戦しよう!」



四 人「頼んでない! 頼んでない!」



桃 山「同じく、桃山も参加するッスよ~!」


   「これでも自分、けっこうグルメッスからねぇ~!」


   「下手なもん食べさせたら、許しまへんえ~!」


四 人「唐突に付けたような京都弁ぶっこんでくるな!」


   「お前、ぜったいに京都人じゃないだろ!」


御 城「ということだ……!」


   「磯野! デュエルの開始を宣言しろ!」



一二三「デュエル開始ぃいいいいいッ!!!!」



四 人「なんで自然にいるんだよ、麦畑さん!!!!」



御 城「ということでね、はい」


   「運営から、お前らにちゃんと料理をさせろと」


   「言われてやってきた御城でございます」


桃 山「うまい飯が食えるって聞いてやってきた、桃山っす」


一二三「気づいたらここにいました、麦畑で~す」


 鏡 「御城さんはいいですよ」


   「桃山さんと麦畑さんの来た理由がヤバすぎません?(白目)」


御 城「麦畑さんのは、ただの徘徊老人じゃんか」


   「だめでしょお爺ちゃん! ご飯はもう食べたじゃない!」


   「ほら、ケアマネージャーさんの言うことを聞きましょうね!」


麦 畑「誰がおじいちゃんだ! わしゃ、まだまだ現役じゃわい!」


   「畑の面倒を見なくちゃならんのじゃ……!」


躑躅館「発言が完全に農家のお爺ちゃんなのよ」


   「側溝に落ちてお亡くなりになったり」


   「畑仕事中に発作起こして死んだりするタイプの」


   「やだちょっと心配になってきた」


 鏡 「躑躅館さん、あなたまさか……!」


大 洗「やめようぜ躑躅館! そんな生々しい話はさ!」


御 旗「どうしよう、どうせいつもの茶番なんだろうって言えない!」


   「命をネタにするのはさぁ、よくないよ躑躅館くん!」



麦 畑「大丈夫じゃよ。ちゃんと、こまめに水分補給もするし」


   「スマートウォッチで家族にバイタルチェックさせとるからのう!」



四 人「ハイテクだ! このお爺ちゃんハイテクだ!」


   「コンピューターお爺ちゃんだ!!!!」



麦 畑「だれがサイボーグ爺ちゃんだ!」


   「懐かしい漫画をご存じですね!」


   「う~ん、小畑○先生の出世作!」


   「シリアスからギャグまでいけるんだから」


   「そりゃ人気になって当たり前ってものですね……!」



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



みなさん、知ってますか? CYBORGじいちゃんG!

碁と死神と漫画の漫画で有名な先生が、書かれていたギャグマンガなんですよ!

僕はちょろっとしか読んでおりません!(けど名作だとか)


あんな美麗でストーリーもしっかりした作品を手掛ける先生も、最初はギャグ畑からはじまったんだ……と思うと、なんだか勇気がでますよね。そして、大場つぐ〇先生のネーミングについても説得力が出てきますよね!


いったい、誰モウひ〇しなんだ大場つぐ〇先生……!

(ちなみに筆者はラッキーマンが大好きです。ジャンプで一番読んだ)


次回! いきなりはじまるガチクッキング! 普段から料理する系のVTuberをうならせるのはなかなかに至難の業! そして、重箱の隅を突くお爺ちゃんまでいる始末! いったいこのお料理特番はどうなってしまうのか! そして、この三人が揃ってなにも起きないはずがないよな――と勘づいた方は、ぜひぜひ応援コメントなどよろしくお願いいたします。m(__)m

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